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水瓶座の性格を知ろう★気になる性格、恋愛、行動パターン

水瓶座 性格

水瓶を右手で持ち、逆さにして水を流している少年の姿で描かれることが多い水瓶座。

この水瓶から流れていく水は、黄道12星座の次の星座に当たる魚座の口へ注がれています。

絶世の美少年でもあったガニメデの持つ水瓶を表したといわれており、水瓶座の英語名Aquariusは「水を持つ男」とか「水を運ぶ男」という意味を持っています。

そのため、水瓶座は、ガニメデに象徴される中性的なもの、そこから自由やヒューマニズムを表すと言われています。

そんな水瓶座の気になる性格、恋愛、行動パターンについてお伝えいたします。




水瓶座の物語

大鷲に連れ去られた美少年

オリュンポス山の酒宴の席で、いつもネクタル(神の酒)を酌する役ををしていたのは、ゼウスの娘ヘベ。

ゼウスとその后ヘラの間に生まれた娘です。

しかし、ヘベの結婚が決まったため、その代わりが必要になりました。

候補に挙がったのは、トロイ国の王子でガニメデ。

抜けるような白い肌にバラ色の頬と唇、とろけるような眼差し、どんな美女もかなわないほどの美しさで、まるで全身が金色に輝いているような美少年でした。

ガニメデの美しさにすっかり魅了されてしまったゼウスは、たちまち1羽の見事な大鷲に変身すると、彼の近くに舞い降り、羊の番をしていた彼を爪にかけると空高く舞い上がり、オリュンポス山へ攫ってしまいました。

そのとき、ガニメデが、手に持っていたのが、この水瓶だったといわれています。

寵愛を受け、天に昇る

驚くガニメデにゼウスは言いました。

「私は大神ゼウス。お前を怖がらせたことは謝ろう。お前が私のためにここにいてくれるのなら、お前には永遠の命、そして永遠の若さと美しさを与えよう。」

それからガニメデは、オリュンポス山の酒宴でお酌をつとめるようになり、ゼウスに深く寵愛されるようになりました。

その彼が天に昇り、水瓶座になったと言われています。

ちなみに、ネクタルとは、神々の食物アンブロシアとともに、蜜のように甘く、味わうものを不死にするとされた飲みものです。

そう、ガニメデが持つ水瓶から永遠に流れ続けているのは、水ではなくネクタルで、永遠の若さを約束するものなのです。

水瓶座の性格と行動パターン

穏やかで独創的な天才

神に愛されたガニメデに見られるように、水瓶座は、特殊な才能や天才的な知性を持つ人が多いと言われています。

異なる環境でも、しなやかに振る舞い、個性を尊重しヒューマニズムにあふれ、自由・平等・公正さを重要視する人が多いようです。

見返りを何も期待せずに、気前よく与え、周囲と調和することを好みます。性別にはあまり拘らず、男女の区分けなく仲良くなります。

また、神の飲み物ネクタルに象徴されるように、いつまでも若々しく好奇心旺盛で、ある意味型破り。独創的でオリジナリティあふれたものや、型に収まらない個性に惹かれます。

そのため、懐が深く、人間関係では、恋愛においても友情においても安定した精神を持っています。

エキセントリックでつかみどころがない

反面、独特の感覚を持つため、周囲に理解できない行動で、孤立しやすいのもこの星座の特徴。

感受性が強く、孤独に弱く、自分を認めて欲しい気持ちも強いため、度が過ぎると偏屈さに拍車がかかってしまうことも。

精神性を重視し、ユートピア主義でエキセントリック、日常の出来事より複雑な世界のメッセージのほうを好むために、望まない環境におかれると日常生活に適応できなくなる場合もあります。

いつまでも幼さが抜けず、正義感が強く、理想を好んで語るため、狼少年のように口先だけと信頼を失うシーンもあるでしょう。

公正で平和的なヒューマニストの反面、エキセントリックな精神主義者・・・それが水瓶座です。

水瓶座が幸せな人生を送るためには、神の世界においても適応して神々に愛されたガニメデのように、現実をきちんと理解しながら、周囲と調和していくことが重要と言えるでしょう。

水瓶座の恋愛

人間性を尊重してくれる

人間という存在を愛し、穏やかな感情を持っているため、明るく安定した関係を築きやすい水瓶座。

友人も多く、他の人と共有したがる傾向もあるため、世界も広がりやすく楽しいお付き合いができます。

何よりも自由でいることを好み、自分の行動や思考を自由にできることが大切なので、他人に対しても同じように人間性と個性を重視します。性別にかかわらず、個人を尊重してくれるので、束縛とも無縁。風通しのよい関係を築けるでしょう。

常識外れなヒューマニスト

反面、独創的で常識にとらわれないため、結果的に、不道徳なことをしがちなのもこの星座。

自分ではそのつもりはなくても、自分の思うままに行動し、不倫や二股などにもなりがちなタイプです。

決まり事にはほとんど興味がなく、むしろ常識外れなことを好みます。

また、見かけによらず、自分に自信がないので、その自分を認めて欲しがるため周囲を巻き込む傾向があります。だますつもりもなく、ただ自分を認めてくれる相手を求めて、結果的に浮気や二股、不倫など複数の相手を求めるケースも少なくありません。

感情的になることはほとんどなく、予測不能な事と既存の知識を結びつけて、頭で結論付けるため、感覚的なものは理解できず、特に、ウエットな女性には難しい相手です。

安定を求めつつ、団結が苦手という矛盾した性格を持つため、はたから見ると、勝手気ままな自由人にしか見えないことも多くあります。

そういう意味では、特に恋愛関係において、安定したメンタルを持ちながら、長期的な関係を築きにくいのも、水瓶座の特徴と言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

水瓶座が、幸せな人生を歩むためには、精神性だけではなく、現実にきちんと対応し、周囲に即した常識的な行動を心がけること、そして、自分の弱い面も知り自信を持って自立していくことが大切です。

また、水瓶座の彼/彼女、友人に対しては、独特の価値観や考えを持つ彼/彼女を理解して、その価値観や考えを尊重することが、なによりも重要です。

不安が強い傾向のある彼/彼女に対して安定した態度と安心できる言葉を常にかけることも必要かもしれません。

水瓶座やその周りの人たちが、幸運な人生を過ごすために、ぜひこれらを意識してみてはいかがでしょうか?

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