毎日毎日ルーティンワーク。マニュアルも出来上がり、自力で判断しなければいけないことなんて全くない。
そんな日々を過ごしていると退屈で何の刺激もない、そして無思考な状態になってしまします。このマンネリ化を防ぐにはどうしたらようでしょう?
通勤ルートを変える
実にシンプルな方法です。毎日当たり前に通り過ぎて、季節の花が咲いたのも気づかずに終わることも多いものです。
今はスマホアプリでナビ機能が付いているものも多いので、一駅二駅早く下りて歩いてみるのもいいかもしれません。ナビがあるといってもうっかり一本道をそれた、ということがないように周りをよく観察するはずです。
観察する、これが『おんなじようなこと』ではないものを見つけ出すために大切なことなのです。
いつも食べない料理を作ってみる
マンネリ化しやすいもの、その最たるものの中にある一つ、と言っていいでしょう。いつもの定食屋、いつもの喫茶店、いつものフレーバー…。お気に入りの安心して食べられるものがあるのは、リラックスに非常にいいことです。
けれどそればかりでは飽きてきてしまいます。外食ならば『いつも』と違うテイストのもの、エスニックであるとか、いつもイタリアンを食べてているなら立ち食いそばにしてみてもいいかもしれません。
普段やらないことをするだけで、失敗しないように注意力が喚起されたり、失敗して半分寝ていた頭が覚醒したりします。
中でも自分で作るのはとても大きな効果があります。手順を間違えたり、入れるべき調味料を忘れたり、作る順番を間違えて30分で作れたものが1時間かかったり。
この時、まずい! と思うと脳は一生懸命うまくできた時の記憶をさかのぼって探し始めます。思考力が戻れば、マンネリ化脱却はすぐそこです。
いつも読まない種類の本を読んでみる
小説をよく読む人ならノンフィクション、ライトノベルが好きならビジネス雑誌、いつもと全く違うテイストの本を読んでみてください。
いつも行く本屋ならいつもは立ち寄らない棚をじっくり見てみる、滅多に行かない本屋で気になる本のジャンルの棚を探してみる、いつもは視界に入っていなかったものが見えてきます。
そこで気になるタイトルがあれば、あなたに新しい世界、新しい考え方に出会うきっかけをつかむチャンスです。
シャンプーやせっけんを変えてみる
いつも銘柄が決まっているのなら、これを変えてみるのもいい方法です。髪の指通りが変わったり、洗い上りがしっとりして感じたり、『いつも』と違うとその感触が気になります。
不愉快なら少しでも使い心地が良くならないかとボディミルクを塗ってみたり、すっきりしないなら、スポンジをブラシにしてみたりと手持ちで『工夫』する気持ちが出てきます。
なんとなく、適当でいいや、そう思ってしまうと効果が出てきませんが。
手持ちの服とテイストの違うものを1枚だけ買う
全くファッションに興味がない人にはピンとこないと思いますが、テイストが違う服を1枚だけ、というのはコーディネイトに迷うものです。
浮かないように、同じものばかり着ているという印象を与えないように着まわそうと思うと、小物も含めて工夫しないとうまくまとまりません。
マンネリだった服装に風穴を開けるには、有効な方法です。
まとめ
いかがでしたか?
マンネリ化を防ぐ、それは
意識を明瞭にもつこと
です。
退屈、マンネリ、それは脳が刺激を求めているから感じることです。意識的に何かを始めるにも集中力が起きない、そんな人には五感を刺激することをお勧めします。
・土地勘のない道
・食べなれない味
・読みなれない文体
・嗅ぎなれない香り
・着なれない服
一つ一つは些細なことですが、同時に起こると随分と違和感を感じる人も多いはずです。
頭の体操とよく言われるクロスワードも、慣れている人からすると、頭をそんなにひねらなくても言葉がすぐに『見える』そうです。
慣れたことには脳はすぐに動き出します。社会人になってそれなりの時間を過ごした人は、寝不足の頭のままで仕事をしてもミスが起こらなかった、という経験があるあるものだと思います。そうやって順応性の高い人はどうしても『似たようなこと』を繰り返しているだけに思えるてくるでしょう。
新しい経験をやりなれた物事に還元するのも、新しい進歩をもたらしてくれます。マンネリ化したな、と思ったら逆に新しく舵める事がとても新鮮に感じられるはずです。
なにか手を付けずにいたことを始めるチャンスだと思って、脳を活性化させるためにも五感を刺激してください。