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【夢占い】エレベーターの夢の意味とは?診断10パターン

夢占い エレベーター

夢占いで、エレベーターが象徴するものとはなんでしょう?

エレベーターは、箱状になった鉄の塊が上下するもので、自分が今どの位置にいるのか中からは見えません。

周囲の様子を見ながら移動できるエスカレーターとは違い、エレベーターは周囲が見えない分、高速で上下できます。

高速な分、エレベーターはエスカレーターより危険度が高く、一度入って降りてみたらまったく違う場所に行っていたということもありますし、事故が起きたら悲惨なことになります。

移動手段としては優れていても、周囲が見えず危険度が高いエレベーター。

自分の置かれている状況が分かりにくく、思わぬ場所に運ばれていたり、行きたい階に留らなかったりするエレベーターは、夢占いでも、状況判断ができにくい状態に置かれていること、自分の思った場所に着かない可能性があることなどを暗示します。

密室になるため、そこで秘密のやりとりが交わされることもあり、犯罪に巻き込まれたりもします。

ユーチューブなどでエレベーター事故のショッキングな映像がアップされていたりしますが、密室、高速移動など危険なことが起きやすいのも、エレベーターの特徴と言えるかもしれません。

一方で、垂直に上下するエレベーターは、目的地へ最短距離で移動でき、一気にステップアップすることができる可能性を示します。

危険、密室、飛躍、様々な暗示を秘めたエレベーターの夢占いは、解釈も多様に広がります。

エレベーターの夢は、あなたに何を知らせようとしているのでしょうか?




エレベーターに異性と乗る夢

夢の中でエレベーターに異性と乗る場合、夢占いでは一緒に乗った異性があなたと何か大事なことを分かち合う可能性を暗示しています。

密室でかつ高速で移動するエレベーターや、何か事故が起きたとき、何時間も閉じ込められたりする可能性もあり、そこで何が起きても外部と連絡が着きにくい状態になります。

異性と乗っていてエレベーターが高速で上下する夢は、二人の関係があまり公表できるものでもなく、激しい性行為を象徴することがほとんどでしょう。

恋に溺れていて、周囲がよく見えていないことも示してします。

エレベーターに異性と密室で閉じ込められる場合の夢占いも、何か異性とのトラブルで、抜け出そうにも抜け出せないトラブルに巻き込まれる暗示です。

異性と二人で乗っていて、目的地に一緒に降りる場合は、二人の愛が急速に育まれて昇華する暗示です。

ただし、やはり周囲がよく見えていなくて、二人で閉じこもりやすい状況になっていること、客観的な視点を失っていることなどを暗示しますので、注意してください。

恋には適度な秘密も必要ですが、あまり密室度が高いと幸福とは言えない結末になりがちです。

映画『危険な情事』では、エレベーター内の過激な性行為が原因で、すさまじいことに発展します。

秘密度が高いと揮発性が高く、一気に爆発することもありうるので、気持ちを抑制しながら進んでください。

エレベーターが下降する夢

夢の中でエレベーターが下降する場合、夢占いでは、文字通り運気が下降することを暗示することがほとんどです。

急降下して怖いと感じたり、ボタンを押しても止まらなくて下降し続ける場合は、とくに自分でも止めようがないほどの運気の落ち込みに遭遇することになるかもしれません。

下降が穏やかで、ゆったりと目的地に着く場合は、自分が進めていたことがちょうどよい着地点に到達する暗示ですので、恐れる必要はありません。

ポイントは、

・目的地に着けるかどうか

・下降するエレベーターで恐怖心を感じるかどうか

に拠ります。

下降するエレベーターの夢を見たとき、その二つに注目しながら占ってみてください。

エレベーターが急降下する夢

夢の中でエレベーターが急降下する場合は、夢占いでは、運勢ががらりと変わって、狭間に落ち込んでしまう暗示です。

吉夢か凶夢かは、恐怖心を感じるかどうかがポイントですが、どこまでも際限なく下がっていく夢は、何か社会的な土台を失うような不安感を示していることがほとんどでしょう。

意識していなくても、職を失うのではないか、大事な人を失うのではないかという恐怖心が見させている夢とみていいでしょう。

ただし、潜在意識には『現実とかけ離れていることを夢で見せてバランスを取る』という重大な役割がありますので、一概に凶夢とは言えません。

今現実があまりにも幸せなとき、それを失う恐怖がこの夢を見させる場合もあります。

現実がうまくいっていない場合、さらに運勢が落ち込むことも考えられます。

もし急降下してもどこかに着地するのであれば、ハードランディングでもなんとかなることを示します。

地下にどこまでもどこまでも降下していく場合は、現実とリンクしているというよりも、死や別離の根源的な恐怖が夢に出て来たとみていいでしょう。

落ちる夢は人類が共通して見る夢です。

恐ろしい夢ですが、現実に何かが起きるというよりも、人類の共通の恐怖心が見させる夢として捉えましょう。

エレベーターが落ちる、ということに関しては、『土台を失う』という暗示にもなりますので、まれにリストラや配偶者を失ったりすることも考えられます。

確率はあまり高くありませんが、少し心積もりが必要かもしれません。

エレベーターが故障する夢

夢の中でエレベーターが故障する場合、夢占いでは、アクシデントの暗示と見ていいでしょう。

いずれも自分の意志でどうにかできるものではなく、外部的な原因で身動きできなくなる可能性が高いです。

エレベーターが止まってしまうようなら、事態がこう着状態に陥り身動きできなくなることを示します。

ボタンを押しても押しても下降し続ける、または、上昇し続ける類いの故障なら、事態が完全に自分のコントロールを離れてしまっていることを示します。

その事態がどのような種類のものかは、乗っている人の様子で占うことができます。

落ち着いて救助を待っているようなら、状況の変化に十分対応できることを示し、パニックになって助けを求めているのであれば、かなり差し迫った状況に対応が間に合わなくなる恐れを暗示します。

故障が人命の危機を伴うようなら、その事態はかなり危険度の高いものであり、十分な警戒が必要です。旅行などは避けたほうがいいでしょう。

ただし、どこまでも落ちていく夢の解釈と同様で、『落ちる』夢は死や老衰など人類の根源的な恐怖のあらわれのことが多いので、心配する必要はありません。

むしろ、『上昇し続けてとまらない故障』のほうが危険度が高く、人に担がれてひどい目に遭うとか、今まで調子よくいっていたのが一転して暴走状態になるなどの暗示になります。

せっかく潜在意識が夢を通じて危険を示してくれているので、常に足元を確かめ、着地点を意識して行動するようにしましょう。

エレベーターが止まらない夢

夢の中でエレベーターが止まらなくなる場合、夢占いでは、あなたの知らない間に事態が進行していて、それに振り回されることを示しています。

エレベーターは密室であり、外の状況が見えません。

そのため、振り回される度合いも高く、自分で状況を確かめながら動けないことを示しています。

外部との連絡も取ることが難しく、ただされるがままになっているしかないもどかしさを示している場合もあります。

いずれにしても、着地点は必ずあるものですので、もしトラブルに巻き込まれてもあまり動き回らず、なるようになるぐらいの気持ちで静観してもいいでしょう。

ひょっとしたら以前よりずっとよい状況に連れて行ってもらえる可能性もありますので、ゆったりと落ち着いて周囲が急展開するのを客観的に眺めてみてください。

思わぬ進展が望めるかもしれません。

上下するエレベーターの夢

夢の中で上下するエレベーターが出て来た場合、夢占いでは、主に性行為を意味します。

性行為のスリルと興奮のほかに、周囲の動きが激しく気持ちがついていかないことや、安定感のない状態を示します。

上下するエレベーターを快適に思っている場合は、性行為の喜びを主に示し、上下するエレベーターを不安に思っている場合は、自分の状況を把握できない漠然とした不安を示します。

とくに密室性の高い一般のエレベーターであれば、不安の度合いが高いことを示し、ガラス張りの高速エレベーターに乗っている場合は、外の刺激を受けずゆったりと状況を見渡して余裕があることを示しています。

上下動のスピードが激しい場合は、とくに性的な喜びが深いことを示し、スピードが不安になる場合は性行為に溺れたり、漠然と異性に対する恐怖心を示すこともあります。

この夢を見たときは、異性関係に少し慎重になったほうが後々のトラブルを防げるでしょう。

性行為の充実は人生にとても大事ですが、それだけに比重を置くのはとても危険です。衝動的にならないようにしましょう。

上昇するエレベーターの夢

夢の中でエレベーターが上昇する場合、夢占いでは、そのまま運気の上昇をあらわすことがほとんどでしょう。

ただ、その進展があまりにも速く、気持ちがついて行っていない可能性もあります。

運気だけ上昇しても、受け止める準備ができていない場合は、かえってトラブルに巻き込まれることになってしまいます。

たとえば、突然高額宝くじに当たったりした人が、のちに仕事を失ったり、多額の借金を抱えたりしてしまう例がそれに当たります。

そして、高額当選者のほとんどが、当選金を数年のうちにきれいに使い果たし、当選金をもらう前よりも貧乏になるのです。

どんな幸運も、運気の上昇も、それを受け止める準備のある人間だけに幸運をもたします。

幸運が訪れたとき、それをしっかりとキャッチできるように、日ごろから幸運を受け取る『器』を広げておくことが必要です。

人の器がその幸運に見合っているかどうかは、実は簡単にわかります。

たとえば、誰かが素晴らしいチャンスを掴んだ、と聞いて周囲が、『あの人だったらわかるわ~』と言われるのが、その幸運の器にふさわしい人である、ということです。

そして、冷静に見てみると、誰かが幸運をつかんだときは、誰もが『あの人なら当然やるだろう』『やっぱりね、いつかはそうなると思っていた』と納得するものです。

幸運の器をつくるのが先か、幸運が来てから器を広げるようと努力するのが先か、それは謎ですが、結局、人は自分の器に入る出来事しか起きないのです。

今のあなたは、運気が急上昇してそれをすぐ捕まえることができますか?

少し振り返ってみましょう。

受け止める準備ができている人には、この夢を見た場合、運気上昇が約束されています。

エレベーターに乗れない夢

夢の中でエレベーターに乗れない場合、夢占いでは、二通りの夢診断ができます。

ひとつは、乗ろうとしても物理的に乗れない場合。入ろうとしたら扉が閉まったとか、人がいっぱいで乗れない、人に追い出されるなどです。

もうひとつは、中に気味の悪い人が乗っていて怖くて乗れないとか、足がすくんだり、恐怖心が原因で乗れない場合です。

まず、物理的に乗れない場合には、あなたが何かから取り残される可能性を示していたり、取り残される恐怖がこの夢を見せたと考えていいでしょう。

エレベーターは目的地に垂直移動で運んでくれる乗り物であり、しかも外的な操作によって持ち上げられるものです。

人が何か、ある種の武器を使って移動しようとするのを見て焦ったり、人を押しのけてでもそこに入り込もうとしている姿が連想されます。

実際、周囲からあなたがそういう目で見られている可能性もあります。

ズルいやり方で得たものはすぐに掌から零れ落ちると考えましょう。

エレベーターで昇ろうが、階段で昇ろうが成果は同じです。

成果を得るのに地道な努力をすべき、と夢が教えてくれていると気持ちを切り替えましょう。

一方で、足がすくんで乗れない、恐怖心があって乗らないなどの夢は、目の前にチャンスがきたときにうまくつかめない不安を示しています。

この夢は、むしろチャンスがやってきていることを示し、そこに飛び込む勇気だけが必要なことを暗示しています。

チャンスの扉は、躊躇しているうちにすぐに閉まってしまいます。

未知の世界に足を踏み入れることは恐ろしいものですが、そこには新しい景色が広がっていますので、一歩を踏み出す勇気を持ってください。

いずれにしても、何かを掴もうとするには、絶え間ない努力とほんの少しの勇気が必要です。

エレベーター自体がチャンスを示しているとも解釈できるので、そこにゆったりと乗り込む余裕と自信を持って進んでください。

エレベーターが怖い夢

夢の中でエレベーターが怖いと感じる場合、夢占いでは、変化に対応できないのではないかという不安や、自分では気づかないところで何か重大な決定がされているという不安を示します。

とくに、エレベーターに乗っていて怖いと感じる夢は、日常生活が窮屈で、何が起きるか予測がつかないことへの苛立ちや不安をあらわしていると見ていいでしょう。

私もたまに見る夢ですが、ボタンを押していないのに勝手にエレベーターが限りなく下降して、気が狂いそうに恐ろしかったのを覚えています。

人はもともと自分が知らない間に誕生して、いつどこでどんな形で人生を終えるのかもわからず生きています。

そして、明日、いや、数秒後には何か突発的なことが起きるかもしれません。

人生は、大海をコンパスも持たずに航海するのにも似ており、どこでどんな出来事に出会うかはわからず不安なものでありつつも、またわからないこそスリリングでおもしろいといえます。

夢の中でエレベーターが勝手にわたしたちをどこかへ運んで、怖い、と感じても、少し見方を変えてみてください。

予想もしない場所に連れて行かれることは、そんなに恐れることでもなく、むしろ、ワクワクすることではないでしょうか。

これから起きる出来事を楽しみに、歩んでいってください。

エレベーターが揺れる夢

夢の中でエレベーターが揺れる場合、夢占いでは、今あなたの足場が揺らいでいることの暗示です。

何か新しいことをはじめたり、環境が変わったということはありませんか?

それとも、何かに誘われて、一歩を踏み出そうとしていませんか?

エレベーターは、ワイヤーによって吊りさげられた箱が上下して人を目的階層に運びます。

地続きの場所にいるわけでもなく、吊り下がった状態、本来の目的地ではなく、そこへたどり着くための中継点に過ぎないことなどを考慮すると、エレベーターには不安定さがつきまといます。

どこか違う場所に進むたび、本当にこれで良かったのか、もっと違う目的地があったのではないかなど、迷ったり、ためらったりする気持ちがこの夢を見させていると見ていいでしょう。

人はどんな選択をしても、100%後悔しないということはありません。

移動する途中どんなに躊躇しても、目的地に着いてみれば、また新しい世界が広がります。

今は変化の過渡期として乗り越えていきましょう。

まとめ

エレベーターの夢、いかがでしたでしょうか。

私は昔、このエレベーターの夢をよく見ていました。

押してもいない階層にグングン進んで、限りなく落ちていく夢で、着いたところはきっと霊安室と連想して、恐ろしさのあまり目を覚ましていました。

そのころ、いろいろな環境の変化に見舞われ、身内の不幸も重なったりして、人生のはかなさや不安、恐怖心がこの夢を繰り返し見させていたのだと、今では思います。

最近は、エレベーターの夢はご無沙汰です。

多分、『自分ではコントロールできないところでわたしの人生は形作られ、それを発見していくことが楽しい』『先が見えないからこそおもしろい』というふうに思えてきたからでしょうか。

今では、怒りとか悲しみとかマイナスの感情でも、『こんなところに隠れていたの? 』とずっと昔に離れてしまった友達に出会うような気持ちで受け入れることができます。

受け入れても受け入れても湧いてくる感情のありかはどこなのか、それを探っていく過程そのものが『人生を発見する旅』なのではないかと、おぼろげながら感じています。

エレベーターの夢を見なくなった代わりに、今度は津波の夢を毎晩と言ってもいいほど繰り返し見るようになりました。

津波の夢とお別れするころには、もうひとりの自分である潜在意識ともっと深く友達になれているかなあ、と期待しています。

夢を見てその意味を考えることで、人は自分と仲良しになれます。

この夢占いが、その一助となることを心から願っています。

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