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やらないことリストの方が、やることリストより重要!作る時の6つの注意点

『やることリスト』はよく聞きますが『やらないことリスト』は意外に知られていません。

今回はこの”やらないこと”をリスト化する事で仕事をより良く行なう方法について紹介していきます。




いつ作るか、最初でしょう!

やることをリスト化することは大変重要ですが、それは時間を使う事ばかりを決めているので、現在の時間活用の中に、何でもかんでも詰め込んでしまい結果的に、やることてんこ盛りという事になり、パンクしてしまいかねません。

時間は限られているので、時間を使う為には生みだすことにも目を向ける必要があります。その為には、省いてよい事。

つまり、やらない事を考える必要があります。やるべき事に、より集中する為に事前にやらない事を決めておくのです。やることリストを作成するのと同時にやらないことリストも作成しましょう。

優先順位をつける

やらないことリストの作り方は、まず自分の仕事や生活を振り返ってみて、やらなくてもよい事を洗い出してみます。洗出しが完了した段階で、優先順位を付けていきます。

この時重要なのは、占有する時間と自分との関りです。よく、勉強時間を多くするためにゲームが占有する時間が長いので、ゲームを禁止すると考えたとします。

確かにこの考え方は有効かもしれませんが、ゲームを禁止した事により、そのストレスから勉強の効率が上がらずかえってよくなかったという事が起こってしまう可能性があります。

自分との関りをよく考慮して占有時間を短くするなどの運用ルールを優先順位に盛り込んで置く事が必要になります。

やらないことに”今は”をつけて考えてみる

やらないことには2種類あります。1つは必要でないからやらない。ということと、必要かもしれないが今ではない。ということです。

勿論、前者の方はやらなくてもよい事ですから放置しておいても支障はありませんが、後の方は、必要とは認識しているが今のタイミングではない。というだけなので長い目で見るとやらなくてはいけない項目です。この2つを区分して考慮する癖を付けておきましょう。

今は必要ないけど行なわないといけない事はリスト化した事で、おざなりになってしまったり、リスト化したこと自体に満足してしまう人がいるかもしれません。

今はやらないリストには、自分を自己成長させる項目が記載されてしまう場合が多いので、タイミングを見て見直し、必ず”やることリスト”に移行させていく認識を持ちましょう

脱完璧主義になる

やること、やならいことのリスト化は一見、仕事を完璧にこなす為の必要アイテムのように考えてしまうかもしれませんが、そうではありません。やることにはスピードやタイミングが要求されるものが少なくありません。

完璧を目指すあまりにスピード等を軽視してしまうとその仕事自体、意味がないものになってしまう可能性があります。その観点でいうと、まずやらないことの筆頭に来るのは、なんでもかんでも完璧に!という考え方を止めることかもしれません。

これは、全てにおいて手を抜けという事とは違います。時間内で最良のモノを構築するという認識を持ちましょう。

目的の変化に対応させる

スケジュールやリスト化は問題ないのだけど・・・なかなか継続が。そう考えている人も少なくないはずです。

継続が思うように行かない方は、振返り日記(週でも月でも可)を作成してみるのも方法の1つです。この日記には、やることリストの進捗状況と見直しを中心に行います。その状況に応じて、やらないことリストも見直す可能性も生じてきます。

やることの進捗は、なるべく具体的に成果を数字や時間で記載しておきましょう。日々の成果を意識することで、取組みの度合いも変わってきます。

キッカケをやることリスト化してみる

やることリストもやらないことリストも大きな仕事単位でリスト化していくと、その先のハードルの高い部分まで、イメージしてしまいかえって手がつかなくなる。という方もいらっしゃるかもしれません。やること、やらないことの優先順位の上位には、ハードな仕事が並ぶ傾向にあるからです。

そこで、仕事そのものでなくて、その仕事をやる為のキッカケをリスト化してみるのも良い方法です。

例えば、○○について企画書を作成する。という仕事そのものを思い浮かべると、次々にやらなければいけない事をイメージしてしまい、結局、とっかかれないケースが生じてきます。

そうではなくて、企画を作成するそのキッカケである○○についてインターネットや文献でリサーチする。というとっかかりをリスト化するのです。そして、仕事をとりあえず進めてみる。そうして、仕事に勢いをつけていくのがこのリストの目的です。

注意しないといけないのは、インターネット等でリサーチしながら『この先に・・・』と、先をあまり意識しないことです。仕事の最大のハードルにとりかかるまで。という人には是非、お試し頂きたいリストです。

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