皆さんは、『リア充』という言葉をご存知でしょうか？
リア充とは、リアル（現実）が充実している人を指す言葉です。また、本来は交友関係が充実していたり、充実した日々を送っている人という意味で使われていましたが、一部では恋人のいる人という意味で使われることもあるようです。
この言葉は、元々インターネット上でオタク趣味のある人々によく使われていましたが、最近ではそうした人だけでなく、広く使われるようになりました。
リア充の対義語として使われるのが、非リア充です。リア充がどのようなものかを知っていれば、非リア充がどのようなものなのかも安易に想像がつきますよね。オタク趣味を持っている人々を非リア充だと思われる方もいるかもしれません。けれど、非リア充はオタク趣味を持っている人だけを指すものではありません。
自分はオタクではないから非リア充ではないと思っていても、振り返ってみると実は自分も非リア充に当てはまるなんてこともあります。
あなたは、本当にリア充なのでしょうか。それとも、非リア充なのでしょうか。今回は、非リア充度をチェックしてみましょう。
友達は多い！ だけど心を許せる友達はいない
リア充は、現実での生活が充実しているもので、リア充と呼ばれる人には、友達が多い場合がよくあります。
しかし、友達が多いからといって全ての人がリア充であるとは限りません。友達が多かったり、多くの人の連絡先で携帯電話のアドレス帳が埋まっていても、その中に本当に心を許せる人はいるのでしょうか。
ワイワイと騒いで食事をしたり、お酒を楽しんだりする仲間であっても、その人達全員に心を許せるわけではないでしょう。本当の友達というものは、なかなか見つからないものです。
自分には友達が多いからリア充であると思っている人は、その友達の中に本当に心を許せる友達がいるのかどうか考えてみましょう。
恋人がいる！ だけど、恋人がいるという事実に満足しているだけ
恋人がいると、生活に張り合いが生まれます。
仕事で疲れていても、夜、電話で恋人の声を聞くだけで元気になり、『明日も頑張ろう』と思えたり、恋人とのデートを楽しみに毎日を頑張ることだって出来るでしょう。恋人という存在は、とても大きなものなのです。
また、一部では恋人のいる人をリア充と呼ぶこともありますから、恋人がいれば非リア充ではないと考えることも出来ます。恋人を一人の人として本当に好きで付き合っているのならば、非リア充ではありませんが、そうでない場合は要注意です。
相手のことを本当に好きだというわけでもないのに付き合うということは、若い世代に多く見られます。
例えば、親しい友人に恋人が出来たことで、自分だけ置いてけぼりになった様な気がして焦って恋人を作ったり、ただ寂しさを紛らわせるためやステータスの一部として恋人を作ったりすることもあるでしょう。
こうした場合には、いくら恋人がいても、そこにある愛はいびつなものです。したがって、リア充と言い切ることは出来ません。恋人がいるから自分は非リア充ではないと安心している人は、本当に恋人を愛しているのかどうか自分の心に問いかけてみましょう。
予定は沢山！ だけど趣味が無い
スケジュールが仕事以外真っ白だと、もの寂しい気分になります。リア充は現実の生活が充実していますから、予定も多く入っている場合が殆どです。しかし、予定が詰まっていてもリア充ではない場合もあります。
友達との食事や飲み会、誘われたから行く映画やレジャー。これらは立派な予定ではありますが、もしもこの予定が全て無くなった時、あなたは空白になった時間をどう過ごすでしょうか。
本物のリア充は、何も予定が無くなった時でも、自分だけの時間を楽しめる人です。自分の趣味があれば、空白の時間も趣味に打ち込むことが出来ます。しかし、趣味を持っていないと、スケジュールに空白が出来た時に焦ってしまいます。
予定が沢山あっても、自分の趣味が無ければ本物のリア充とは言えないのです。
流行には敏感！ だけど自分のこだわりが無い
グルメ、ファッション、メイクなど世の中にはいつでも新しい流行が生まれています。こうした流行に敏感で、最新の流行をいち早く取り入れていると、人からお洒落な人だと思われたり、一目おかれたりします。
ですが、流行に詳しくても実はリア充と言えない場合もあります。それは、自分のこだわりが無い場合です。自分のこだわりというものが無く、流行にばかり囚われていると、流行を取り入れることは出来ても、いつでも流行に振り回されてしまいます。
また、流行によって意見がころころ変わっていると、イメージダウンも招きます。
流行を取り入れることも大切ですが、本物のリア充であるためには自分自身のこだわりを持つことも大切なのです。