毎日、ストレスばかりで気持ちが押しつぶされそうになる。
鼻歌歌いながら仕事しているあの人は、ストレス感じていないの?
ストレスばかりを感じてしまう自分をどうにかしたい!!
そうですよね。ストレスって心をむしばんでいきますよね。
そんなあなたに、ストレスフリーを身につける方法をお教えします。
ストレスをためる人とためない人では、ほんのちょっとの違いがあります。
ストレスをためない人の行動や考え方を少しずつ取り入れていくだけで、今までのストレスだらけの日常が嘘のようにパッと晴れわたります。
毎日が晴れた空のように、心もスッキリしちゃいましょう。
今からできるストレスフリー習慣をお伝えしますね。
ストレスの感じかたは人によって違う
ストレスは簡単にいうと、心や体にかかっている圧力です。
ストレス全体が心と体にダメな影響を与えるのではなく、実際にはストレスを乗り越えることで心が成長し、体も健やかになっていくのです。
しかし、それはあなたにとって乗り越えられる程度のストレスの場合です。
あなたにとって到底乗り越えられないストレスであれば、それは単にあなたを圧迫している重い荷物にすぎません。
そして、同じストレスでも人によって感じかたが変わります。
ある人は、大したことないと思っていても、あなたには大きな圧力に感じることもあるのです。
さらに、同じ人でもストレス精神状態や身体の状態によって同じストレスでも感じかたが変わります。
簡単にいうと、気持ちや体が軽やかならば多少のストレスも強く感じないのです。
もし、あなたが何でもストレスに感じてしまうなら、ものごとの捉え方を変えてみるのが一番早い方法です。
ストレスをためやすい人の特徴的な考え方をまずはみていきましょう。
ご自分と照らし合わせてみてくださいね。
ストレスをためやすい人の8つの特徴
まずは、ストレスをためやすい人の特徴をみていきましょう。
1.免疫力が弱い
すぐに風邪をひく、体調が悪くなりやすい人、つまり免疫力が弱い人はストレスをためやすい状態です。
体の防御力が強くないと外敵から身を守るための力が弱いので外からの刺激に過剰に反応してしまうのです。
2.過去を悔やむ
未来よりも過去の落ち度を悔やんでいるとストレスをためやすくなります。
未来をみることよりも、過去への後悔ばかりを思ってしまう心がストレスをより強く感じさせてしまうのです。
3.細かいことを気にする
自分のこともそうですが、細かいことを気にする人はストレスをためやすい人です。
多くの人と割り勘で食事した時に、1円単位で計算する人に多いです。
4.悲観的に捉える
物事を悲観的に捉える人はストレスをためやすい人です。
仕事などで心配して「大丈夫?」と声をかけてもらったのに、「自分のやり方が大丈夫なのか心配されている。」と捉える人がストレスをためやすいのです。
5.ないものを数える
自分が持ってないものばかりを数える癖がある人は、ストレスをためやすい人です。
あの人はこれを持っているのに、自分は持ってないとないものばかりに目がいっている時点でストレスをすでにためています。
6.すぐに返事をしない
質問された時やLINEなどの返事をすぐにしない人は、周囲の反応ばかりを気にしています。
後悔しない返事をしたいと思うばかりに返事が遅くなるのです。
相手が正しいと思う返事をしなくてはとストレスをためています。
7.自分だけが頑張っていると思っている
自分だけが誰よりも頑張っていると思っている人は、ストレスをためやすい人です。
全てを自分中心で考えているので他の人の苦労などみえないのです。
8.待てない
自分のタイミングでしか物事をみれずに、自分以外の人の返事や行動を待てない人はストレスをためやすい人です。
常に自分が待っている、待たされていると思い込んでいるのです。
ストレスをためやすい人の特徴を8つみてきましたが、あなたにはいくつ当てはまりますか?
当てはまるものが多ければ多い程、ストレスをためやすい人となります。
では、どんな人がストレスをためない人なのでしょう。
次は、ストレスをためない人の特徴をみていきます。
ストレスをためない人の8つの特徴
不思議とストレスをためない人っていますよね。
ストレスをためない人には、共通する特徴があります。
1.自分の限界を知っている
ストレスをためない人は、自分の限界を知っています。
その限界を超えすぎないように心得ているのです。
もし超えてしまった場合は、自分が新たな境地を開いたと喜ぶのです。
2.細かいことを気にしない
ストレスをためない人は、細かいことを気にしません。
先ほどの割り勘を例にすると、ストレスをためない人は人より多く支払い、他の人が負担にならないようにします。
ある意味、人より多く払うことでストレスを発散しているのです。
3.持っているものを数える
ストレスをためない人は、自分にないものを数えません。
数えるのは、自分が今持っているものです。
自分はこんなにたくさんの物や人に恵まれていると捉えるのです。
4.病気に強い
ストレスをためない人は、病気に強いのです。
実際に免疫力が人より強いことがわかってきています。
自分を無意識で守っている力が強いため、普段から心も体も強くいられるのです。
5.視野が広い
ストレスをためない人は、視野がとても広いです。
捉え方だけでなく、自分になかった考え方や意見にも「そんな考え方があるのか。」と納得します。
もし意見が食い違っても気にしません。
人それぞれ意見が違うのが当たり前だと思っているのです。
6.楽しみをみつける
ストレスをためない人は、辛い状況にいてもその中で楽しみをみつけます。
嫌な仕事でも、ピンチがきてもその中に光をみつけるのがとても上手なのです。
7.人のためになるのが好き
ストレスをためない人は、人のためになるのが好きです。
自分以外の人の役にたつことがあると嬉しく思います。
自分が得られなくてもそれを損したとは捉えず、他の人が喜んでくれたと嬉しく思うのです。
8.過去を悔やまない
ストレスをためない人は、過去を悔やみません。
過去に大きな失敗をしてもそれを汚点と捉えずに、一歩成長するための糧だと捉えます。
過去より未来を向いて生きているのです。
ストレスをためない人の特徴で当てはまるものはありましたか?
ひとつでも当てはまるものがあるのなら、ストレスをためる人からためない人になるのは簡単です。
では、今からすぐにできるストレスをためない人になる方法をみていきましょう。
ストレスをためない人になる5つの方法
ストレスをためない人になる方法を、できるものから身につけてみましょう。
1.ストレスをしっかりと受け止める
ストレスだと感じたら、それをスルーせずにしっかりと受け止めましょう。
自分がどうしてそれをストレスだと感じるのかを受け止めることはとても大切です。
何が嫌で、どう辛いのか、それを受け止めることができたらあなたは変われますよ。
2.辛い時は話を聞いてもらう
どうしても辛くて、自分の中だけでは消化できないような状態の時には、話を聞いてもらいましょう。
この時には、自分と普段関わりのない人に聞いてもらうのが一番です。
カウンセリングでも占いでも構いませんので、誰かに自分の気持ちを聞いてもらったと思うことが何よりも大切です。
吐き出すことは、ストレスをためない人になるためにも大切な作業です。
ただし、聞いてもらう時間はきっちり決めて、聞いてもらったらあとに引かないように心がけてみましょう。
3.他の人を褒める
ささいなことで良いので他の人を褒めてみましょう。
最初は照れ臭いかもしれませんが、褒められたほうはずっと覚えてくれています。
優しい言葉をかけてもらったと嬉しく思うのです。
そして、あなたのことも褒めようとしてくれるのです。
この良い気の連鎖があなた自身ストレスをためない人にしてくれます。
4.人の良い部分をマネする
やってもらって嬉しかった、良かったと思うことがあれば、そのマネをしてみましょう。
最初は、他の人のマネでもいつの間にか自然と身についてきます。
良い事をすれば、良い事がかえってくるので、ストレスためない人になるにはかなりお勧めです。
5.自分にご褒美をあげる
毎日、少しだけで構いませんので頑張ったご褒美をあげましょう。
チョコを食べる、ボディソープを多く使うなんてことでも構いません。
自分にご褒美をあげたと思えることが大切なのです。
意外と難しくないことばかりですよね。
早速、今日から始めてみましょう。
ストレスをためる人、ためない人の2つの事例
わかりやすくするために、ストレスをためる人とためない人の事例を紹介します。
1.ストレスたまりまくりの人
いつもスーパーでみかける人なのですが、まさにストレスためるのが趣味なのかな?と思う人います。
買い物をしている時には、ぶつからんばかりに買い物カートを動かし、自分の前に人がいると「邪魔」と一言。
いつも眉間にしわを寄せて、レジに並べばイライラして、店員さんが「お待たせしました。」というと「待ったよ!」という始末。
いつもあらあらまたご機嫌悪いみたいと思いながらすれ違います。
そんなお客さんにも店員さんは優しく「本当にお待たせしてしまいましたね。カートこちらに移動しておきますね。いつもご来店ありがとうございます。」と笑顔で接客していました。
その優しい対応に無視していましたが、表情は少し緩んでいました。
いつもきっと優しくされていないのですね。
きっとこの方は、自分を認めてくれる人がいないのだと思います。
2.ストレスためない人
同じくスーパーでの出来事です。
レジで並んでいるとどうしても皆がイライラしてきます。
私もなるべくイライラしないように、と心がけていますが、ひとつだけ買うものを忘れて再度レジにいくと、想像通り長蛇の列です。
仕方ない、長時間並ぶ覚悟をして並んでいると前にいた年配の女性が急に私が手に持っているものをみて「あら、あなたそれだけなの?私いっぱい買わなくてはいけないから先にどうぞ。」と声をかけてくれました。
「そんなとんでもないです。買い忘れただけなので時間もあるので大丈夫です。」と返事をするとニッコリと笑って「優しいのね。ありがとう。」と声をかけてくれました。
店員さんにも「たくさんあってごめんなさいね。」といいながら、店員さんが商品を読み取りやすいようにカゴの中を整理して渡していました。
最後に振り返り「先にありがとう。」と私に笑顔で挨拶して待っているご主人と一緒に帰っていました。
いつもこうやって周囲の人を和ませているのでしょうね。
私もいつかマネをしてみようと思います。
まとめ
ストレスをためる人とためない人の違いは、ほんの些細な違いです。
全て最初からやろうと思わずに、自分がやりたいと思うことから始めてみましょう。
やってみたら、意外と周囲に人にも感謝されて自分のストレスも解消されるので次第に習慣になっていきますよ。
人間には、言葉という大きな力があります。
言葉ひとつで相手にストレスを与えることもあれば、ストレスを緩和してあげることもできるのです。
ストレスをためない人になるためには、人にストレスを与えない人になるのが近道です。