仕事や恋愛など、どんなに頑張っても上手くいかない…そんなことはありませんか?
自分が一生懸命頑張っているのに報われない、幸せになれないと感じる時、あなたの心はネガティブな方向に向いています。
ですから、できるだけポジティブな方向に向かっていくために、プラス思考でいるように心掛ける必要があります。
ここで難しいのが、プラス思考にしようと意識的に努めているのに、心のどこか…つまり無意識的にマイナス思考になってしまっている場合です。
無意識の領域もプラス思考に持っていくようにしておかないと、肝心な時に無意識の中にあるマイナス思考に引きずられてしまうのです。
では、無意識的にもプラス思考になるにはどうすれば良いのでしょうか?
今回は、その方法を分かりやすくお伝えします。
自分の心を見つめ直す
まず、今の自分の心と真摯に向き合ってみましょう。
その時、たとえ今の自分がマイナス思考なことばかり考える人間だと感じても、それを否定することなく肯定的に捉えるようにする必要があります。
否定的に物事を捉えがちな自分を否定せず、それも自分の個性であると認めることで、自分に対する否定的な気持ちが薄れることにつながるのです。
ここをクリアしてはじめて、次のステップである自己肯定感を高めることに進めるのです。
プラス思考になるには、自分の心と向き合うこと。まずは、ここから始めましょう。
物事の捉え方を切り替える
自分の存在を心から認めることを意識しながら、次のステップに進みましょう。
あなたの中にわだかまりとして存在し続けている過去の否定的な出来事を思い出し、それを肯定的に捉えることにチャレンジしてください。肯定的な考えに切り替えるのです。
例えば、あなたが過去の自分の仕事ぶりに対して「仕事が遅い」とマイナス思考で捉えているとします。
それを肯定的に「仕事に対して慎重に取り組んでいる」と、捉え直すのです。
その作業を繰り返していくと、自分に対する自己評価があがり、自分に自信がつき、自己肯定感を高めることができるのです。
プラス思考になるには、このように物事に対する捉え方を切り替えていき、過去の自分に対する評価を修正していくプロセスが大切です。
物事にはきちんと根拠と結論をつける
先程の「物事の捉え方を切り替える」ステップの際に、合わせて行って頂きたいのが、このステップです。
元来、マイナス思考な人というのは、疑り深い傾向にあります。
ですから、その場しのぎで物事を肯定的に捉えるような考え方に切り替えようとしても、その内容に根拠がなければ、またマイナス思考に逆戻りしてしまいます。
そうならないようにするために、物事の考え方を切り替える時に、きちんと根拠と結論をつけておく必要があります。
「仕事が遅い」自分を「仕事に慎重」な自分に切り替えるのだとしたら、過去の出来事からその根拠となる出来事を紐つけるのです。
例えば、「仕事が慎重でクオリティが高い」と評価された出来事などがあれば、十分な根拠となるのではないでしょうか?
きちんとした根拠があれば、思考を切り替えた先の結論に矛盾も生じず、葛藤が起きることも少ないでしょう。
プラス思考になるには、そうした思考力も必要なのです。
自分を褒める・励ます
それでも、自分に対する評価を上げられない時には、どんなことでも良いので、自分を褒めたり励ましたりすることを習慣づけていきましょう。
これも、プラス思考になるには必要とされる大切なステップです。
自分自身を褒めたり、失敗しても自分で自分を励ますようにすることで、自分を認めることができるし、また未来の自分がどうなりたいのかを考えることができます。
今までの人生が、あなたにとって失敗ばかりの人生だったとしても、あなたが頑張ったという事実は変わりません。
その頑張りを認め、たくさん褒めてあげましょう。
物事を極論で片付けないようにする
マイナス思考な人というのは、完璧主義な傾向もあります。
物事を捉える時に、自分の中にある善悪のものさしによる「こうあるべき」といった考え方に基づいて考えるので、結論も極論になりやすいのです。
ですから、物事に結論を出す時には、よりフレキシブルな心で臨むようにしましょう。
「私はこうあるべきだと思うけど、こういう結論もあるかも知れない」という考え方の方が、より柔軟性のある考え方だと言えます。
何事も、自分のものさしだけで図らずに結論を出した方が、プラス思考へとあなたを導いてくれる可能性が高いでしょう。
独りよがりな解釈はNG!
あなたの独りよがりな解釈も、プラス思考へのステップを妨げます。
例えば、あなたと話している相手の話し方を「気に入らない」と、あなたが感じているとします。
その感情は、あなたの独りよがりな感情であり、そうした感情論で物事を片付けてしまうと、マイナス思考な人になってしまいます。
また、あなたにも個性があるように、相手にも個性があるので、あなたには「気に入らない」話し方でも、それが相手の「個性」という場合もあります。
人の個性を否定する行為は、のちのち自分で自分の個性まで否定する考え方に繋がっていきます。
独りよがりな解釈は、しないように心掛けましょう。
「もしも」で未来を想定する訓練を!
マイナス思考な人は、「未来」を想定することを大変苦手とする傾向にあります。
なぜなら、マイナス思考なので「もしも…」と未来を想像した場合、決まって最悪の出来事しか想像できないからです。
ですが、これこそマイナス思考をプラス思考へと変える絶好のチャンス!
あえて「もしも…」を想像して、マイナス思考をプラス思考へ変える訓練をしてみましょう。
最初のうちは、どんなに考えても最悪の結果しか想像できないかも知れません。
ですが、それを繰り返していくうちに、最悪の結果に対する「恐れ」が消えて、あなたの思考を妨げなくなります。
プラス思考になるには、こうした訓練も必要なのです。
まとめ
このように、プラス思考になるには、あなたの心の中の無意識の部分から考え方を変えていく必要があります。
自分で自分のことを卑下したり、否定したりしているうちは、プラス思考にはなれません。
できるだけ自分のことを好きになり、自分を認め、受け入れていくことが大切です。
そうすることで、あなたは自信のある人間に変われるのです。
その結果、人生が開けて、あなたの元に幸せがやってくることでしょう。
このステップを参考にして、プラス思考へと思考チェンジしてみて下さい。