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信じる者は救われる!ピグマリオン効果で人生を豊かにする5つの方法

ギリシャのピグマリオンは、理想の女性を像に彫り、『彼女が人間だったら。』と毎日祈った。それを哀れんだ愛の女神アフロディーテが彼の願いを聞き入れ、人形を人間に変えてあげたという話から、強い思い込みはやる気を生んでそのサイクルはやがてより良い結果となる。と、心理学では言われています(ピグマリオン効果)。

本当? 信じるものは救われます。今回はピグマリオン効果で人生を豊かにする方法を紹介します。




本当のピグマリオンを手に入れる

ピグマリオン効果は、教育心理学の法則として広く用いられています。

人は他者に期待されるほど意欲が引き出されて、成績や、やる気が向上する。というものですが、これを額面どおりに受け取っては非常にもったいないのです。確かにその側面もありますし、他者の期待がやる気に大きな影響を与えるのも事実です。

しかし、他者がいなかったら? そもそもこの価値観が多様化している世の中で、いつも期待や評価がもらえると考える方がおかしい話なのです。

90年代わが国の教育制度は、新学力観として得点能力より、関心や意欲・態度が優先される制度を用いました。その結果、弊害として比較評価を強く植えつけてしまったことを今、強く修正しようとしています。

人の目を気にする。他者を異様に気にする風潮が生まれたからです。

本当のピグマリオン効果も同様です。他者評価でなく他者の役割を自分で行ってこそ、本当のより良いサイクルが手にいれられる事を強く認識しておきましょう。

ネガティブ思考から自分を解放する

本当のピグマリオンサイクル(思う・願う⇒やる気⇒行動⇒より良い行動)を回す為には最初の『こうなりたい』『こうやりたい』と思った時点で、同時に邪魔をしにやってくるネガティブ思考と戦う必要があります。『無理だろう・・・。』『どうせダメだよ』『失敗したら・・・。』その為には、ネガティブ思考のプロセスを知る必要があります。

ネガティブ思考は、変化を嫌う潜在脳(無意識)にある生命維持機能が送り込んでいるのです。潜在脳(無意識)には、善悪はありません。しいていえば今、生きられている環境が善なのです。

そこから少しでも環境が変化する事は潜在脳にとって脅威。阻止しなくてはいけないとネガティブ思考が出てくるのです。

ダイエットなどをしても、阻止する為に誘惑の言葉を投げかけてくるのはその為です。では、どうしたらネガティブ思考は抑制できるのでしょうか。

それは、最初の変化を最小にして継続させて行く事です。ダイエットでも英語教材でも何でも、人は新しいことに取組もうとした時、そのファーストステップを無理しがちです。

いきなり、マイナス2kgとか、英語の教科書20ページは読むぞ!とか、気合十分に頑張ろうとします。これでは、潜在脳(無意識)に『今から変化を起こしますよ。』と宣言しているようなもの。

脳もネガティブ思考を送り込まざるおえません。そうではなく、最初の1,2週間は少しずつ、出来ることから取組んでいきましょう。

焦る必要はないのです。つまり、事を始めるときは潜在脳を意識して潜在脳を騙すことが重要なのです。

もし、自分が決意してやろうと思ったときに、強くネガティブ思考が出たときには、行う事を少し分割して実施してみる事をお勧めします。

継続は力なりの本当の意味

ネガティブ思考の緩和には最初の段階では、小さく変化していくことの重要性を紹介しました。小さく変化させる他にもう1つ重要なのが、継続させるということです。

継続させその変化を日常にしてしまうのです(最低でも1~2週間は継続)。そうするとしめたものです。その歩みが日常化したとき、今度はそれから外れる事を潜在脳は変化と変化は嫌なので、継続を促す良いネガティブ思考(この場合はネガティブでもないのですが。)を送り込んできます。

長く継続させてきたジョギングを1日休むと何か体がムズムズしたり気が落ち着かなくなったり、英語の勉強を休むと『折角やり始めたのだから・・・。』と継続を促してきます。

小さな歩みも溜まれば大きなものになります。そうするとだんだんと『出来るのではないか』という感覚にもなってきます。まずは、潜在脳を味方につけるための行動を行っていきましょう。

ゴーレムを倒せ

ピグマリオン効果の反対の意味で用いられるのがゴーレム効果です。

周りのネガティブな言動や評価はやる気を下げてしまいます。現状、このゴーレムに苦しんでいる人は、いっそのことゴーレムを倒してみましょう。

そのポイントは自分自身のリアクション(言葉も含みます)。人は人のリアクションを見てその人の気持ちを察することしかできません。

自身の評価やネガティブな言葉に傷ついていても、他人から見ればもしかしたら”何を考えているか分からない”そう見られているかもしれません。まず、自分の状態や気持ちを表明すること(あるいはその仕方)を見直してみましょう。『自分は今、こうなんですよ』と発言してみる事がゴーレム打倒の第1歩なのです。

本当のイメージとは

自分の思いや願いをピグマリオンサイクルに乗せていく為には、思いや願いをそのままに留めておいてはいけません。ただ願う・思うのではなくイメージして脳に伝わりやすくする必要があります。

その為にはなるべき細部までイメージすることが重要です。その際に、なるべく時期や目標を具体化させていくと良いでしょう。その様に考えを巡らせているうちにより良い方法を思いついたりしてくるものです。

まとめ

いかがでしたか?

秋は、変化に相応しい季節です。真のピグマリオン効果を手に入れて、何か新しいものを生み出すスリルを感じながらより良い変化にトライしてみましょう。

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