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間違った〇〇に洗脳されてませんか? 正しいプラス思考を身につける7つの方法

プラス思考

ポリアンナ症候群といわれる心理学上の言葉があります。1913年にエレナ・ホグマン・ポーターが書いたベストセラー小説『少女パレアナ(Pollyanna)』と『パレアナの青春』の主人公ポリアンナに由来して命名された症状です。

日本のアニメで紹介され有名になりました。この症状の人は、直面した問題の中で良い部分だけを見て自己満足し、問題の解決をしない事や、常に現状より悪い状況を想定して、そうなっていないことに満足し、向上しようとしない事が行動特徴といわれています。

いわゆる現実逃避型のプラス思考といえます。

深刻な災害や戦争状態に置かれた人には、希望を見出す手段として必要かもしれませんが、普通の状況で現実逃避を続けるだけの間違ったプラス思考では本当の幸福にはなれません。

ではどうしたら正しいプラス思考を身につける事が出来るのでしょうか?




まずは現実を直視する。

物事をプラスで考えることは良い事ですが、現実を認めずにプラスに考えることは現実逃避の楽天主義です。

借金がいくらあっても何とかなる、30過ぎて結婚できなくても何とかなるなど、一見プラス思考ですが、一度きっちり自分の置かれた状況を認識しなければ、事態は決して好転しません。

素直な気持ちを表す。

『今日あなたを怒鳴ってくれた上司に感謝しよう! 』と、人事関係の研修を受けた事を記憶しています。

長い目で見れば、感謝する事も多いと思いますが、怒鳴られた時は恐怖も感じますし、怒りも湧きます。そういう自分の素直な感情を殺して理想にいきなり近づけることは、プラス思考とは言いません。

無理をせず、素直に自分の気持ちを表に出していきましょう。その上でいろいろと降りかかってくることに対して逃げずにいる事が重要です。

絶対的な目標を持つ。

間違ったプラス思考を持った人は、最悪な状況を予想し、それより少しでも良い状況ならばそれで満足してしまいます。まずは、状況に左右されない絶対的な『自分の目標』を持つ事が重要です。そして、どんな状況があろうとも誰が何と言おうとも必ず達成することが大切です。

目標のレベルや内容は別として、自分で決め、必ず完遂することです。シンプルな昔からある方法ですが、目標を部屋のいたるところに紙に書いて貼るというのも意外に有効です。

とことん悩んでみる。

困ったことが発生したら、安易に放置せず、とことん悩んでみる事も正しいプラス思考です。『大丈夫だ! 何とかなる』では解決から逃げることになります。

とことん悩めば、自分が取るべき行動が見えてきます。悩みは無いことに越したことはありません。しかし、多くの人は何らかの悩みを持ち、向き合っているのです。

楽天主義は悩みから逃避しているだけで決して解決しているわけではありません。苦悩を解決した後には幸福感と達成感が待っています。

デジタル人間になる。

間違ったプラス思考の人にはアナログな考え方の人を多く見かけます。

アナログ的な考え方は一見アバウトで人に寛容な思考方法ですが、物事の判断があいまいになる面があります。『○月○日の○時まで』とか、『○個』というように曖昧さを排除したデジタルな思考や習慣を身につけましょう。

嫌な事にはとことん『イヤ』を通してみる。

間違ったプラス思考には、多くの事に寛容になりすぎるという悪癖があります。

正しいと思った事には正しいと、嫌な事には嫌と自分の考えを主張しましょう。中途半端に相手に同調したり妥協したりすることはプラス思考とは言いません。

他人の評価に真摯に耳を傾ける。

間違ったプラス思考の人の中には、相手からの情報の中から自分に都合のよいことだけを取り出して受け取る人がいます。自分にとって都合の悪い、嫌な情報もしっかりと受け止め、改善していく真摯な態度が重要です。

まとめ

いかがでしたか?

以上、間違ったプラス思考を指摘しつつ、正しいプラス思考について提案してきました。

物事の考え方は、一般的にプラス思考が良いとされています。しかし、自分に都合の良いように考えるプラス思考は、真のプラス思考とは言えません。

一時的に現実から逃避できたとしても、自分を取り巻く状況は刻一刻と悪くなっていきます。悪い状況を真正面から捉え、悩み、苦しみ、自分で打開策を考え、行動していくことが、結果的には幸福につながっていきます。

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