一緒にいても会話がない・・・会話が続かない・・・
しかも、いつも帰ってくるとすぐにお風呂に入って寝てしまう。
このままの夫婦生活で良いのかな?
他の夫婦はどうすごしているのだろう?
もし、そんな思いが頭をかすめているようなら、まさに倦怠期に入っているのかもしれません。
ただ、倦怠期は一見ピンチに思えますが、実際には二人の仲を深めるチャンスです。
とはいえ、倦怠期をそのままにしておくと、お互いの気持ちがすれ違い、やがて一緒に過ごすことすら、ままならなくなります。
倦怠期を上手に乗り越えて、もっと深い部分でつながっていきましょう。
これもある意味、カルマの清算です。
倦怠期とはどんな状態?
「倦怠期」という言葉は知っていても、実際にどんな状態なのか言葉で説明するのは難しいですよね。
簡単にいうと、魅力を感じていた人に興味がなくなってしまう状態です。
以前は、会うだけで好きな気持ちが溢れていたのに、一緒にいるだけでワクワク幸せな気持ちになっていたのに、一緒にいてもつまらない、そんな状態が倦怠期です。
また、倦怠期にも段階があります。
最初は、ただ単に、相手にトキメキを感じなくなります。
次いで、一緒に過ごすことが面倒に感じるようになります。
これが重症化すると、相手のしぐさや行動、クセなどが悪い意味で気になって、イライラしはじめます。
ここまできてしまうと、お互いに「別れ」を意識しはじめることになるでしょう。
ただ、倦怠期がきたからといって、全ての恋人や夫婦が別れるわけではありません。
倦怠期は、誰にでもくるものです。
何十年も連れ添った夫婦に、倦怠期が一度もこないことなどありえないのです。
それでも、お互いを慈しみあいながら過ごせるのは、二人で倦怠期を上手に乗り越えてきたからです。
まずは、あなたのそれが倦怠期なのかどうか、次の項目でチェックしてみてください。
倦怠期かもチェック
倦怠期なのかな?
それとも
ただ単に一緒にいることに慣れてしまっただけなのかな?
と感じるようなら、次の倦怠期診断テストをしてみましょう。
以下の項目にあてはまる数が多いほど、重度の倦怠期となります。3つ以上あてはまれば、倦怠期認定です。
- 相手のクセが気にさわる
- 休みの日は一緒に過ごしたくない
- 話をする時間をつくらない
- 一緒に食事をしない
- セックスレスが半年以上続いている
- 人前では仲の良いカップルを装おう
- 一緒に出かけるときは必ず他の誰かを誘う
あなたは、いくつあてはまりましたか?
「一緒に出かけるときは必ず他の誰かを誘う」にチェックが入った方は、完全に倦怠期です。
また、自分がそうでなくても、相手が必ず他の人を誘うようなら、相手の人に倦怠期がきている証拠といっていいでしょう。
もし、このまま倦怠期を過ごして別れたくないと思うようなら、次に紹介する倦怠期を上手に乗り越える方法を使ってみてください。
倦怠期を上手に乗り越える8つの方法
倦怠期を上手に乗り越える方法は、以下になります。
1.相手を褒める
倦怠期を上手に乗り越えるには、相手を褒めることが大切です。
相手が褒めて欲しい部分をしっかりとピンポイントで褒めます。
「やっぱりセンスがいいね。」
「いつも優しい。」
「真面目なところが魅力的。」
「さすがだね。」
「かっこいいね。」
など、本人が褒めて欲しい部分をさりげなく褒めるのが良いです。
相手があなたに
「どうして急に褒めるの? 」
と不思議そうに聞いてきたときは
「心で思っていても、口にしないと伝わらないかなと思って。」
と、さりげなく返事をすれば納得してくれるはずです。
2.相手の立場になって考えてみる
倦怠期がきているのは、相手のせいだけではありません。
あなた自身にも、なにかしらのきっかけがある可能性があります。
自分の気持ちや意見を相手に押しつける前に、客観的に二人の関係を見直してみましょう。
こうして欲しいと以前からいわれていることで、しないでそのままにしていることはありませんか?
もしそうなら、今こそ相手の希望を叶える時です。
また、普段、話をするときにも、相手はどう感じるのか考えながら話をするようにしてください。
これを意識するだけで、相手への印象がガラリと変わります。
「自分だったらどうなのかな? 」と、自分事として考えるステップを日々の生活に組み入れてください。
その行為そのものが、倦怠期を乗り越える大きな力になります。
3.感謝の気持ちを伝える
相手がなにかしてくれたときに、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えていますか?
距離が近くなればなるほど、相手への感謝の気持ちがあったとしても言葉にしなくなるものです。
あなたから、「ありがとう」を伝えてあげましょう。
例えば、
食事を残さず食べてくれたら「ありがとう」
早く帰ってきてくれたら「ありがとう」
洗濯物を洗濯機に入れてくれたら「ありがとう」
なんでもないような事に思えるかもしれませんが、生活すべてに「ありがとう」は隠れています。
感謝の気持ちを伝えるだけで、相手への印象は変わります。
感謝の言葉をいわれた方も、最初はなんだか恥ずかしい感じがして返事ができないかもしれませんが、次第に、感謝されること、感謝の言葉をいわれたことを嬉しく思うようになります。
4.一人になれる時間をお互いに作る
倦怠期を上手に乗り越えるためには、一人の時間も有意義に過ごす必要があります。
一人になれる自由な時間をお互いに作ってみましょう。
そうすることで、自然と良い距離感が生まれます。
例えば、一人になれる時間にストレスを解消して、いつもスッキリした気持ちで家に帰るようにするといいかもしれません。
外でストレスを発散しておけば、家でイライラすることや嫌な気持ちを引きずることもありません。
一人でゆっくりとウインドショッピングをするのも良いですし、カフェでまったりするのもいいでしょう。
キーワードは「自分一人」です。
最初は、一人の時間のほうが楽しく感じると思いますが、次第に、やっぱり一緒にいてくれた方が楽しく感じられることに気づくことになるはずです。
5.おみやげを買う
ちょっと出張にいったとき、友人と食事にいったときなど、ちょっとした物でいいので、相手に渡す「おみやげ」を買ってみてください。
お返しがいらないくらいの「ささやかなもの」がいいです。
そのおみやげを渡すときには
「あなたが以前好きだといっていたので、買ってみたの。」
と渡すと、相手は他の人と一緒にいるときにも自分を思い出してくれたのだとわかります。
つまり、いつでも自分のことを思ってくれているのだと、おみやげを渡すことで相手に伝えることができるのです。
また、あなた自身も、おみやげを選ぶときにはどんなものを相手が喜ぶのか、考えるようになるはずです。
相手を知っているようで知らなかったこと気づき、新鮮味を感じられることでしょう。
6.イメチェンをする
ハッキリとわかるようなイメチェンしてみましょう。
昨日までのあなたとは別人に思えるくらいのレベルのイメチェンが良いです。
ただ、奇抜なイメチェンよりは、清楚で上品さが漂うイメチェンのほうがいいでしょう。
テーマは「エレガント」です。
雰囲気をガラリと変えることで、離れていた相手の気持ちも、また引き寄せることができるようになります。
7.楽しいという言葉を使う
二人で食事をする機会があるときに有効なのが、「楽しい」と「嬉しい」の言葉を使うことです。
食事をしているときに、
「あなたと一緒に食事をしているとやっぱり楽しい。」
と言ってみてください。
「楽しい」という言葉をいわれた方は、何度か耳にするうちに、自分と一緒に過ごすことが楽しいと思ってくれていることを理解します。
あなた自身は実はそれほど楽しいと思っていなくても、時々でいいので言うようにしてみてください。
楽しいといわれた方は、その時の印象を記憶として収納します。
最初は単に楽しいと言われるだけの存在かもしれませんが、そのうち、楽しいことをあなたに与えようとする存在に自律的になっていくことでしょう。
あなたも、楽しいという言葉を使っているうちに、不思議と楽しい気持ちになっていくはずです。
気がついた時には倦怠期は終わり、またラブラブになっています。
8.最初にデートした場所へいく
最初にデートした場所にいくのも、倦怠期を上手に乗り越えるために有効です。
そのときの気持ちやそのときの思い出が一気によみがえってくるので、倦怠期をむかえているカップルには、かなりおすすめの方法です。
最初にデートした場所にいった際は、あの日と同じコースでデートをしましょう。
以前にはあったはずの建物が現在は他のものになっていたりして、ちょっと寂しい気持ちになる場面も出てくるかもしれません。
ただ、過去の楽しかった思い出と、そのちょっと寂しい気持ちが倦怠期を上手に乗り越える大きなポイントとなります。
過去の楽しい思い出が今と重なり、寂しい気持ちがもし別れたらどうなるのだろうと想像させてくれます。
帰り際には、「また一緒にこようね。」といえば、たバッチリです。
倦怠期にしてはいけない3つのこと
倦怠期になったときに、してはいけない事が3つだけあります。
倦怠期かも?と思ったときには、以下の事に注意してください。
1.異性の影をちらつかせる
倦怠期になったときに最大級にしてはいけないこと、それは「異性の影」をちらつかせることです。
あなたに気になっている人が他にいると感じた時点で、相手の気持ちは一気に冷めてしまいます。
自分がいるにも関わらず、少し困難があると平気で他の人に乗り換える軽い奴だと、あなたのことを判断します。
これがきっかけで信頼を失ってしまい、元に戻れなくなることは少なくありません。
相手を嫉妬させようとするような行為は、しないのが賢明です。
2.しつこく連絡する
倦怠期をなんとかしようとして、頻繁に連絡を取ろうとするのもNGです。しつこいと取られて、溝が一層深まってしまいます。
倦怠期には、本当に必要な連絡以外はしない、これが重要です。
もしかすると、倦怠期ではなく、単純に仕事や付き合いなどが忙しくて、あなたに連絡する暇がないのかもしれません。
そんな時にしつこく連絡すると、相手をうんざりさせてしまいます。
時には、少しだけ距離を置くことも必要なのです。
3.そのまま放置する
しつこくするのもいけませんが、そのまま放置してしまうのも問題です。
いつか元に戻るだろうと思って放置していると、別れを切り出されてしまうことがあります。
倦怠期を乗り越えるか乗り越えられないかで、二人の未来は変わっていきます。
時間をみつけて、二人でゆっくり話をする時間を持ってみてください。
お互いに不満を持っている部分があるのであれば、それを知ることで解決できる場合もあります。
放置して解決できることはほとんどありません。
適度な距離を置くことも必要ですが、見て見ないふりは残念な結果を生むことのほうが多いです。
カップルや夫婦になる相手は前世で○○
カップルや夫婦になる相手とは、スピリチュアル的に深いつながりがあると言われています。
諸説ありますが、たとえば、
カップルになる相手は、自分と相手の先祖の霊同士が話し合い、この世の修行として適切な相手として事前に選んでいると言われています。
さらに、夫婦になる人は前世では敵同士で、気の合わない者同士だとか。それをあえて現世で一緒に過ごさせることで、お互いのカルマを浄化させるそうです。
もしかすると、今一緒にいる相手は、あなたが前世で困らせた相手なのかもしれません。
ちなみに、相手のことで何か悩みを抱えている場合、その悩みは前世であなたが困らせたことの可能性が高いそうです。
つまり、自分のやったことが時を越えて、今の自分にふりかかってきているだけ。
そう考えると、カルマを浄化しない限り、嫌になった相手と別れても、また同じ結果を生む相手と出会うことになります。
信じるか信じないかはあなた次第ですが、このことを頭の片隅にでもいいので覚えておいていただけると、無駄な遠回りとしなくてすむかもしれませんよ。
まとめ
倦怠期は誰にでも起こりますが、必ず乗り越えられる壁です。
一人では難しくても、二人で一緒に手を取り合って乗り越えれば、倦怠期をむかえる前よりもずっと絆が深くなります。
恋しい気持ちや愛は、年月とともに薄れていくものですが、情は日に日に深くなっていくものです。
あなたが一緒にいる人は、前世からの繋がりがある因縁を持っている相手。
その方と、来世も同じ苦しみを味わう必要はありません。
ぜひ、現世でカルマを清算してください。