朝起きるのが辛い、朝なんとか起きても体がだるくて動きたくないと感じる人が多いようです。
お昼は元気ですか?
そうであれば、朝、元気がないのは脳がまだ活動モードに入っていないためと考えられます。
脳が覚めないと何をやるにもぼーっとしていて、だらけてしまいます。
朝起きて、脳を活発に働かせるため、どんなことをしたら良いか、5つの対処法をご紹介します。
背伸び運動をする
ベッドや布団で目が覚めて一番最初に行ってほしいのが、背伸びです。
手と足を誰かが引っぱていると想像してう~んと伸びをしてください。手先、足先はピンと伸ばして行ってください。そのあと、手を丸めて、足の指もつぼめて一旦、縮こまりましょう。5秒ほどしたら、先程と同じく背伸びをしてください。
『背伸び→縮まる』を3セット行うと体もほぐれて、動きやすくなります。
また、この動きはダイエットにもなるそうです。
ダイエットを意識したい方には、背伸び運動のあとに、腰ねじり運動を入れてみると良いでしょう。
まず、左向きに寝た状態で上半身だけ右にひねります。腕や手も一緒に右側に向けます。腰をねじった状態で約10秒静止してください。
この時、息をゆっくり吐いてみましょう。
10秒たったら、今度は逆に右向きに寝てください。先程と同様、腕や手は左向きにして、10秒静止します。
この腰ひねりを3セット行ってください。
1日に行う量は少なくても毎日続けることでダイエットになります。
起きて太陽の光を浴びる
昔は一軒家が多く、起きてカーテンや窓を開けるという習慣がありましたが、マンションだと窓を開けなくても快適かもしれません。
しかし、太陽の光を浴びることで体のリズムを整えることにもつながります。体内時計を活動モードに切り替えてくれます。
コップ一杯の水を飲む
冷たすぎない常温の水を飲みましょう。
寝ている間にもコップ1杯の汗をかいているといわれます。
体から水分が抜けているので補給しましょう。そのとき、ゆったりと心地よくなれる音楽を流すと気分も体も落ち着かせることができます。
シャワーを浴びる
水を飲んだら、少し熱めの温度でシャワーを浴びましょう。
湯温は41度くらいが最適を言われています。
寝ている間に汗をかいていると朝一番にその汗を流すと気持ちが良いですよね。肌の新陳代謝も促し、さっぱりします。また、少し温度を上げることで交感神経を働かせます。
睡眠の質を高める
寝起きに体がだるいと感じてしまう人は睡眠の質を高めることも心がけてみてください。
まずは睡眠時間をある程度確保しましょう。
人によって3時間でも平気だったりしますが、実際には6~8時間が良いとされています。
また、人は寝ている間、レム・ノンレム睡眠を繰り返しているということは聞いたことがあるでしょう。
これは1時間半ごとのサイクルのことで、このサイクルに合わせて起きる時間を設定すると、朝起きやすくなります。
例えば、朝5時に起きる場合、逆算して1時間半ごとに遡ると3時半、2時、0時半、11時、9時半です。
睡眠時間6時間を確保するには11時に寝るのが理想というわけです。
それでもなかなか実際の生活では忙しく、11時には寝られないという人は0時半に寝るようにしましょう。
そのためには30分くらい前から寝る準備に入り、0時半にはいつでも眠れる状態にしましょう。
アロマを炊いたり、好きな音楽(ゆったりとしたもの)を聴いたり、楽しいことを考えたりしながら寝る準備をすると質の良い眠りができると言われています。
プラスの言葉を発する
朝、脳がまだぼんやりしている状況でプラスの言葉を入れましょう。
そうすることで一日を気分良く始めることができ、脳を活性化することもできます。
例えば、『今日もたくさんの素敵なことが起こって良い日でした』などとワクワクすることを考えながら口に出してみましょう。
鏡の前で笑顔で言うとより楽しい気分になり、今日一日がとても良い日のように思えてきますよ。
ここで、注意が必要なのが『過去形』で話すことです。
今日これから起こることを『~だったらいいなぁ』と言うと、脳はこうなればいいなぁという状況を追いかけることに集中してしまいます。
それではいつまで経ってもその状況にはなりません。
『過去形』で表見することで、脳は『もう既にその状況(良い状況)が起こっていて、心地よい状態になっている』と勘違いします。
そうすると、良いことだけに脳が集中するので自然とワクワクすること、楽しいことが目につくようになります。
まとめ
いかがでしたか?
これから楽しい一日が待っていて、体もさっぱりしていると朝のだるさも軽くなるのではないでしょうか?
できることから少しでも始めてみてはいかがでしょうか。