夢占いで、花火の夢が象徴するものとはなんでしょう?
花火を見るとどんな気持ちになるかを考えてみたら、花火が象徴するものが見えてきます。
夏の終わり、目を奪われる美しさ、壮大さ、でもすぐ消え去ってしまう儚さ、寂しさ、こどものころ食べたかき氷、線香花火、幼いころの思い出、夏休み、などが代表的なものではないでしょうか?
夢占いにおける花火は、美しいもの、儚いもの、一時的な感情、などを示し、現実としてはあまりよい意味を持ちません。
ただし、一生心に残るもの、すぐに連想する夏休みのあの解放感や昂揚感、生きていて良かったと思える様な充実感など、人生を彩る出来事も同時に象徴します。
また、打ち上げ花火と手持ち花火でも意味が違ってきます。
打ち上げ花火は、そこに至る労力や人を圧倒する迫力を示しますし、手持ち花火は、自分がコントロールできる範囲での華やかさや充実感を示します。
花火は美しいものですが、同時に、一時的なもの、すぐに消えてしまうもの、と言った儚さを宿命として持っています。だからこそ、人の記憶に残る出来事の典型です。
では、もっと具体的に、花火の夢を分析していきます。
打ち上げ花火の夢
打ち上げ花火の夢占いは、あなたの抱いている壮大な目標が、一時的にでも現実に成るかもしれない可能性を示しています。
その目標が達成される時、誰しもが心を奪われ、感動し、喜んでくれますが、一方で、その成功があまり長続きしないことも暗示しています。
恋愛であれば、激しく情熱的な関係になりそうですが、その情熱は一時的なもので、一気に終わってしまうこともあるでしょう。
仕事や人間関係に関しても、華やかな成果を得られると同時に、すぐに消え去ってしまうものになってしまう可能性をはらんでいます。
一瞬しか見えなくても、人の心に残ればそれでいい、と割り切って進むのもよいかもしれません。
手持ち花火の夢
手持ち花火の夢占いは、日常生活の中でささやかさの中で、心が和むような美しい出来事が起きる暗示です。
ごく身近にあなたに恋をしている人がいて、アプローチをしてきたり、あなたが気になっている情報が友達からもたらされたり、その喜びは派手やかさはありませんが、美しいものとしてあなたの人生を彩るでしょう。
打ち上げ花火の夢よりも、線香花火などの手持ち花火の夢のほうが、より現実的に幸運度が高いですし、先々自分でも幸運をコントロールできやすいといえます。
誰かと一緒に花火を持って楽しんでいる夢ならば、今、あなたは人間関係に恵まれているので、美しい思い出を人と一緒に作る機会が訪れている暗示です。今を、楽しんでください。
遠くで打ち上げ花火の音が聞こえる夢
遠くで打ち上げ花火の音が聞こえる夢占いは、あなたが現実に向かい合えておらず、目に見えぬものばかりを追って背伸びをしていることを潜在意識が警告していると解釈できます。
目標設定にしても、恋愛願望にしても、地に足を着けず遠くばかりを見て、自分の身近な人々をないがしろにしている傾向にあります。
どんな人間関係も、どんな恋愛も、どんなチャンスも、あなたが受け止められるものしかやってきません。
あなたが現状に不満を持っていても、その現状はあなたの器が呼び寄せたも。周囲を責めることはできませんし、このまま背伸びばかりしていては、つかめる幸運さえつかめなくなってしまいます。
一度生活をリセットして、身近な人や日常を大切にして過ごすようにしてみてください。
そうすれば、少しずつ現実に向かい合えるようになり、生きることの楽しさを感じられるでしょう。
花火に自分で点火する夢
打ち上げ花火に自分で点火する夢占いは、あなたの人生に一世一代のチャンスが訪れている可能性を暗示しています。
オーディションを受けたり、株式を取得したり、会社を立ち上げたりするチャンスを、ぜひ求めてみてください。
この夢を見たらすぐに行動に移しましょう。きっとうまくいきます。
その後は、人生がガラリと変わるような幸運に恵まれるでしょう。
花火の上がる音が気になる夢
花火の上がる音が気になる夢占いは、期待ばかり大きくて現実では期待外れに終わる暗示です。
音の割に花火があまりよく見えなかったり、煙にかすんで花火が見にくい夢の場合は、とくにその傾向が強いでしょう。
夢の中の音というのは、一般的にあなたの心の中の願望を象徴することが多いです。
花火に限らず、大きな音がする夢は、あなたが何か大きな出来事を待ち望んでいる暗示になります。
実際には、その出来事は起きないとみたほうがいいでしょう。
人生の大逆転というのは、まず現実的ではないと認識しておいたほうが、より地に足を着けた人生が歩めます。
季節外れの花火の夢
季節外れの花火の夢占いは、あなたが過去望んで果たし得なかった願望が、まだ心の中に残っていて、再びスパークする可能性を示しています。敗者復活戦の暗示だと思ってください。
諦めていたこと、忘れていたことをもう一度思い出してみましょう。
たとえ1日5分でも、過去やっていて楽しかったことを思い出してやってみてください。
そこから新しい何かがつかめるかもしれません。
まとめ
花火の夢占いは、いかがでしたでしょうか?
花火は美しいですが、一瞬で消え去り、儚いものです。
ただ、その儚さから、鮮明に心に焼きつき、一生の思い出になる場合もありますよね?
過去、恋人と一緒に見た花火を夏が来るたびに思い出す人もいるかもしれません。
これから季節は確実に秋に向かう、夏休みが半分を過ぎてしまう、いつまで一緒にいられるかわからない緊張感など、夢の中の花火にはいろいろな感情が込められています。
花火の夢を見ることによって、過去の感情を思い出したり、過去を振り返ってみることは、人生をより深く生きる秘訣かもしれません。
美しい花火の夢は、『思い出を美しいままに』 『でも現実を忘れないで』という相反した潜在意識の願いが込められています。
一瞬で終わるからこそ心に残り感動する、という矛盾が、人生には常に付きまとっています。
どうせ長続きしないから、と最初からあきらめるよりも、情熱的な恋や出来事にいっそ身を委ねてみたほうが、彩り豊かな人生が歩めます。冒険してみてくださいね。