美肌になるには、高いスキンケア商品を買って・・・エステに行って・・・と、お金がかかるものと思っていませんか?
もし、お金をかけなくても美肌になってしまうスキンケア方法があるとしたら、きっとやってみたいですよね?
実際、私の一か月の基礎化粧品代は2000~3000円くらいです。
え?! 化粧水も買えないでしょ!
なんて思ったら、大間違いです。
クレンジング、洗顔料、化粧水、クリーム、乳液、パックまで入っています。
その方法をこれからご紹介します。
お金があまりかからない、美肌になるスキンケア方法を身につけましょう!
私はもともとアトピー肌で、どんな化粧水もクリームもなかなか肌に合わず毎日肌荒れと戦ってきました。
一時期は、人目に触れるのもはばかるくらい、目の周りや口の周りの皮がむけてボロボロの状態でした。
敏感すぎる自分の肌で色々試した結果、今の方法にいきつきました。
美肌を目指すには、まず「肌とは何なのか」を知る必要があります。
そして、肌にとって「スキンケアの役割とは何なのか」を知ることも大切になってきます。
美肌になるために知っておきたいスキンケアの役割
肌の役割
ご存知かと思いますが、肌は3層でできています。
上から、「表皮」、「真皮」、「皮下組織」の順番となります。
肌は私たちにとても多くの役割を果たしてくれています。
- 強い日射、紫外線から保護する
- 外界の微生物、異物が体内に入らないようにする
- 体内の水分を保持する
- 感覚(痛覚、圧覚、温度覚、触覚など)を感じることで生命を守る
- 体温調節
- 皮膚に日射が当たることにより、体内でビタミンDを作り骨の形成に役立っている
- 体内の余分な水分を排泄する
- 皮膚が水分を排泄することで、腎臓の負担を減らす
- 皮膚は一枚で作られ、それによって体の外と中を壁のように守っている
などです。
こんなに身近な肌なのに、意外と知らないことが多かったのでないでしょうか?
もし、肌トラブルで悩んでいるにも関わらず、お肌の役割について知らないことが多かったのであれば、お肌について関心を持つことから始めてください。
その知識がお肌の悩みを解決する答えを導き出してくれることでしょう。
スキンケアの役割7つ
こんなにも多くの役割を日々こなしてくれているあなたの肌に、普段どんなスキンケアをしていますか?
スキンケアとは、肌にとってどんな役割があるのでしょう?
一つ一つのスキンケアアイテムの役割をみていきましょう。
クレンジング
クレンジングは、肌の上にのっているファンデーション、チーク、アイシャドー、アイライン、マスカラ、口紅などを取り除く役割をします。
この「取り除く」というのが、ポイントです。
クレンジングの目的は、肌に負担をかけずに取り除くことができることです。
長くマッサージしたり、こすったりせずに、軽く塗って落とせるのが、ベストなクレンジングです。
クレンジングがなかった時代には、なんども石けんでゴシゴシ洗ったり、アイラインなどもテープのようにはがすものが多かったと聞きます。
今はすぐれたクレンジングが多く、自分の使うメイク用品に合ったものを選べるので、良い時代ですね。
洗顔
洗顔は、古い角質や肌についてしまった汚れ、汗、そして残ったクレンジングを洗浄する役割があります。
クレンジングと同様で、長時間の洗顔は肌に負担をかけてしまいます。
洗顔に求められるのは、すぐに泡立って、軽い力で汚れを洗い流せることです。
また、洗顔にも色々種類があります。
目的別に、適した洗顔方法を後でご紹介しますね。
化粧水
化粧水は、肌に水分を補う役割をしています。
健康な肌は、表皮で20%水分を保っているそうです。
もし、あなたの肌がカサついているのだとしたら、それは10%程度の水分しか保てていないかもしれません。
化粧水は、水分を肌に補うだけで、保持はしてくれません。
化粧水の種類やタイプ選びも必要ですが、最も重要なのは「化粧水をつけた後のケア」です。
化粧水で補った水分を、いかに肌にとどめるかがカギとなります。
美容液
美容液は、肌に張りをもたせたり、肌をバリアする役割をしています。
肌の乾燥を防ぐ、美白に導くなど色々な種類の美容液がありますが、どの美容液も肌へ必要な栄養を補給する役割もしています。
いわば、サプリメントや栄養ドリンクのようなものと思って頂けるとわかりやすいかもしれません。
そのため、多くの美容液は通常の化粧水より濃い濃度のもので作られています。
それもあって、お肌の弱い人には適さない場合もあります。
クリーム
クリームは、肌に油分を補う役割と、化粧水で補った水分の蒸発を防ぐ役割の2つを担っています。
クリームと一言で言っても、たっぷり保湿をするタイプのもの、化粧水で補った水分の蒸発を防ぐ程度のバリアー的な役割のものなど、色々あります。
クリームの効果で肌に油分が補われると、肌のバリア機能がアップします。
さらに、クリームの油分で肌がやわらかく、なめらかになり、肌荒れのしにくい状態を保つことができるようになります。
乳液
乳液には、肌の水分の蒸発を防いだり、肌に異物が侵入するのを防いでくれる役割があります。
乳液は、クリームより油分が少なく、水分を含んでいるため、乾燥しやすい肌質の人や肌荒れをしやすい人には適しているアイテムです。
あなたも見たことがあると思いますが、有名なニキビのスキンケアにも乳液が含まれています。
化粧水だけでは守り切れない水分を保持したり、乾燥しやすい肌の人にはクリームの油分を肌にラップをかけるようなイメージで守ってくれます。
パック
パックには色々な種類があり、それぞれ役割が違います。
- 肌の余分な角質を落とすパック
- 毛穴の汚れを落とすパック
- 肌をやわらかくするパック
- 美肌に導くパック
- しっとりとした肌に導くパック
- 張りをもたせるパック
など、あなたが欲しいと思う役割のものを選ぶのが良いです。
スキンケアアイテムの役割はわかりましたか?
では、そのスキンケアアイテムの正しい使い方の順番をみてきましょう。
スキンケアの正しい順番
朝のスキンケア
- 洗顔
夜ほど肌が汚れないので、軽く洗顔するのがおすすめです。お肌が弱い人は、洗顔フォームを使わずに、ぬるま湯だけの洗顔でもOKです。 - 化粧水
手にたっぷりと取り、肌がしっとりするまで化粧水をつけましょう。コットンなどでつけるよりも、温めた手でつける方が肌のなじみがよくなります。 - 美容液
美容液を使用する人は、化粧水の後につけます。 - クリーム
顔に直接塗らずに、手にとってよくなじませて温めてから顔に塗っていきましょう。なでるというよりも、手で押さえながらつけていくのがベストです。 - 乳液
化粧水やクリームで補った水分と油分に蓋をするように、乳液を塗ります。ポイントは、厚く塗らずに、薄めに肌にのせるようにつけることです。
夜のスキンケア
- クレンジング
メイクの上にクレンジングをつけ、軽くマッサージしながらメイクを浮かせていきます。化粧水を含ませたコットン、または、ぬるま湯につけたファンデーション用のスポンジでふき取ると、優しくスッキリと落とせます。 - 洗顔
たっぷり泡立てて、泡であらうように肌にのせたら、たっぷりのぬるま湯ですすぎましょう。ためたお湯ではなく、流しながらの方が綺麗に優しく洗えます。シャワーで流すのもおすすめです。 - 化粧水
洗顔後、タオルでさっと拭いたら、水分が残っているうちに化粧水をたっぷりつけましょう。朝と同様で、手のひらにたっぷりとのせて、しっとりするまでつけます。 - 美容液
美容液を使用する人は、化粧水が残っている上にすぐにつけます。ゴシゴシつけるのではなく、ポンポンと軽くのせる程度が良いです。 - クリーム
化粧水や美容液が乾くまえに、油分でふたをするように手のひらに取り、手で押さえるようにつけていきます。 - 乳液
クリームをつけたら、時間をおかずにすぐに乳液で水分と油分に蓋をするようにつけます。朝と同じように、肌にのせるようにつけるのがおすすめです。
朝と夜とでは、少し違います。
特に洗顔は、朝はサラッと肌にある油分を取り除く程度にすると肌への負担が少なくなるので、美肌に導く最初のポイントとなります。
肌の基礎知識、ターンオーバーとは
スキンケアアイテムを変えたり、正しいスキンケアをしても、すぐに肌が生まれ変わるわけではありません。
それは、肌には「ターンオーバー」があるからです。
私たちの肌は、毎日食べている食事から作られていきます。
その食事が細胞に取り込まれて、肌として作られます。
この肌の生まれ変わりを「ターンオーバー」と呼びます。
このターンオーバーによって、表皮中の一番下の基底層から一番上の角質層まで、肌の細胞は形を変えながら上がり、最後にはフケや垢となって自然とはがれ落ち、つねに綺麗な肌が保たれます。
このターンオーバーの期間は、個人差がありますが、約28日が平均と言われています。
ターンオーバーが早すぎても遅すぎても、肌にトラブルが生じます。
ターンオーバーが正常に働くことは、美肌にとって、とても大切なことなのです。
洗いすぎや角質の取りすぎで、ターンオーバーが正常に働かず、未熟な状態で表皮の一番上の角質層に押し上げられてしまった場合、荒れた肌になってしまうこともあります。
このターンオーバーを正常に働かせるのに必要なのことは、「きちんとした栄養をしっかり摂る」、「良質の睡眠」、そして「肌の保護」です。
表皮のターンオーバーが崩れてしまうと、そのすぐ下の真皮に影響を与えてしまう可能性があります。
真皮の張りや弾力で、「肌年齢が変わる」とまで言われています。
また、真皮にできた傷やシワは取れないとも言われています。
「きちんとした栄養をしっかり摂る」、「良質の睡眠」、「肌の保護」の3点は、大切なターンオーバーと真皮を守るためにもとても大切なことなので、時々思い出して下さいね。
肌質別スキンケア
ひとりひとり肌質は違いますし、同じ人でも季節や環境、そして体内の状態によって肌質は日々変化していきます。
美肌に導くためには、今のあなたの肌に合ったスキンケアが最も大切です。
美肌になるための肌質スキンケアの選び方
ここでは、肌質別に適したスキンケアをご紹介します。
スキンケア商品を選ぶ際の参考にしてください。
普通肌
水分、油分ともにバランスがとれている状態で、洗顔後に肌のツッパリ感などを感じない状態の肌です。
普通肌に適したスキンケアアイテムは、
- クレンジング(ジェル、オイル、ミルク、クリーム状などお好みのもの)
- 洗顔(洗顔用の固形石鹸、洗顔フォームなどで刺激を感じないもの)
- 化粧水(さっぱりとした感触の化粧水)
- 乳液(さっぱり、しっとりなどお好みの感触のもの)
脂性肌
油分が多く、水分が少なく肌にべたつきを感じるのが特徴です。洗顔後もすぐにべたつきを感じる肌の状態です。
脂性肌に適したスキンケアアイテムは、
- クレンジング(オイルが多いもの)
- 洗顔(洗顔用の固形石鹸がおすすめ)
- 化粧水(清涼感のあるさっぱりした化粧水)
- 乳液(さっぱり感のある水分の多い乳液)
混合肌
油分は十分あるけれど、水分が少なく、特に頬や口元、目の周りにカサツキがあるにもかかわらず、おでこや鼻などにべたつきを感じやすい肌の状態です。
吹き出物も、おでこやあご、鼻の周囲にできやすいのも特徴と言えます。
混合肌に適したスキンケアは、
- クレンジング(オイル、ジェル、ミルク状などの汚れを落としやすいもの)
- 洗顔(やわらかい感触の洗顔用固形石鹸や洗顔フォーム)
- 化粧水(さっぱりとした感触のみずみずしい化粧水)
- クリーム(頬や目の周りなどのカサツキが気になる部分に使う)
- 乳液(さっぱり感のある水分の多い乳液)
乾燥肌
水分も油分も少ない状態で、いつも肌にツッパリ感を感じ、空気が乾燥すると、カサツキが目立つ肌の状態です。
乾燥肌に適したスキンケアは、
- クレンジング(オイルやクリームなどの油分が多いもの)
- 化粧水(少しトロッとした感触のある保湿が高いもの)
- クリーム(しっとりした感触の油分が多いもの)
- 乳液(水分、油分ともに多いしっとり感の強いもの)
敏感肌
冷たい空気や自分の汗などにも反応して、かゆみやかぶれなどが起きやすい肌の状態です。
自分の髪が顔にあたるだけでも、肌が赤くなることもあります。
敏感肌に適したスキンケアは、
- クレンジング(アルコールフリーのオイルやクリーム状のもの)
- 洗顔(グリセリンが主成分の刺激が少ない石けん)
- 化粧水(アルコールフリー、香料が入っていない柔らかな感触のもの)
- クリーム(ワセリンなどの保護を目的としたもの)
- 乳液(肌に刺激を感じない場合は、滑らかな感触のもの、乳液で刺激を感じる場合はつけなくてもOK)
となります。
美肌になるための肌質スキンケア方法
美肌になるためには、スキンケア方法も大切なポイントです。
肌質別にご紹介します。
普通肌
- クレンジングの後は、コットンに化粧水を含ませてメイクをふき取ります。
- 石けんなどをよく泡立てて、頬や目の周りは泡だけで洗い、おでこやあご、鼻は手でなでるように洗います。
- ぬるま湯でよくすすぎ、化粧水を手に取って馴染ませます。
- 化粧水が残っている間に乳液を塗ったら完了です。
- 美容液を使う時は、化粧水の後に塗るのがベストです。
脂性肌
- クレンジングの後は、ホットタオルで顔全体を拭きます。
- 石けんなどをよく泡立てて、ゴシゴシこすらずに泡と手でなでるように洗います。
- ぬるま湯でよくすすぎ、化粧水を手に取って馴染ませます。
- 化粧水が残っている間に乳液を塗ります。
- 乳液のべたつきが気になる時は、乳液を塗り終わったあとに、ティッシュで軽く押さえて油分を取り除きます。
- べたつきを抑えたあとにカサツキがきになる時は、乳液の後に化粧水をつけるのもおすすめの方法です。
混合肌
- クレンジングの後は、お湯にファンデーションのスポンジを入れてよくしぼり、そのスポンジで軽くふき取ります。
- 石けんなどをよく泡立てて、泡だけで顔全体を洗います。特におでこと鼻はちょっとだけ念入りに洗います。
- ぬるま湯でよくすすぎ、化粧水を手に取って馴染ませます。
- 化粧水が残っている間に油分が欲しい部分にクリームを塗ります。
- 最後に、乳液を顔全体に塗ったら完了です。
乾燥肌
- クレンジングの後は、石けんをよく泡立てて、泡と手で軽く洗います。
- ぬるま湯でよくすすぎ、化粧水を手に取って馴染ませます。
- 化粧水はしっとり感を感じるまで何回も肌に馴染ませましょう。
- 化粧水が残っている間に顔全体にクリームを塗ります。
- 最後に乳液を塗ったら完了です。
- 美容液を使う場合は、化粧水のあとにつけましょう。
敏感肌
- クレンジングの後は、石けんをよく泡立てて、泡だけで顔全体を洗います。
- ぬるま湯でよくすすぎ、化粧水を手に取って馴染ませます。
- 化粧水が残っている間にクリームを顔全体にたっぷり塗ります。
- 乳液は、お好みに応じて使います。
肌質によって、スキンケア方法に微妙に違いがあることがわかったのではないでしょうか?
季節や体調によって肌質が変化することもありますので、その時の肌の状態を見て、スキンケアの方法を変えていくのも大切です。
美肌になるためのその他のスキンケア
通常のクレンジング、洗顔、化粧水、乳液やパックに加える美肌アイテムで手軽なのが「パック」です。
パックには色々な種類がありますので、自分が欲しいと思っている用途に合わせて選びましょう。
肌の余分な角質を落としたい時や毛穴の汚れを落としたい時は、クレンジング能力が高い物を選びます。
パックと言うと、肌に貼ってはがすタイプのものを想像すると思います。
しかし、汚れの取れ方がよくわかるので、一見、優れているように感じますが、肌に貼ってはがすタイプのものは、使いすぎると毛穴を広げてしまったり、油分を余分に分泌するような肌に導いてしまったりと、肌本体を痛めてしまう可能性があるので、使用は慎重におこなう必要があります。
肌をやわらかくしたい時や、しっとりとした肌になりたい時は、水分をたっぷり含んだパックが良いので、シートパックやジェル状のパック、クリーム状のパックがベストです。
肌の張りが欲しい時は、キュッと引きしめる感じの感覚があるジェルやシート状のパックが適しています。
美肌パックは自分で簡単につくることもできます。
次は、「自分の持っているものでパックする方法」と「アロマで作るパック」をご紹介します。
角質、毛穴の汚れ用
普段のスキンケアアイテムでつるつる美肌パック
- クレンジングオイルをキレイにしたい部分にたっぷり塗ります。
- その部分にラップをのせ、ホットタオルを上からのせて温めます。
- 2~3分温めたら、化粧水をひと肌に温めて、コットンに浸しクレンジングオイルをふき取ります。
- 後は、洗顔をして完了です。
アロマでつるつる美肌パック
- モンモリロナイトクレイ大さじ1杯に精製水を50~100ml加え混ぜます。
- オレンジ・スイート精油1滴とローズマリー精油1滴を入れ良く混ぜます。
- これを汚れや毛穴が気になる部分にたっぷりとこすらずに置くようにのせていきます。
- 1分置いたら、ぬるま湯で洗い流して完了です。
この方法は、肌に負担がかかりやすいので、2週間~1カ月置いて使いましょう。
やわらか肌、しっとり肌に導く用
普段のスキンケアアイテムでしっとりやわらか美肌パック
- 化粧水をひと肌に温めて、コットンにたっぷり浸します。
- それを、やわらかく、しっとりしたい部分にはりつけていきます。
- 上からラップをして、5分置いたら完了です。
あとは、クリームや乳液で保護してください。
アロマでしっとりやわらか美肌パック
- ローズウォーター10mlと精製水20mlにグリセリン5~10ml加え良く混ぜます。
- これを100円ショップのシートパックまたは、コットンにたっぷり浸します。
- 肌にのせたら2~3分置いたあと、スイートアーモンド油または白色ワセリンで蓋をして完了です。
この上からメイクもOKです。
スイートアーモンド油や白色ワセリンは、ふき取らず、そのまま寝てしまっても構いません。
パックしたまま過ごせる優れものです。
キュッと張り肌に導く用
普段のスキンケアアイテムで張り美肌パック
- 化粧水をひと肌に温めて、コットンにたっぷり浸し肌に2~3分のせます。
- 次に、冷たく冷やした化粧水をコットンにたっぷり浸して肌に2~3分のせます。
- 最後に乳液をあごからおでこに向かって引き上げるように塗ったら完了です。
アロマで張り美肌パック
- フランキンセンス精油1滴とサンダルウッド精油1滴をマカデミアナッツ油5ml入れ良く混ぜます。
- ジェルベース25gに混ぜ、さらに精製水を5ml入れプリンみたいになるくらいまでよく混ぜます。
- これを肌に塗るだけで完了です。
この上からメイクもOKです。
つけたまま、寝てしまっても大丈夫です。
ふき取らない、パックしたままスキンケアができるスペシャルな方法です。
敏感肌の時用スキンケアとパック
番外編ですが、なにを使っても肌が敏感で困っちゃうというときに、かなり役立つ方法です。
私は「アトピー」がでると必ず使います。
スキンケアとパック
- 植物性のグリセリン5~10mlに精製水40~50mlを混ぜたものを化粧水として使います。
- 白色ワセリン、または、プロペトをクリーム代わりに塗ったら、スキンケア完了です。
すごく簡単ですが、とても刺激が少なくておすすめです。
実はこの方法、最後に白色ワセリン、または、プロペトを塗るだけで、ずっと肌をパックしているような状態にしてくれます。
この作り方と方法が、一番お金がかからなくて、簡単なスキンケアです。
肌が敏感な時は、ぜひ試してみてください。
私流のスキンケアアイテムの作り方と使用方法
最初の方でお伝えしました、1カ月のスキンケア代が約2000~3000円で済む私流のスキンケアアイテムの作り方と使用方法をお教えします。
作っているアイテムは、ほぼ1カ月に1~2回作るだけです。
クレンジング
ホホバ油10mlとスイートアーモンド油90mlのブレンドオイルに、ローズマリー精油2滴入れてよく混ぜたものをクレンジングオイルとして使用しています。
このクレンジングオイルをメイクの上から塗って、ぬるま湯で洗い流すだけ。
洗顔
グリセリンクリアソープ50gを電子レンジで溶かし、オレンジ・スイート精油5滴入れてかわかしたらできあがりです。
このオレンジの香りのグリセリンクリアソープを泡立てて、軽く洗ったら、ぬるま湯ですすぎます。
化粧水
オレンジフラワーウォーター2mlに精製水40mlを混ぜ、グリセリン10ml混ぜたらできあがりです。
洗顔後、軽くタオルでふき取り乾燥しないうちに、手のひらでなじませるようにつけます。
クリーム
ミツロウ2gとスイートアーモンド油20mlを温めて溶かし、ローズマリー精油を1滴入れて混ぜたら、固まるまで待ちます。固まったらできあがりです。
化粧水が顔に残っているあいだに、ミツロウクリームを塗ります。
乳液
ジェルベース5gに植物油5ml、精製水20ml入れて混ぜたらできあがりです。
朝だけクリームの上から塗ります。
ついでにパックもご紹介しますね。
プルプルパック
キサンタンガム5gにスイートアーモンド油5ml入れ混ぜたら、そこへ精製水100ml入れてプルプルになるまで混ぜたらできあがりです。
洗顔前、洗顔後どちらでも使え、さらに毎日お肌に負担なく使えるパックです。
しっとりするのに、古い角質も取れる感じがする心地よいパックで愛用しています。
アイテムが多いように感じたかもしれませんが、フローラルウォーターは、50mlのものを使えば10回分、精製水も通常500ml入りのものなので、1回50ccなら10回分とかなりお得です。
実は、アロマではクレンジングとトリートメントオイルは同じものを使用できます。
さらに、フェイスにつけるものとボディ、髪につけるものも同じものを使うことが多いのも特徴です。
つまり、どこに使っても大丈夫なベースのもので作られています。
実際、クレンジングオイルを乾かす前の髪の毛先につけて毎日乾かしています。
そのおかげで、美容室に行くと「髪のケア、一生懸命していますね。」といわれることが多く、もしかしてアロマかもと思ったりします。
私がアロマにいきついた理由は、刺激が少ない、フェイスだけでなく心もケアできる、理由もあります。
毎回作るたびに、自分の肌と心はこんな状態なのだと実感します。
そのおかげで、自分を大切にして自分をいたわることの必要性を知りました。
もちろん個人差がありますので、やってみたいと思うものだけ試してみるというスタンスで大丈夫です。
以前、グリセリンと精製水で作る化粧水の作り方をお伝えしたことがあるのですが、「こんなに簡単なのに肌トラブルが起きなくてすごい!」と、とても喜んで頂けたことがあります。
あなたのお役にも立てたら嬉しいです。
美肌ケアの大事なポイント3つ
美肌になるためには、他にも大事なポイントがあります。
肌に合うスキンケアアイテムを使っているのに美肌にならない・・・と感じる場合は、きっと原因はこの部分にあります。
美肌になるための見直しアイテム1
シャンプー、トリートメントなどヘアケア用品。
肌は、一枚で全身つながっています。
そのため、頭皮の状態が悪いとフェイスにも影響が出ることがあります。
シャンプーやトリートメント、ワックスなどは自分の頭皮に合っていますか?
フェイスが乾燥しているときは、頭皮の乾燥も疑ってみましょう。
逆に、吹き出物がでやすい状態のときは、頭皮にも吹き出物やベタベタ感があるかもしれません。
シャンプーが完全に落ちていない状態が続いても、フェイスに影響が出ます。
ヘアケアアイテムが自分の肌に合っているのにフェイスにトラブルがある場合は、シャンプーやトリートメントなどが頭皮に残らないように洗い流しましょう。
匂いがストレスになるようなヘアケアアイテムもフェイスに影響を与えます。
嫌いな匂いを嗅ぐことでストレスになり、フェイストラブルとして出てしまう場合もあるのです。
美肌になるための見直しアイテム2
ボディソープ。
特に、背中の肌の状態はフェイスに大きく影響していきます。
背中は、しっとりしていますか? つるつるですか? ニキビがいっぱいありませんか?
自分ではケアしにくい背中ですが、ボディソープは刺激の少ないものを使ったりするなど、ボディケアをしてあげましょう。
背中とフェイスはつながっているのですから、背中に水分が足りなければ、フェイスから奪われていきます。
逆に、ベタベタしていれば、フェイスにも同じように影響が出ます。
エステやアロマテラピーなどを受けたことがある人ならわかると思いますが、背中のケアをたっぷりしてくれますよね?
特に背中は、自律神経や内臓に働きかける神経などが集まっている場所です。
昔の医師は背中の状態でその人の病状を見た、とも言われているくらい重要な部分です。
背中のケアは、全身のケアにつながる可能性を持っていると思ってください。
もし近くにエステやアロマテラピーで背中を普段からケアしてもらっている人がいたら、その人の肌をぜひ観察してみてください。
なるほど! と実感するはずです。
美肌になるための見直しアイテム3
首とデコルテと二の腕のスキンケアアイテム。
ここまで見てきたらもうわかりますよね?
首、そして、デコルテ(首から肩、胸元あたり)と二の腕は、フェイスと繋がっています。
フェイスにスキンケアする時には、首、デコルテ、二の腕にも同じケアをしてあげましょう。
デコルテがきれいだと、さらに顔色がよく見えるので、美肌に磨きがかかります。
1カ月後の肌が楽しみですね。
まとめ
美肌になるスキンケア方法はいかがでしたか?
これであなたは、美肌になるための知識は身につけました。
あとは実践するだけです。
せっかく、美肌になるためスキンケアの方法を知ったのですから、今すぐ行動に移しましょう。
美肌スキンケアは、どこから始めても構いません。
自分ができそうと思うものから取り入れてください。
それが、明日の美肌に繋がっていきます。
美肌は一日にしてならず!
日々のスキンケアがとっても大切です。
また、心の状態も肌に影響を与えます。
スキンケアアイテムを選ぶときは、心地よいと感じるものを選んでください。
そして、スキンケアをするときは、いつも頑張っている自分をいたわるように
「いつも頑張ってくれていてありがとう。お疲れさま。」
と思いながら、肌に触れましょう。
あなたのフェイスは、どんなときでも頑張ってくれています。
美肌スキンケア術を使って、あなた史上最高の美肌を手に入れてください。