霊感がある、と聞くと、なんだか特別な力が備わっているような気がしませんか?
実は『霊感は直感』というように、誰しもが持っている普通の能力なのです。
霊感が強い、霊感が弱い、というのは、走るのが早い、絵がうまいなど、得意なのかどうか? ということ。
もちろん、鍛えればコントロールできるようになるのですが、鍛え方の教科書があるわけではありませんし、誰かに聞くにも躊躇してしまいますよね。
そんな方のために、今回は『霊感を鍛える方法』をお伝えします。
霊感の強い人との時間を増やす
昔から伝わる方法です。
実は、霊感は風邪のように『うつる』ものなのです。
これは、類は友を呼ぶ、というように、寂しい人には寂しい人が、明るい人には明るい人が寄り合います。
同じように、霊感の強い人には霊感の強い人が寄ってくるものなのです。『霊感なんてないよ! 』とおっしゃる方も、一緒にいると自然に強くなってきます。
物質的なたとえで言いますと、バスケ好きはバスケを観戦し、その技術を楽しんだり真似したりしますよね?
それと同じように、霊の話、オーラの話などをしていると、興味がある人は『視よう』とします。
これが、霊感を開くキーとなり、自然と鍛えられていくのです。
インスピレーションは視えない存在からのお告げ
『どちらの道から行こうかな』と思ったとき、ピン! ときた方向へ進んだら、渋滞にかからず早く行けた…こんな体験はありませんか?
かの英雄ブルース・リーも言っています。
「考えるな。感じろ」と。
人は、考える生き物です。起きている間は、ずっと考え事をしています。だからこそ、感じることを大切にする。
実は、インスピレーションを大切にすると、日々が楽しくなるのです。
『考える』ということは、仕事や周りの人のこと、人からどう思われるか、時間、行動の効率など、自分を縛るものを数えているということ。
その縛りから抜け出すのが、霊感力。
インスピレーションを行動に移すことで、受け取る直感の数が増え、霊感力を鍛えることができるのです。
汚部屋は厳禁? 意外な鍛え方
埃(ほこり)は『霊のベッド』だと言います。
せっかく霊感を鍛えても、悪霊が来ては、運命は転がり落ちるだけ。
霊感を強くするなら、清く正しくをモットーに生きなければなりません。
洋服を散らかした部屋で、カップラーメンをすすっているようでは、五感が鈍ってしまうのです。
神社もお寺もキレイに掃除されているのは、身をもって心を磨くため。
見えるモノ=体と、視えないモノ=霊感は、繋がっているので、五感を鍛えることは、霊感を鍛え上げる基盤となります。
オーラを視る練習をしてみよう!
心や体に傷を負ったとき、背中や頭をなでてもらって嬉しかったことはありませんか?
誰かに教えてもらったわけでもないのに、人はそれが『癒し』になることを知っています。これは、手から放出されるエネルギーのすごさを、知らず知らずのうちに、魂に刻んでいるからです。
まず、部屋を暗くしてみてください。
テニスボールを包むように、優しく指先を合わせます。そして、指先を見つめて、少し離したり、くっつけたりを繰り返します。
すると、指先から、納豆の糸ようなものが視えてきます。指と指が離れるのを惜しむように、指先同士は離れているのに、糸で繋がっているように視える。
これが、手から放出されているエネルギーです。
視える色は人によってさまざまですが、一般的には、緑やオレンジが多いようです。
得意不得意はありますが、多くの人は、このトレーニングで、半年くらいで視えるようになります。
視えないものが視えるようになる、霊感トレーニングのひとつです。
人や場所に興味を持つ
『えっ? そんなことで? 』と思われた方も多いかと思います。
実はこれ、日々のダイエットと同じなんです!
例えば、運動はしなくても、歩く時はお腹を意識する、脂質は摂りすぎないなど、『意識する』ことは大事ですよね?
霊感を鍛えるときも同じで、『この人のオーラはどんな色かな? 』とか『あの場所には霊がいるかもしれない』など、普段から興味を持ち、意識することが大事なのです。
そうすると、その類のインスピレーションが冴えてきて、視えることもしばしば。最初はとってもビックリして、思わず凝視してしまいますよ!
感情を捨てる
これは、冷酷になるという意味ではありません。
感情とは、怒り・悲しみ・喜び・恐れ。好き、嫌いなども含まれます。それらに一喜一憂しないということです。
実は、感情はインスピレーションを書き換えてしまいます。
インスピレーションを受けたのち『でも…』と考えてしまうのは、感情から来るものなのです。
先ほども言いましたように、感情は自分を縛りつけてしまいます。
テレビに出ている霊能者さんの多くは、滅多なことでは泣いたりしませんよね?
これは、霊感で受け取るメッセージを、感情が邪魔するのを防ぐため、理性を働かせているのです。
感情にのまれると『この人は◯◯と言ってほしいのだな』と考えてしまいます。これでは、お伝えする内容は『霊能者の考え』になってしまい『霊感によって得られたお言葉』では、なくなってしまうのです。
感情にのまれず、理性を働かせるということは、霊感を鍛えるためには、必ず必要なトレーニングです。
強い浄化イメージを持つ
霊感というと、一般的には『霊が視える』『声が聴こえる』など、他の人には確認できないことを指します。
イメージを持つというと『妄想』や『想像』であって、霊感ではないのではないか? と思われるかもしれませんが、それは違います。
体力的ですと、走ったり、筋トレをしますよね? 使う筋肉を、より長く耐えられるように鍛えます。
同じように、霊感を鍛えるのも、普段から意識して、エネルギーを使いこなせる様にしなければなりません。そのための浄化イメージトレーニングです。
寝る前やお風呂など、リラックスできる場所で、光に包まれているイメージや、宇宙に漂っているイメージを持ってください。そのときは、何も考えないのがコツです。
こうすることによって、筋肉がつくのと同じように、頭頂から入るエネルギーのパイプが強く太くなっていきます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
意外に簡単で、拍子抜けされたかもしれませんね。
ほとんどの人は『視てみたいけど、怖いのは嫌』なんだと思います。
でも霊感って、視える聴こえるばかりではなく、直感も含みますのでご安心を。
もし、『視え過ぎて困っている』方がいらっしゃっても、今回お伝えした方法は必ずお役に立つことでしょう。
ぜひ続けてみてくださいね。