夢という言葉は、幻想のようでフワフワとした感じがします。
『夢をかなえるために頑張っています』と言って、何年が過ぎましたか?
『夢を持つことは大切です』と言って、持っているだけで満足していませんか?
夢をかなえるために、一番必要な努力はしないのですか?
夢を語る人は、現実逃避や夢見がちの人が多いです。
夢をかなえるためには、そのための目標を達成することが大切です。
夢という幻想から、目標という現実へ変換しましょう。
夢とは、壮大で手の届かない存在というイメージがありますが、これからお話する7つのシンプルルールを実践すれば、確実に夢をかなえることができます。
妄想する
夢をかなえるためには、まず、夢をかなえた自分を想像して、イメージをつくることです。
嬉しいとか、幸せとか、単なる想像ではなく、具体的に妄想するのです。
どんな景色が見えるか、どんな匂いがするか、どんな服を着ているか、誰と一緒にいるかなど、できる限り具体的に妄想しましょう。
これはイメージトレーニングの一種で、実際の状況に近いかたちで疑似体験をするのが目的です。疑似体験することで、夢をかなえるために何が必要なのか、何をすれば良いのかが見えてきます。
また、夢をかなえた時の感情も具体的に妄想してください。
人間は、成功体験をすることで、モチベーションが上がります。失敗した時の想像やできない自分へのいら立ちばかりを抱えていては、モチベーションが下がります。そのような心理状態では、良い結果を残すことは困難です。
大きな目標を決める
10年後などの、最終的に到達したい大きな目標を決めることは、夢をかなえる方法を進めていく上で大切です。
自分の人生の中で、何をどこまで成し遂げたいのかを決めましょう。
最終目標を決めることで、今何をしなければいけないのかが見えてきます。
精神科医などが良く使う言葉に、『~しなければいけない』ではなく、『~する、~したい』を使いましょうというモノがあります。行動は感情に左右される事を知っているからこそのアドバイスです。つまり、強迫観念に迫られて行動すると、精神的な逃げ場がなくなるから、自分が意欲的にできる方法で行動することを勧めています。
しかし、夢をかなえるためには、『~しなければいけない』のです。
逃げ場をなくすことで、目標達成への1本の道すじが明確になり、シンプルに行動することができます。
具体的な目標を決める
最終目標を決めたら、具体的な目標を決めます。
1年後、半年後、1ヶ月後の目標を決めるのです。
これは具体的な目標ですから、困難すぎる目標ではいけません。また簡単すぎる目標では意味がありません。
あくまでも、10年後に夢をかなえるための通過点としての目標ですから、実現し得る限界に挑戦する必要があります。
1つ1つの目標を達成していくことで、自信が湧いてきて、限界はだんだん伸びていきます。
生活習慣を見直す
夢をかなえる方法で一番大切なのは、健康な体を維持することです。
これは、プロのアスリートも同じですが、健康管理はプロとして当り前のことなのです。自己管理ができないようでは、プロとして失格です。
怪我をしないフィジカルを鍛えることも必要ですし、怪我をしても、回復できる栄養と休養を蓄えておくことです。健康でなければパフォーマンス力が低下しますので、夢をかなえることができません。
栄養バランスの良い食生活や規則正しい生活を心がけましょう。
努力する
夢をかなえる方法で健康管理の次に大切なのは、努力することです。当り前のことですが、意外とこれができない人が多いです。
努力の意味をはき違えているのかもしれません。
睡眠は大切なので、毎日徹夜をしろとは言いませんが、努力が足りないと考えられます。
毎日目標を設定し、それを達成していきます。その目的は、目標を超えて、限界に挑戦し続けることです。なぜなら、限界は伸びるからです。
絶対に自分にはここまでしかできない、と思っていたことが簡単にできる日が必ずやって来ます。
その時の喜びと高揚感は、何度味わっても気分の良いものです。
人間は成長する生き物です。限界は決めるのではなく、超えるためにあるのです。
祈る
夢をかなえるためには、祈ることも大切です。
宗教に関係なく、神は存在します。もしかしたら、可愛がってくれたおばあちゃんや大好きだったペットかもしれません。何らかの存在が、あなたを見守ってくれています。
時間が空いた時に、神社へ行って手を合わせるだけでも良いですし、毎日出かける前に、見えない存在に祈りを捧げることも良いでしょう。
人間は、目に見えないものを信じない傾向があります。
半信半疑では効果がありませんので、ただ信じることです。そして1日の終わりには、何事もなかったことを感謝しましょう。
反省する
夢をかなえる方法で大切なのは、反省することです。
目標を達成できなかった原因を追及して、何がいけなかったのかを分析します。目標を達成できた時も、単なる幸運だったのかを見極めることが必要です。
ボクシングなどの格闘技でラッキーパンチという言葉があります。
たまたま出したパンチが、たまたま相手の急所に当たりKO勝利をした時などに使われます。
しかし本当は、ラッキーパンチなど存在しないのです。
毎日コツコツとパンチの反復練習を行い、体が覚えるまで刻み込むのです。想像を絶する量の反復練習を行うと、体が勝手に反応をして、癖と同じような原理でパンチを出すことができます。
これはラッキーではなく、練習の成果です。
まとめ
いかがでしたか?
これらの方法を実践したら、必ず夢を実現させることができるでしょう。
自分の事はいくらでも甘やかすことができます。
普通の生活をして、のんびりと暮らしたいなら、夢はあきらめることです。
絶対にかなえたい夢があるなら、自分にムチを打って奮い立たせることが大切なのです。