日本の医療制度は他の国々と比べても充実しており、私たちは満足な医療サービスを受けることが出来ます。皆さんも一年に何回かは病院を受診しているでしょう。
体調を崩したり、怪我をしたりすると病院を受診します。それ以外にも、健康診断や定期健診などで病気を未然に防ぐために病院へ行くこともあります。
病院へ行って自分の体を治すことは大切なことですし、必要なことです。けれども、困りものなのが待ち時間です。
病院へ行くと、診察の順番が自分に回って来るまで長時間かかることもあります。スマートホンやゲーム機は時間潰しには向いていますが、病院ではそうした電子機器の使用を禁止している部分も多く、待ち時間の過ごし方について困ってしまうこともあります。
同じ時間を過ごすのならば、充実して楽しい時間を過ごしたいものですよね。
そこで今回は、病院での待ち時間を楽しくするための4つの方法をお伝えします。
病院の売店は意外な穴場! 美味しそうなものを探してみよう
会社帰りや仕事の休憩時間についコンビニに立ち寄ってしまう方は多いのではないでしょうか。
コンビニはスーパーマーケットなどと比べて割高な商品も多いですが、その代わりに新商品はいち早く入荷されます。そのため、小さな店内には美味しそうなものや珍しいものも多く、食べることが好きな人や流行を先取りしたい人にとっては楽しい時間を過ごせます。
病院の売店と聞くと、ありきたりなパンやおにぎり、飲み物や入院している方が生活に必要なものを置いているイメージがあるかもしれません。確かに、そうした売店も存在します。
しかし、病院の売店にはコンビニやスーパーマーケットでは見かけないようなお菓子やパンなどが置かれていることもあるのです。病院の売店は意外な穴場なので、食べることが好きな方は待ち時間を利用して美味しいもの探しをしてみるのもいいでしょう。
読みたかった本を持っていき、読書を楽しもう
病院は基本的に静かに過ごすのがマナーとされています。ですから、そんな静かな環境は読書を楽しむのに最適です。
普段の生活では本を読みたくても読書をする時間をまとまってとれなかったり、落ち着かない電車の中でバランスをとりながら本を読んだりしなければならないこともあります。
病院での待ち時間が長い時には、仮眠をして過ごすのもいいかもしれませんが、ずっと気になっていた本を読むのに最適な時間なのです。待つことをあらかじめ予想できる場合には、その待ち時間に合わせて自分の読みたい本を何冊か持って行くといいでしょう。
病院においてある本は侮れない
病院へ行くと、必ずといっていいほど本が置かれているコーナーがあります。そのコーナーの本は、患者さんが待ち時間に読むためとして置かれているものですから、もしも、待ち時間を過ごすためのものを用意せずに病院へ行ってしまったのならば、病院の本のコーナーを見てみましょう。
有名な人気漫画、雑誌、新聞、医療関連書籍など、病院に置いてある本のジャンルは様々です。漫画が好きなのであれば、一気に漫画を読むのもいいでしょう。また、雑誌から最新のトレンドや暮らしに役立つレシピ情報を収集するのもおすすめです。
そして、ここで注目したいのが医療関連書籍です。病院に置いてある医療関連書籍は専門的なものから、簡単な言葉でわかりやすく説明しているものまで置かれています。
病院を受診したことをきっかけに、自分の患っている病気や生活習慣の改善について学びたいと感じたようであれば、病院に置かれている医療関連書籍を読んでみましょう。
病院内の食堂をチェックしてみよう
病院へ行く時には、体調が悪くて食事も食べられないような状態であることもありますが、けがの手当てや定期健診など消化器官には問題ない時もあります。問題なく食事を摂れる体調で、診察にあたっても食事を摂ることが問題とされていないようであれば、病院の食堂を覗いてみるのも面白いものです。
病院の食堂は、入院中の方やそのご家族以外にも、多くの方が利用するため、サンドイッチやオムライス、ケーキセット、トースト、コーヒーなど普通の喫茶店と変わらないようなメニューが並んでいることも多いです。
しかし、中には病院ならではの配慮で、食事の栄養バランスに気を配ったメニューがあるところもあります。こうしたメニューは、普段の食事の参考になります。
また、自分の番が来るまでゆっくりとコーヒーを飲みながら過ごしたりすることも出来ますので、ものを口にすることに問題が無いのであれば、待ち時間を食堂で過ごすのもよいでしょう。