この記事を読むと、次のことがわかります。
- ハーブティーはノンカロリーで低糖質
- ノンカロリーだけど甘いハーブティー
美容と健康のためにハーブティーを飲む人が多いみたいだけど、味が苦手という人も多いね。
今回はそんな人に向けた内容です。
糖分が含まれているわけでもないのに甘く感じるハーブティーを試してみてください。
ハーブティーはノンカロリー?
結論:ハーブティーはノンカロリーの飲み物です。
しかし、それが「0キロカロリーなのか?」と問われると、その答えは少し変わってきます。
日本の法律的な基準では、「100mlあたり5キロカロリー未満であればノンカロリー」となっています。
ただ、そのくらいの誤差であれば、ハーブティーはノンカロリーと言ってしまって大丈夫ですよね。
ハーブティーに糖質は含まれるのか?
結論:ハーブティーにほとんど糖質は含まれていません。
参考情報として、ハーブティーのカロリー計算結果を貼っておきます。
引用:あすけん
この栄養素の表から、ハーブティーには糖質がほとんど含まれていないことがわかります。
ですから、安心してダイエットにもハーブティーを活用することができます。
甘い食べ物を減らす必要があるときは、後述する甘いハーブティーをスイーツの代替として使ってみるといいかもしれませんね。
ハーブティーから摂取できる栄養素は少ない?
ただ、ノンカロリーで糖質もほとんどないとなると、ハーブティーから摂取できる栄養素も少ないです。
上の表の通りで、ハーブティーからの三大栄養素の摂取は期待できません。
ただ、ハーブによっては鉄分やビタミンを多く含むものもあります。
ローズヒップはビタミンCが豊富に含まれており「ビタミンCの爆弾」という別名があるほどですし、ハト麦などもビタミンBやアミノ酸が豊富に含まれていることで知られています。
その他にも、集中力を高める成分や胃腸の調子を整える成分など、私たちの健康維持に役立つ様々な成分がハーブティーには含まれています。
とはいえ、ハーブティーだけで必要な栄養素を全部摂取しようとは考えないほうがいいでしょう。
ノンカロリーだけど甘いハーブティー6選
ノンカロリーハーブティーを美容や健康の維持の目的で飲む方が多いですが、その味が気になっている方もまた多いです。
ハーブティーの中には苦みやクセの強い味のものも多く、人によっては砂糖やハチミツ、牛乳などをいれてハーブティーを飲む人も少なくありません。
ただ、そうした場合、当然ながらカロリーが高くなります。
ダイエット目的なら本末転倒です。
そんな方におすすめしたいのが、次にご紹介するノンカロリーだけど甘いハーブティーです。
ハーブティー特有の癖のある味が苦手な人も、甘いハーブティーとブレンドすることで砂糖などを加えなくても飲みやすいハーブティーを楽しむことができます。
ノンカロリーだけど甘いハーブティーは、次の6つです。
- リコリス(甘草)
- レモンバーベナ
- フェンネル
- ステビア
- 甜茶
- 甘茶
甘みが強く飲みやすいハーブティーを表にまとめてみました。
ハーブティー | 特徴 | 備考 |
---|---|---|
リコリス(甘草) | 砂糖の50倍の甘さのどに良い作用が多い免疫アップ、抗ウイルス作用 | 肝臓疾患、高血圧、腎不全の人は禁忌。妊娠中、授乳中も飲用を避ける。 |
レモンバーベナ | ミルキーな甘さが特徴穏やかな鎮静作用優しいシトラス系の香り | |
フェンネル | スパイシーな甘さ消化促進と駆風作用去痰作用 | |
ステビア | 砂糖の200~300倍の甘さ血糖値の急激な上昇を抑える | キク科アレルギーの人は飲用を避ける。 |
甜茶 | 砂糖の75倍ほどの甘さ喉の炎症を抑える作用花粉症などにも効果あり | |
甘茶 | ショ糖の400倍の甘さ胃腸の働き促進アンチエイジング作用あり | 妊娠中や授乳中の人は飲用を控える。濃く煮出すと食中毒を起こす可能性があるため1リットルに2~3gを煮出す。 |
参照:お茶ラボ
甘いハーブティーを活用したブレンドハーブティーもおすすめ
上述した6つの甘いハーブティーを、ハーブ1種類で飲む「シングルハーブティー」として飲むのも全然いいです。
ですが、私がおすすめするのは、数種類でブレンドした「ブレンドハーブティー」を作るときの甘み付けとして活用する方法です。
甘いハーブとブレンドする相手のおすすめハーブは、おおきく2種類です。
- ローズヒップ、ハイビスカスなどの酸味のあるハーブ
- エキナセアなどの苦みのあるハーブ
酸味や苦みの強いハーブと甘いハーブをブレンドすることで、ハーブが持つ薬効が高まるとともに飲みやすいハーブティーとなります。
自分でブレンドしてもいいですし、ブレンド済み市販のものでも十分楽しめます。
まとめ
今回ご紹介したハーブティーは味こそ甘いですが、いずれも糖質がほとんど含まれていないノンカロリーの飲み物です。
とくに飲みやすいノンカロリーだけど甘いハーブティーは、6種類。
- リコリス(甘草)
- レモンバーベナ
- フェンネル
- ステビア
- 甜茶
- 甘茶
いずれも砂糖の50倍から、多いものでは砂糖の原料となるショ糖の400倍の甘さがあるハーブティーです。
ただ、甘いハーブティーだけで飲むと、甘すぎて飲めないものもあります。
他のハーブとブレンドして、ブレンドハーブティーとして飲むのが私のおすすめの飲み方です。
ただ、ご紹介した甘いハーブティーに限らず、ハーブティーの飲み過ぎは良くありません。
ハーブティーは利尿作用が強いものが多いため、適量を楽しむことが肝心です。