睡眠不足が続いている、だるさが抜けない・・・
ゆっくり休む暇もなく、毎日の『疲れ』がたまっていませんか?
ついつい栄養ドリンクや錠剤に頼りがちになってしまう人も多いのでは?
それらは一時的な効果はあっても、本当の疲労回復にはなりません。
私たちの普段の食事に、『疲れを取る効果のある食べ物』が意外と多いことをご存知でしょうか。
忙しい毎日でも、『疲れを取る食べ物』を意識してとってみましょう。
食べることは、それ自体で気分転換にもなります。
これからご紹介する、『疲れを取る食べ物9つ』を毎日の生活で少しずつ取り入れ、元気に1日を乗り切りましょう。
忙しくても、あなたの『笑顔』が、まわりを幸せにします。
鶏肉を食べる
鶏肉には、『イミダペプチド』という疲労回復に効果のある物質が多く含まれています。
この『イミダペプチド』は、動物の筋肉に含まれており、牛肉や豚肉と比べて鶏肉に豊富なのです。
一度に何万キロと移動する渡り鳥の持続性は、この物質による効果が挙げられています。煮ても焼いてもお好きな調理法で大丈夫です。
また、鶏肉、特に手羽先には眼精疲労に効くビタミンAが多いので、手羽先を食べてパソコンなどによる目の疲れを緩和しましょう。
お酢や柑橘類からクエン酸をとろう
運動したときに筋肉中に作り出される『疲労物質』である『乳酸』。
この『乳酸』が体内に多くなると、筋肉が収縮して疲労を感じるようになります。
この『乳酸』を分解するものが『クエン酸』。
『クエン酸』は、お酢や、レモン、オレンジなどの柑橘類や、梅などに多く含まれています。
お酢は疲れに効くと言われ、少し前に流行しましたね。
食事するときに、おかずにかけたり、餃子にお酢をつけて食べたり、積極的に取り入れると良いでしょう。
鶏肉やお肉類にレモンをかけて食べるのも、疲れを取る効果『大』です。
豚肉を食べよう
豚肉には『ビタミンB1』が豊富に含まれています。
『ビタミンB1』は、血液中の糖分をエネルギーに変え、ストレスを軽減する効果もあります。
そして、『クエン酸』の機能を高め、疲れを取るのに欠かせない成分です。
豚肉は鶏肉とともに安価で、家計にもやさしくおすすめです。
アセロラドリンクを飲む
ストレスを感じると大量に消費されるものが『ビタミンC』。
その『ビタミンC』を多く含んでいるのは、アセロラやレモン、赤ピーマンやブロッコリーなどです。
アセロラジュースは糖分が気になるので、赤ピーマンやブロッコリーを食事に取り入れたりして、毎日とり続けるのがおすすめです。
トマトは疲労回復や食欲増進に効果的
トマトに含まれる『リコピン』は、抗酸化作用が高く、疲れを取るのに効果があります。
また、トマトは『クエン酸』も多く、体内の『乳酸』をおさえ、食欲増進にもなります。
見た目も鮮やかで料理も華やかになりますね。
牡蠣や貝類、魚介類
滋養強壮剤に含まれている『タウリン』という物質をご存知でしょうか。
『タウリン』は、アミノ酸の一種で、視力低下防止や、疲労回復の効果があります。
その『タウリン』を多く含むのが、牡蠣。
牡蠣は海のミルクとも言われ、豊富な栄養素を含んでいます。
ただ、季節もありますし、そう頻繁に食べるのもたいへんなので、同じく『タウリン』を含むたこやイカ、貝類をとるようにしましょう。
滋養強壮で知られるにんにく
疲れを取るのと、滋養強壮によいとされる、『にんにく』。
にんにくに含まれる『アリシン』という成分は、『ビタミンB1』を体内に取り入れやすくします。
『ビタミンB1』は豚肉のところでご説明しましたとおり、疲れを取る成分ですので、『豚肉』と『にんにく』を合わせて食すると、いっそう効果的なのです。
はちみつで素早く疲労回復
『はちみつ』は、すばやく栄養補給が行えるため、山登りをする際も持っていると便利です。
体内で分解吸収されやすく、早く『エネルギー』に変わる天然甘味料で、ビタミン類も豊富に含まれており、栄養価も高いのです。
スポーツ後にレモンをはちみつ漬けにしたものを摂取する話は良く聞きますね。
レモンの『クエン酸』と、はちみつの相乗効果で、『はちみつレモン』は疲れを取るのにとても有効なのです。
卵を食べる
卵は、『アミノ酸』バランスが良く、また『良質なたんぱく質』であるので、疲れやだるさに効果があります。
ビタミンやミネラルが豊富で『栄養バランスが良い』のですが、コレステロールが多いので取りすぎには注意しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
毎日の忙しさに、ついつい無理をして疲れをためてしまいます。
疲れを取るのに効果のある食べ物を知っておくだけで、仕事合間のランチでも、今までとは少し違った選択をするようになり、
自然と健康な体作りができることでしょう。
あまりに疲れて時間もなく、食欲さえ無くなってしまった時でも、はちみつや梅干をちょっと口に入れるとか、手軽にとれるものを取り入れてみて下さい。
パワーを回復して、もうひと頑張りできることでしょう。