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毒親が急増!? 毒親にならないための7ヶ条

毒親

あなたは「毒親」という言葉を耳にしたことがありますか?

毒親の「毒」とは、子どもにとって悪影響となる身体的または精神的な虐待や育児放棄につながるような言動・行動のこと。

児童虐待件数が年々増加している今の日本社会にとって、毒親の存在は決して無視できない存在だと言えます。

今急増している毒親に、あなた自身がならないようにするには、どのようなことに注意していけば良いのでしょうか?

ここでは、毒親の特徴と自分がそうならないために注意すべきことをお伝えします。




過保護

毒親の特徴としてまず当てはまるのが「過保護」

過保護とは、子どもを育てる時に必要以上に心配したり、甘やかしたりする状態のことです。

子どもにとって過保護な親は、子どもの自主性を尊重してくれる都合の良い存在である一方、子ども自身が自分で物事を決断できない状態を作り出してしまう心配もあります。

このような心理を「依存心」と呼び、あまりにも過保護に育てられてしまうと、子どもが親に依存しすぎてしまい、自分で何もできなくなってしまうのです。

自分がそのような親にならないためには、ある程度は子どもを放っておく勇気を持つことが大切です。

子どもを信頼して、時には子どもの決断を尊重してあげることも必要なのです。

過干渉

過保護な状態がさらに加速すると、今度は「過干渉」という状態になります。

過干渉は、親が子どもを一人の人間として認めず、その子どもの自主性などを否定または無視して自分の思い通りにコントロールしようとする状態のこと。

このように聞くと、過干渉な親って「なんてひどい親なんだ! 」と思う人も多いでしょうが・・・過干渉な親の多くは、先程の過保護から過干渉に移行していると言われているのです。

最初は心配だからという気持ちから過保護になっていた親が、自分の不安を解消するには、子どもを自分の思い通りにコントロールする方が楽だと思い、過干渉に走るのです。

このような状態になると、子どもの自主性は踏みにじられているといっても過言ではありません。

そんな親にならないようにするには、自分の不安を子どもで解消しないように心がけておく必要があります。

過干渉な毒親にならないように、自分の心をしっかり見つめ直してみてはいかがでしょうか?

自立を妨害する(共依存)

このように、過保護や過干渉の状態を繰り返していくと陥ってしまう心理が「共依存」という心理状態です。

この共依存は、毒親の持つ最も代表的な悪い部分です。

親と子どもの間で行われる共依存の関係が、子どもの自立を妨害して、将来に大きな悪影響を及ぼしてしまうのです。

そんな共依存とは、一体どのような関係なのでしょうか?

前述した「依存」は、一方だけが相手に頼り過ぎてしまう心理状態のことでしたが、「共依存」はお互いがお互いに依存しあう関係を指しています。

共依存の関係は、一見、子どもが親に依存しているように見えるのですが、実は親も子どもに依存しており、子どもがいなくなることに不安を感じている状態なのです。

このような毒親は、子どもの自立を妨害してしまいます。

共依存の関係であるということが分かった時には、心理カウンセリングなどを受けて、お互いに距離を置いてつきあうようにした方が良いと言われています。

お互いのために、まずは親子関係をしっかり見つめ直してみましょう。

情緒不安定

毒親になってしまう親は、自分自身の心にも何らかの不安などを抱えています。

毒親は、子どもにとって恐ろしい存在である一方、その心理はとても不安定なのです。

自分に自信がなかったり、自分自身も毒親に育てられた経験などから強い不安感を抱えているため、心が安定しないのです。

このように情緒不安定な心理になってしまう原因は、自分に自信がないところから来ています。

それを解消するには、自分の中の目標を宣言することで達成させる「宣言効果」という心理を使ってみましょう。

どんなささいなことでも構いませんから、自分に自信がつくような目標を立てて、周囲に宣言してみてください。

そうすることで、目標の達成率があがるばかりか、目標を達成できたことで自信もつきます。

自信が持てるようになれば、不安や恐れも解消していきます。

こういった対処法を使いつつ、情緒を安定させ、少しずつ毒親から卒業していってください。

夫婦仲が悪い

毒親家庭の特徴としてよく聞かれるのが「夫婦仲が悪い」ケースです。

夫婦仲が悪い夫婦は、自分自身の両親も夫婦仲が悪かった経験を持っていることが多く、それを今の自分の家庭に反映させている場合が多いようです。

また、自分もそういう家庭で育っているから「仲の良い夫婦」がどのようなものか分からない…という親も少なくありません。

もし、あなた自身がそうした状態になってしまっていると感じる瞬間があった際には、あなたのパートナーに改めて好意を伝えてみてはいかがでしょうか?

人の心理には「好意の返報性」という働きがあります。

これは、好意を持って接した人は、好意を持って返してくれるという心理現象のことです。

夫婦仲が悪いことが原因で、情緒不安定になり、さらには、子どもにとって毒親となってしまうこともあるのです。

そうならないために、好意の返報性を活用してみましょう。

侮辱や罵り

毒親は、自分の子どもに対してプライドを傷つけるような侮辱罵りをぶつける傾向があります。

これは、毒親というよりも、人として決して許される行為ではありません。

普通に考えればわかることですが、そんなことをしてしまう毒親の心理は、一体どうなっているのでしょうか?

毒親となってしまった人の心理には、子どもに対する嫉妬や不安、子育てそのものに対する恐れなどが隠されています。

ですが、親として、子どもに自分のそのような気持ちに気づかれたくはありません。

そのため、その気持ちを隠すために、子どもを侮辱したり罵ってしまったりするのです。

こうした行為は、子どもの心を深く傷つけるとともに、子どもの「自己肯定感」を踏みにじってしまいます。

ですから、もしあなたがそのようなことをしてしまったかも知れないと思った時には、今からでも遅くはありません。もう二度とやらないようにしましょう。

条件付きの愛

このようなことを子どもにしてしまう毒親。

その毒親も、最初は被害者だったかも知れません。

自分の親が毒親だった人は、自分の子どもにも、毒親となってしまう傾向にあります。

その最大の原因は、愛情を十分に注がれていないことです。

毒親は、自分の気持ちに余裕がなく、不安や恐れから子どもに対して過保護になったり、過干渉になったりしてしまいます。

その時に言われるのが

「お母さんが心配だから○○して」
「○○してくれたら△△してあげる」

など…条件が提示された上でのこと。

つまり、子どもが親から愛情を受けるためには、常に条件付きでなければ受けられないという思考が刷り込まれていくのです。

これもまた、「自己肯定感」があがれば解消する問題です。

まずは、どんな自分でも一度は受け入れる「自己肯定感」を高める努力をしてみましょう。

そうすることが、毒親から脱出するための一歩となるのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

このように、毒親と呼ばれている人もまた、その昔に毒親から心に傷を受けている可能性があるのです。

ですから、自分を毒親かも知れないと思ったのであれば、まずは、自分の心の傷を癒すことを優先してください。そして、その後に、子どもの心と向き合うようにしてください。

そうすることで、よりいっそう幸せな未来が訪れることでしょう。

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