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相手に逆ギレされることなく「指摘する」7つのテクニック

指摘する

あなたは上司や取引先に対して、間違いや矛盾点を指摘して相手の気分を害してしまったことはありませんか?

または、同僚や後輩に間違いを教えてあげたときに、なぜかウザがられたりしたことはありませんか?

良かれと思って指摘したのに、相手が気分を害してしまうのは、とても残念なことですよね。

そこで今回は、相手の気分を害すことなく、上手に指摘するためのテクニックをお伝えします。

これからのビジネスや人間関係の中で、参考にしてみてくださいね。




へりくだった立場にたって指摘する

『この件、何を言っているのかわからないのですが・・・』

『このグラフだと、状況がわかりにくいのだけれど・・・』

などと、否定的なニュアンスで相手に指摘すると、相手の気分を害してしまいます。

相手が『この人に私の仕事が否定された』と感じてしまうからです。

これを避けるために、有効なテクニックとして、へりくだった立場に下がって相手に指摘するという方法があります。

例えば、『わかりにくい』のは相手の説明や、相手が作ったグラフが悪いのではなく、あなた自身の理解が乏しいからだという立場に立つのです。

そうすると

『この件について、私の勉強不足で理解が及ばないのですが、教えて頂けませんでしょうか』

『このグラフ、私の理解が及ばず、どうみたら良いか分からないのですが、お知恵を拝借できますでしょうか』

などという、へりくだった言い回しになり、相手にも不快な思いをさせずに済みます。

相手の意見を一度受け入れてから指摘する

あなたが相手に指摘したいことがあったとしても、一度は相手の意見や主張を受け入れるようにしましょう。

頭ごなしに

『それは違いませんか? 』

『もっとこうしたほうが絶対に良いですよ! 』

などとあなたの意見を主張されてしまうと、相手に対して失礼にあたりますし、反感を買う危険性も高いです。

あくまで相手の意見も一理あるということを、あなたの態度や言葉でしっかり示すことが大切です。

こうすることで、相手の心理的にも受容してもらえたという安心感や満足感をえることができるのです。

例えば

『なるほど、そういった考えもありますよね。ただ、○○という考えもひとつあるかと思います。』

『おっしゃることは、ごもっともです。しかしながら、現場の意見もございまして・・・』

など、相手の気持ちを受け入れる言葉を最初に使ってから、指摘すべきポイントを指摘するようにしてはいかがでしょうか?

あなたの個人的な意見ではなく、一般論として伝える

指摘する相手とあなたとの関係が、上司と部下だったり、顧客と営業担当者だったりすると、相手のミスや間違いを指摘するというのはとても難しいことでしょう。

その場合は、指摘する内容をあなた自身の個人的な意見ではなく、一般論や世論であるかのように伝えてみるというテクニックを使ってみましょう。

このテクニックを使うことで、相手との関係性を悪くすることなく、相手に対し適切に指摘することもできます。

また、相手も個人的な意見だと感情的になって聞き入れられないこともありますが、世論などの大多数の意見であれば、冷静に受け止めることができます。

共感しながら指摘してあげる

指摘することで、相手から

『生意気だ』
『おせっかいだ』
『恥をかかされた』

などと嫌われてしまうことは避けたいものですよね?

相手から反感をもたれず指摘するために有効なテクニックとして、「相手に共感をする」という方法があります。

『私も○○さんの立場がわかりますので、このような結果を出したことも理解できるのですが・・・』

『○○だと思いますよね。私も最初は○○だと思っていたので、非常によくわかります! 』

などと共感しながら指摘すると、相手も恥をかくこともありませんし、嫌な思いもしないですみます。

プラス面とマイナス面を同時に指摘する

指摘する時、相手の間違っている部分や改善すべき部分だけにフォーカスして指摘すると、相手としては

『バカにされた! 』

『見下された! 』

と思ってしまう可能性があります。

こういったことを避けるためにも、指摘するときは、「プラス面とマイナス面の両方を指摘してあげる」ようにしましょう。

たとえば

『このアイディアは、A社にとってはとても良いものですね。でも、もしかするとB社としては承服しがたいと感じるかもしれませんよ。』

などと、良い面と悪い面を両方一緒に指摘するのです。

こうすることで、相手としては自分のすべてを否定されたのではないという安心感を持てますし、素直に修正しようという気分にもなれるというわけです。

相手のことを思って指摘していることを示す

相手に何かを指摘するとき、上から目線で一方的に指摘してしまうと、相手は

『この人は私のことが嫌いなのだ』

『私を敵だと思っているのだ』

などと誤解されてしまうこともあります。

こういったことを防ぐためには、あなたが『相手を追い詰めたり、相手を不快な思いにさせたりするために指摘しているのではない』ということを相手に伝える必要があります。

相手に何かを指摘するときは、言葉遣いや表情で、あなたが相手のことを思って指摘していることが伝わるようにしましょう。

プライドを傷つけないような配慮をする

相手のプライドを傷つけずに指摘するためには、相手のプライドを傷つけないような配慮をしてあげることが大切です。

そのためには、大勢の前で間違いを指摘して恥をかかせたり、指摘したいこととは関係のない過去のミスにまで話を及ばせたりするようなことはしてはいけません。

相手は相手なりに一生懸命考えた結果かもしれないのです。

その相手の気持ちや立場を尊重してあげながらも、指摘すべきことはしっかり指摘してあげるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ビジネスの場においても、人間関係の場においても、指摘しなくてはいけないことがあるのに

『相手から反感を買いたくない』

『面倒に巻き込まれたくない』

と見て見ぬふりをする人が増えています。

そんな中、誰かに指摘するのは、勇気のある行動とも言えるでしょう。

せっかく、相手のため、仕事のために指摘をするのですから、それであなた自身が反感や怒りを買ってしまってはもったいないです。

今回お伝えしたテクニックを駆使して、相手に反感を持たれるどころか、『この人は信頼できる! 』と思わせるような指摘の仕方を身につけましょう。

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