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一目置かれる存在になる。メタ認知を高める4つの方法

メタ認知 高める

皆さんは、メタ認知という言葉をご存知でしょうか?

メタ認知とは、認知心理学の用語の一つであり、耳慣れない方もいらっしゃるでしょう。しかし、このメタ認知というものは、仕事や人間関係を築く上で役立つものなのです。

人には自我があり、それぞれに個性があります。そして、物事を考える時には、自分が持っている知識や自分の感覚を使います。けれども、自分の立場からしか物事を捉えられないと、自己中心的な人物に思われ、周囲との関係が上手くいかないこともあります。

メタ認知とは、自分の性格や行動、考え方などを客観的に捉えることであり、自分自身を客観的に捉えて制御する力がメタ認知力です。メタ認知が出来ていれば、集団内での自分の役割や周囲から求められている要素を把握できるので、物事に取り組む際のミスを防いだり、周囲からのイメージアップに繋がります。

人は、自分の心しか身近に感じることは出来ません。しかし、メタ認知を身につければ、自分の心を中心とした考え方から卒業し、周囲の人間の気持ちも反映した考え方が出来るようになるのです。それでは、どうすればメタ認知力を高めることが出来るのでしょうか。今回は、メタ認知力を高めるための方法をお話します。




判断材料は多いに越したことはない! 知識を身につける努力をする

物事を考える時には、自分の感情や体験だけでなく、知識も使います。知識が多ければ、それだけ広い目で問題を捉えることが出来ます。

また、問題を解決するための方法を考える際にも、一つの方法だけでなく、いくつもの方法を考えることが出来ます。多くの方法を考えられれば、その中からリスクが少ないものや誰もが納得できるものなど、場面に応じて最適な考え方を選ぶことだって出来ます。

ですから、メタ認知力を高めるためには知識が必要不可欠なのです。

知識といっても、学校で習うようなものだけを指すわけではありません。日常的なことや雑学的なものも知識と言えます。知識は様々な場所で身につけることが出来ます。

例えば、読書やテレビで情報に触れることも効果的です。知識を身につけるためには、その情報が今すぐに役立つかどうかだけで判断するのではなく、好奇心を持ち、興味の湧いたことには積極的に触れるようにするといいでしょう。

そうすれば、面倒だと思いながら勉強をするよりもすんなりと知識を吸収することが出来ます。

周囲に振り回されていない? 自分の考えを持つようにする

メタ認知は、自分自身を客観的に捉えることです。一見、メタ認知力を鍛えるためには、自分の考えを持つようにするというのは逆効果のようにも思えますが、実は自分の考えを持つようにすることはメタ認知力を鍛えるために大きな効果を得られるのです。

人は物事を考える時に、他者の意見や流行、その場の空気など周囲によって考え方を変え、それを自分の本当の意見であると思い込むことがあります。

しかし、これは自分で考えていても周囲に流されていますから、周囲から受ける影響が違うものに変われば考え方は再び変わる可能性が高くなります。

周囲の影響で物事を考えていると、考えが変わりやすくなるため、八方美人に思われてしまうこともあります。このようなマイナスイメージを持たれないようにするためにも、自分自身の考えをしっかりと持つようにしましょう。

その時の感情だけで決めてはいませんか? 考えを図式にしてみる

何かを決める際、感情によって意見を決めることもあるでしょう。しかし、その時の感情だけで決めてしまうと、後悔する結果になったり、冷静になって考え直すと別の方法をとっていた方がよかったように思えたりするものです。

このような結末を防ぐためには、考えを書きだしてみることが効果的です。頭の中で考えていると、同じところでグルグルと考えを巡らせたり、だんだん考えがまとまらなくなってしまうこともあります。

ですが、紙に図や文字として自分の考えを一つずつ書きだしていけば、自分の思考回路を客観的に見ることが出来ます。この方法は、メタ認知力を高めるためだけでなく、考えをまとめる際にも有効な方法です。

人の数だけ考えもある! 他人の意見に耳を傾ける

自分が正しいと思っているものを他者に否定されると、腹が立ってしまうこともあります。ですが、ここで忘れてはいけないのが、人の数だけ意見があるということです。

無理に人の意見を飲み込んだり、人の意見に合わせるのはあまりよくありませんが、人の意見に耳を傾けることは大切なことです。

人の意見を聞くと、自分では思い付かなかったようなことに気付いたり、新たな知識や情報を得たりすることも出来ます。

ですから、自分とは異なる意見に出会っても、最初から拒むのではなく、まずは一度、しっかりと聞くように心がけましょう。

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