音叉(おんさ)ヒーリングと言う言葉を聞いた事はありますか?
音には周波数があり、それを色々な事に活用していきます。
私たちは毎日、色々な情報を耳で聞き取り、その音により、安全なのか危険なのかを判断をして自分を守っています。
自分の好きな音楽を聞くと気持ちが軽やかになり、自分が苦手な音を聞けば一瞬で気持ちが沈む。
それは、自分の状態と音の周波数が合っているか、合っていないかに左右されるのです。
音叉ヒーリングは、昔から使われて来た療法で、DNAを通して親しみのある療法と言えます。
今回は、音叉ヒーリングが、どの様な事に使われ、どんな事にオススメなのかをお伝えします。
音叉ヒーリングで、自分の心の状態を知る
音叉には、たくさんの種類があるのですが、その中で、まず、高い音と低い音を聞いて比較します。
どちらが不快で、どちらが心地よい音かによって、自分の心の状態がわかります。
高い音が、耳に響いて辛く感じた場合は、心が焦っている状態
低い音が、心地よく感じた場合は、自分の心が落ち着いている状態
低い音が、体や耳の奥に響いて辛く感じた場合は、心に悩みを抱えている状態
となります。
高い音が辛く感じる時は、交感神経が優位になりすぎて、リラックスできない状態のため、高い音がさらに交感神経を刺激して強く感じやすくなります。
低い音が辛く感じる時は、心の中で葛藤が起きていて、それを自分で受け入れられない状態のため、低い音がさらにその心を表面化するので、音を強く感じやすくなります。
音叉ヒーリングで、心を癒す
嫌な事が合った時や、日々の疲れが積み重なっている時にオススメです。
現在の心の状態に合った、音の周波数を浴びる事で、少しずつ、心が温かくなります。
心を癒す時の音の選び方は、自分が心地よいと思うかどうかです。
自分の心にゆっくり優しく入り込む様な音を選んで、ゆったり座りながら音叉を浴びます。
音叉ヒーリングで、リラックスした状態を作る事が大切です。
音叉ヒーリングで、自分の体の状態を知る
7つの音の違う音叉を準備します。
7つの音叉はそれぞれ、低い順に、足・脚、下腹部、上腹部、胸、咽、おでこ、頭の順に高い音になっていきます。
低い音の順で、音を聞いていきます。
聞いている間に、体に響くと感じた音叉の音をメモしておきます。
音叉の音が、体に響くと感じた部分が、自分の弱っている部分です。
●足・脚に響いたとき
リンパの流れの悪さ、むくみ、筋肉痛、足の不調
●下腹部に響いたとき
膀胱や生殖器などの不調、腰痛
●上腹部に響いたとき
胃や十二指腸の不調、肝臓や膵臓の不調
●胸に響いたとき
心臓や肺の不調、呼吸の浅さ、免疫の不調
●咽に響いたとき
咽や声の不調、呑み込みの悪さ、食道の不調
●おでこに響いたとき
感情を抑えすぎたための不調、目の周囲の不調
●頭に響いたとき
高血圧、更年期障害、自律神経障害、物忘れ
音叉ヒーリングで、体調を整える
自分の心と身体の状態を知った後は、音叉ヒーリングで体調を整えます。
まずは、しっかりと腰かけて身体がリラックスできる状態にします。
そして、お水を1杯程飲みます。
お水を飲む事で、音叉のパワーが身体全体に伝わりやすくなるからです。
7つの音叉を使って、低い音の順からゆっくり静かに鳴らし、音の響きがなくなるまで聞きます。
次の音に行くタイミングは、自分の心地よさで決めるのが良いでしょう。
自分のタイミングは、自分自身を整えるのにとても役立ちます。
7つ目の音の響きが終わったら、また水を飲みます。
今度は、不要な物質を外に出すのを促すためです。
その後、静かに瞳を閉じて、瞑想します。
この時に、全身の力を抜くようにするのがポイントです。
深いリラックスを得られたと思った時が、心と身体が良い状態にチューニングされている状態です。
心の状態によっては、音のパワーを浴びる事で、自然に涙が出てきてしまう事があるかもしれませんが、そんな時は、涙が出なくなるまで、同じ音をゆっくり静かに聞いてみましょう。終わった後、不思議と心がスッキリとします。
気持ちを高めたい時や、やる気を出したい時は、音叉を強く響かせて下さい。
音が強く響く事で、交感神経が刺激され、身体の芯から力が湧いてきます。
音叉ヒーリングで、チャクラを整える
私たちの体には、8つのチャクラがあります。
第二チャクラ : 丹田
第三チャクラ : 太陽神経叢
第四チャクラ : 心臓
第五チャクラ : 喉
第六チャクラ : 眉間
第七チャクラ : 頭頂
第八チャクラ : 魂の目的
このチャクラが整っていないと、気分がふさいでしまったり、体調が良くない状態が続いたりします。
チャクラは、バランスが大切です。
全部のチャクラを整え、バランスを正常に保つ事で、自分が本来持っている力を発揮できるようになります。
チャクラを整える時は、部屋を暗くし、リラックスできる体勢になりましょう。
その後、第一チャクラから順に、チャクラに合った音叉を響かせ、整えていきます。
さらに、音叉を響かせる事で、チャクラを整えるだけでなく、チャクラにパワーを与える事もできるのです。
音叉ヒーリングで、空間の浄化
空間の浄化でオススメなのが、クリスタルチューナーです。
水晶のポインターを使用し、軽く音叉に当てて、音を響かせながら、浄化したい空間を円で描きます。
この時のポイントは、円を描く時には、必ず時計回りで行うこと。
時計と反対回りに行うと、邪気を呼びやすくなります。
浄化の時は、必ず時計回りで行います。
部屋を浄化した時は、部屋を時計回りに回りながら音叉で音を響かせます。
水晶と音叉の美しいパワーが部屋全体に広がり、空気も爽やかになります。
空間を浄化する事で、邪気を受けにくくなり、良いパワーを得やすくなります。
音叉ヒーリングで、パワーストーンの浄化
お手持ちのパワーストーンを浄化する時にも、音叉ヒーリングは絶大な効果を発揮します。
パワーストーンを安定した場所に置き、水晶のポインターと音叉を軽く当てて、パワーストーンの上で時計回りに回します。
音が響き終わるまでゆっくり、回していきます。
水晶と音叉の綺麗な音で、疲れていたパワーストーンが浄化され、パワーも注入されます。
パワーストーンがくすんでいると感じた時には、流水で洗い流してから、音叉ヒーリングを行うと、さらに浄化力が増します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私たちは、普段、無意識のうちにたくさんの音に囲まれて生活をしています。
普段何気なく聞いている音の中には、意識的に聞いているものもあれば、無意識的に聞いているものもあります。
例えば、仕事中に上司や部下の話は意識的に聞いていると思いますが、それと同時に、エアコンや換気扇、電気機器の音も無意識に聞いています。
意識的に聞いている音も、無意識的に聞いている音も、自分にとって良い周波数であるとは限りません。
周波数の合っていない音に囲まれていると、それが心や体に不調として現れます。
音叉ヒーリングは、そんな時に手軽に行える療法です。
音叉ヒーリングにできる事は、こんなにも多く、幅広いのです。
なぜか疲れが取れないと思う時や、気持ちが落ち着かない時に、ぜひ、試してみて下さい。
驚く程、心が軽く、体がスッキリするのを実感して頂けると思います。
音叉ヒーリングを受ける事によって、受けていた邪気が浄化されるので、自分自身のオーラも綺麗に輝きます。
音のパワーを全身に浴びて、パワーアップした毎日を送りましょう。