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神社に生理中は参拝してはいけない!?

神社 生理 参拝

「生理中の女性は神社を参拝してはいけない」

「生理中の女性は鳥居をくぐってはならない」

あなたも祖父母からこのようなことを聞いたことがあるかもしれません。

しかし、実際は・・・そんなことないんです!

先日、パワースポット巡りの旅と称して友達と旅行に行ってきたのですが、思ってたよりもはやく生理が来ちゃって・・・

そのときにおばあちゃんに言われたことを思い出してネットで調べたんです。

そうしたら、次の3つの理由で神社に生理中でも参拝していいことがわかりました。

  • 生理=穢れは古い風習だった
  • 生理中でも体調が良ければ神社に行って大丈夫
  • 神社から生理中は参拝してはいけないという明確なアナウンスはない

生理中だからという理由で神社に参拝するかどうか悩んでいる人には、参考になると思います。

生理中でも神社に参拝して大丈夫!

結論から言うと、生理中でも神社に参拝しても大丈夫なことがわかりました。

よく聞くのは、血(生理)は穢れというものですが、確かにその考えは今も存在します。

しかし、結論から言うと、生理という理由で神社に参拝してはいけないという明確なアナウンスを神社側がしていないので、気にする必要はないです。

気を配るべきは生理中の体調だけで、調子が良ければ行って大丈夫です。

ただ、2点だけ注意点がありますので、説明しますね。

生理中の神社参拝の注意点

ただ、生理中に神社に参拝する際は、2つ注意点があります。

  • 体調が悪い時は絶対に無理をしない
  • エネルギーバランスが不安定になりやすい

生理中は体外に血液が出るため、女性の身体はデトックス状態になります。

このとき、女性の身体はバランスを均等に保とうとして、血が体外に出る分、外部のエネルギーを取り込もうとするのですが・・・

神社は、神聖な気が満ち溢れた場所。

しかも、神社にはたくさんの参拝客がいます。

神社の神聖な気だけでなく、参拝客の気まで吸収しすぎてしまい、「エネルギー酔い」に陥ることが稀にあるのです。

エネルギー酔いとは、人混みに行くと人に酔うような感覚になることです。

お酒もそうですが、別の種類の物をごちゃまぜで飲んでしまうとひどい二日酔いになりますよね。

エネルギーもちゃんぽんすると疲れてしまうんです。

生理中は特に、エネルギーの吸収が普段よりも敏感です。

だから、体調が良くない時には無理をしてはいけません。

気になるなら天然塩を持って参拝する

昔と違って今は生理中に参拝しても大丈夫だよと言われても、やっぱり気になる人はいると思います。

そういう方は「天然塩」を持って神社に参拝するといいです。

なぜなら、天然の塩には強い浄化効果があるからです。

天然塩の浄化作用により、気枯れによって弱った肉体と精神のさらなる衰弱を回避することができます。

どうしても気になる方は、天然塩を持っていけば安心して参拝できますよ。

神社に生理中は参拝してはいけないと言われる理由

私が調べたところ、神社に生理中は参拝してはいけないと言われる理由は6つありました。

生理=血=穢れ(けがれ)

昔は、生理中の血は「穢れ」といわれていました。

この穢れは実際のところ「気枯れ」を意味しています。

気枯れとは、気持ちが落ち込んでいる状態のことです。

神様は人間のマイナスなエネルギーを嫌うと思われていて、そこから生理中は神社を参拝してはいけないと解釈されました。

しかし、神様は気枯れなどの影響を受けない唯一無二の存在です。

生理でどうこう言うような存在ではそもそもないのです。

ちなみに、この穢れの起源はヒンドゥー教にあると言われています。

ヒンドゥー教では、人の死や出産、血液は穢れていると考えます。

もともと日本にはそういう考え方はなかったそうですが、ヒンドゥー教の影響を受けた仏教が広まることで、日本にも人の死や出産、血液を穢れとする考え方が広まったそうです。

生理の時はエネルギーバランスが乱れている

女性は生理痛が重いとき、人間関係や日々のフラストレーションがわかりやすく表れます。

つまり、女性の身体は生理のとき、エネルギーバランスが乱れやすいのです。

また、感受性も敏感になります。

このエネルギーの乱れが神社の気の流れに影響を及ぼす可能性があると、昔の人は考えたようです。

出血で身体が弱る

生理で出血すると、当然ですが身体は弱ります。

これは、陰陽のバランスが崩れることを意味します。

東洋医学では、気・血・水を次のように位置づけていて

  • 気=エネルギー
  • 血=血液
  • 水=リンパ液

この3つが互いに影響を与えながら循環するのだそうです。

つまり、生理で出血しているときは、このバランスが崩れ、心と身体が乱れやすくなるという流れになります。

このバランスが取りにくい状態(気が弱っている・気が乱れている)状態を穢れ(気枯れ)とする考えもあるようです。

この考えをもとにして、神聖な場所に気が乱れる要因を入れないために、生理中の女性を神社に入れてはいけないとなったと言われています。

活力が欠けている

女性の身体のつくりと神社は密接に関係しているという考えが存在します。

  • 「参道」は、女性の出産するときの「産道」。
  • 「鳥居」は、女性が足を開き立っている姿であり「股」。
  • 「社殿」は、股の奥にある「子宮」。※だから、神社は「お宮(おみや)」とも呼ぶ。

この考え方で言うと、「参拝」は参道(産道)を歩き、お宮(子宮)で手を合わせ、再び参道を歩き、鳥居を出て、再び外の世界に出ることになります。

つまり、参拝前と参拝後では「違う自分になる」というのです。

生理中だと出血があるため、活力を与える血液が外に出てしまいます。

そうすると、産道(参道)、股(鳥居)、子宮(社殿)を通して違う自分になるための活力が少なくなります。

このことから、生理中は「新しい自分になる活力が欠けている」と考えられてきたと言います。

女性への配慮

生理中の女性が神社に行ってはいけないという理由には所説がありますが、女性への労り(いたわり)や配慮もあるようです。

昔は今よりも神社への参拝に道が舗装されていなかったので、生理中の女性にはたいへん辛いものでした。

交通の不便さと生理時の体調を考慮して、女性に無理をさせてはいけないという理由から参拝してはいけないとなったと言います。

ただ、もしそうなら「別の言い方があるでしょ!」と思ってしまいます・・・。

神様が血を嫌う

神様が血を嫌うという理由で、生理中の女性は鳥居をくぐってはいけないと言われています。

確かに、そういう意見もありますが、日本には子宮や生理痛に効果のある神社仏閣があるんです。

生理の血を嫌うのに、その血を扱う神社が存在するのは、ちょっと話が矛盾すると思うのは私だけでしょうか。

神様が血を嫌うというのは、現代ではジンクスに近いものなのかもしれません。

ちなみに、子宮や生理痛にご利益のある神社仏閣を3つ見つけましたので、ご紹介しますね。

千葉県長生郡にある吉ぞうくんのお寺と言われている「長福寿寺」

長福寿寺は生理痛に効果がある寺院。

女性特有の病気である、子宮関連(子宮筋腫・子宮内膜症・子宮頸がん等)の病気や更年期障害・便秘・貧血・生理痛・冷え性・尿失禁などに御利益がある。

東京都台東区にある浅草寺の中にある「淡島堂」

こちらに祀られている淡島明神は、婦人病の女性を守護する神様。

子宮や卵巣系のトラブルや重い生理痛を和らげる御利益がある。

京都府相楽郡にある「恋志谷神社」

恋志谷神社の御利益は、縁結びと婦人病平癒

後醍醐天皇に恋をしたお姫様が、天皇に一目会いたいと病床の身でありながらも会いにいきますが、会うことができずこの世を去りました。

その際に、そのお姫様が「恋い焦がれ、病に苦しむようなつらいことは自分一人で十分。人々の守り神になりたい」と言い残したと言います。

このときの「恋しい」という言葉が「恋志谷」の名前の由来と言われています。

生理中の巫女さんには制限アリ

巫女さんが生理になると神事をさせないという神社が今でもあります。

巫女さんが生理になった時は、神社の中でも神聖だと言われる場所には立ち入り禁止です。

そこには、体調が悪く、気枯れ状態になる生理に対して無理をしないようにという配慮がこめられています。

しかし、すべての神社がそうではありません。

現代では生理を理由に巫女さんの行動を制限する神社は減ってきています。

生理でも体調さえ良ければ、通常業務を任される神社は多いです。

生理中の巫女さんに制限があるのは、昔からの風習色が強い神社のみとなっています。

まとめ

たしかに、現在でも神社に生理中は参拝してはいけないという意見はあります。

ただ、大本の神社から「生理中は参拝しちゃダメ!」というアナウンスはされてないので、あまり気にする必要はないというのが結論です。

ただ、生理中は心身ともに弱ります。

健康面の観点から参拝するかしないか決めるのがいいと思いますよ!

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