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日本に逆輸入されたレイキヒーリングとは? ※五戒の教え

レイキヒーリングとは

この忙しい現代では、誰もが癒しや心の安定を求めています。

もし、誰にでも簡単にできる癒しがあれば・・・

あなたも一度はそう思ったことがあるかもしれませんね?

誰にでも簡単にできて、特別な修行や能力などが一切関係ないヒーリング法。

そんな夢みたいなヒーリング法が、実はこの世の中に存在するのです。

それは、レイキヒーリングです。

レイキヒーリングとは、日本では知らない人のほうが多いですが、海外では非常に知名度があるヒーリング法です。

では、このヒーリング法は海外発祥のものなのでしょうか?

いいえ、それは違います。

レイキヒーリングは、日本発祥のヒーリング法なのです。

では、なぜ、日本発祥のものが海外では知名度があるのに、日本では知名度が低いのでしょうか?

今回は、一緒にレイキヒーリングとはどういったものなのかを見ていきましょう!




レイキヒーリングが逆輸入された理由

レイキヒーリングは、なぜ日本発祥なのに、海外から入ってきたヒーリングのように思われているのでしょうか?

それには、まずレイキヒーリングの歴史を知る必要があります。

レイキヒーリングとは、臼井 甕男(うすい みかお)氏が1922年に断食修行を行ったときに、偶然レイキを見つけたことからその歴史始まります。

レイキは霊気と書き、『誰もが生まれつき持っている力』という意味の日本語です。

さて、臼井氏は「心身改善臼井霊気療法」としてレイキヒーリングを実践、普及しようと活動を始めました。

この普及活動の中で、ハワイ在住の日系2世の高田ハワヨ女史にも伝えられます。

実は、レイキは戦前の日本では広く普及しましたが、敗戦したことにより事情が大きく変わります。

それまでの日本での価値観は、目に見えないものを大切にしたり、敬ったりする心を重視するという考え方でした。

ところが戦後の価値観の変化によって、それらが古く劣っているものとされ、より合理的で科学的な欧米の考え方、特にアメリカの文化が優れているというような考え方になっていきました。

これによって、日本人はレイキやレイキヒーリングを排除していくのです。

日本では、レイキやレイキヒーリングは存続してくことが困難な状況になってしまいます。

ところが、海外では1970年代から、科学的なものや合理的なものに疲れ、限界を感じ始めた人たちが、精神的な癒しや自由な生き方を求め始めるようになりました。

かつて日本でレイキを学んだ高田ハワヨ女史が、ハワイやアメリカでレイキヒーリングを教え始めた時期がちょうどこの頃にあたり、そのおかげもあってレイキは海外であっというまに広まっていきます。

そして日本では、高度経済成長期やバブルを経験し、再び価値観の変化が起こり始めた1980年代後半に、一足先に海外で広まったレイキヒーリングが日本に逆輸入されることになるのです。

これが日本発祥であるレイキヒーリングが、海外から日本に逆輸入された理由です。

レイキヒーリングで最も大事なこと『五戒』

レイキヒーリングの創始者である臼井氏は、施術者の心のありようとして『五戒』を定めました。

それは、様々な手法やアプローチ法があるレイキヒーリングにおいて重要なのは、そういった技術面ではなく施術者の心の有り様が重要なのだと気づいたからです。

技術が優れていても、心が未熟であれば意味を成しません。

臼井氏はこのことを理解し、施術者の訓戒として残しました。

けれど、それはどれも簡単なことで特別なことではないのです。

施術者でなくても、私たちが生きていくために重要で、またつい置き去りにしてしまうことばかりを説いています。

レイキヒーリングとは、生活に密着したものであり、また誰でもその施術者になりえるのだということなのです。

五戒 『怒るな』

怒るな、と言われても怒りたくなるようなことが日常には溢れていますよね。

怒ったり、イライラしたり、心の中で毒づいたり。

けれど、そうやって怒ったりイライラしたりして良い結果になるでしょうか? なりませんよね?

良い結果どころか、いつまでも怒りの感情が尾を引いて、気分転換さえも難しく、そしてまたさらに些細なことでイライラしてしまうというような悪循環になってしまいます。

レイキヒーリングでは『今日だけは』ということを非常に大事にします。

もし、怒りたくなったら『今だけは怒らずにいよう』と思い実践することで、怒らなくても解決に向かう方法が思いつくかもしれません。

昨日でも明日でもなく、今日の今この時を大切に積み重ねていこう。

それが、レイキヒーリングの基本的な考え方です。

怒らないということは非常に難しいことですが、心がけておくだけで起こる回数を減らすことができるかもしれません。

それがやがて、あなたを穏やかな生活に導いてくれるでしょう。

五戒 『心配すな』

怒りについで、つい心に持ってしまうのが『心配』、つまり不安です。

不安を心に抱きやすい人は、何事にもネガティブになりがちです。

ネガティブな思考はネガティブな現実を作り出してしまいます。

物事の悪い面ばかりでなく、良い面を見つけるように心がけて、なるべく不安を心にためないようにすると良いでしょう。

レイキヒーリングを受けたり、やってあげたりするときのみならず、日常でも大切なことではないでしょうか?

五戒 『感謝して』

自分以外の何かに感謝をすることはたやすいことですが、実践はそれほどたやすくありません。

何かをしてもらったら感謝をします。

けれど、今生きていること自体に感謝しているでしょうか?

人間は生きていく上で必ず他の生物の命を頂きます。

私たちが今こうして生きていられるということは、それを支えてくれる多くの命があるからなのです。

まずは身近な人に、口に出しては言わないけれど、本当は感謝しているということを思い切って口にしてみましょう。

『いつも家事をしてくれてありがとう』

『いつも話を聞いてくれてありがとう』

そんなことでいいのです。

感謝は愛です。

まずはあなたから愛を世界に回していきましょう。

五戒 『業をはげめ』

これは、仕事でも趣味でも何でもいいので自分が打ち込めるものを持ち、それに打ち込もうというような意味です。

何かに打ち込み、情熱を注ぐ人は力強くいきいきとしています。

レイキヒーリングとは、『誰もが生まれつき持っている力』を使ったヒーリング法です。

そうやっていきいきとした生き方をしていると、もともと備わっている自分の力を強化していくことにもつながります。

一見関係がないようですが、そうやっていきいきと情熱をもって生きることが、より良質なレイキヒーリングへと近づくことになるのです。

五戒 『人に親切に』

常に感謝の心を持ち、怒らず穏やかで不安のない前向きな心を持ち、何かに情熱を傾けて生きていれば、自然と周りの人に親切になります。

これは、生きていく上でもレイキヒーリングを理解するうえでも大切なことですが、他の五戒がきちんと実践できているかの目安になるでしょう。

誰かに優しくできないときは、あなたの心を確かめてみましょう。

怒ったりイライラしたりしていませんか?

何かに不安になったり必要以上に心配になったりしていませんか?

情熱を注ぎこむ何かを見つけられていますか?

常にそう心に問いかけることで、より良質な人生へとつながっていくのです。

まとめ

いかがでしたか?

レイキヒーリングが、なぜ海外から逆輸入されたのか、その歴史と癒しを求めるうえで大切な根っこの部分を今回はご紹介しました。

レイキヒーリングとは、数あるヒーリングの中でも、特に修行や能力など何も必要のない稀有なものです。

また、レイキヒーリングに関わらずとも、その根っこの大事な部分は、私たちが生きていく上で大切なことでしたね?

ヒーリングというと、どこか胡散臭さを感じやすいものですが、きちんと理解すれば、決してそういうものではないとわかります。

この記事をきっかけに、あなたに、心の安寧が訪れることを期待しております。

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