自分の好きなことをして日々を過ごしたい、そう考えたことはありますか?
仕事であれ趣味であれ、好きなことをしている人は人生が楽しそうに見えますよね。
自分も好きなことをして生きたい、一度きりの人生を思いきり楽しみたいと切望する人は多いです。
しかし、ほとんどの人が壁にぶつかります。
- 本当に好きなことが何なのかわからない
- 探しても好きなことが見つからない
- 自分には夢中になれるものが存在しないかも・・・
もしあなたも自分の好きなこと、やりたいことが見つからず、悶々としているなら、ぜひこれから紹介する好きなこと・やりたいことの見つけ方を参考にしてください。
今までを振り返り『楽しかったこと』を思い出す
『好きなこと』は『楽しいこと』であることが多いです。今、自分の好きなことがわからなくて困っている人は、まず『楽しい』という切り口から、『好き』に近付いていきましょう。
過去、自分が楽しいと思った時はどういう時ですか?
やってみたら意外と楽しかったこと、楽しくて何度も繰り返していたことはありますか?
どんな小さなことでも構いません。例えば、
- 食事をしている時
- スポーツをしている時
- 絵画を見ている時
- 旅行をしている時
- 景色、空、星を見ている時
- 本、映画などを見ている時
- お祭りに参加している時
このように、『楽しい』と思うことをどんどん挙げてみましょう。ここで『好きなこと』がはっきりわかる場合もありますが、もう少し深めたい人は次へ進んでみましょう。
インプットとアウトプットに分けてみる
インプットとは入力のこと、つまり鑑賞して自分の中に摂取することです。アウトプットとは出力のこと、つまり自分というフィルタを通して外へ出すことです。
先ほど挙げた『楽しい』と感じる対象を、自分はインとアウトのどちらで楽しんでいるのかを分類してみましょう。
例えば、本や映画を見ることはインプットで、その感想を友人と話すことはアウトプットです。ウィンドウショッピングで素敵なファッションをチェックすることはインプットとなり、自分でコーディネートした服を身に着けることはアウトプットとなります。絵画を見ることはインプット、絵画を描くことはアウトプットです。
やってみるとわかりますが、インプットの方が断然多くなります。そして多くの場合、それをアウトプットに変えてみると楽しさが倍増するのです。
私たちは現在、様々な情報を簡単にインプットできる環境にいます。自分が『楽しい』と思う対象は、今まで自然にインプットしてきたはずです。それにも関わらず、『好きなことをして楽しく生きたい』という願望を抱えているのは、アウトプットが足りていないのです。インプットでお腹がいっぱいなので、外に出したくて仕方がない状態と言えます。インプットとアウトプットはバランスよく繰り返すのが理想です。
インプットが十分な人は、アウトプットへ切り替えてみましょう。具体的な例を挙げてみると、
・今までいろんな料理を食べてきたので、自分で調理をしてみる
・今までいろんな音楽を聴いてきたので、今度は楽器を弾いてみる
・スポーツをするのが楽しいので、チームを作って大会に出場してみる
・スポーツを見るのが楽しいので、選手の好プレー集を自作してみる
以上のように、アウトプットの方法は一つとは限りません。
『誰かに見せる』という目的を前提にすると、アウトプットの方法が見つけやすくなります。実際に人に見せなくても構いません。資料をまとめ、作品を作るだけでも良いのです。見てもらう場合は、発表会という場や、インターネットを使う方法があります。
インプットが不十分だと感じる人もいます。
その場合は、『今は勉強の時間だ』と割り切ると良いでしょう。あらゆるインプットを続けながらアウトプットの機会を狙うのです。インプットの量がある程度まで達すると、自然と外へ出したくなります。重要なのはやってみることです。楽しくない、自分には合わないと感じたら中止して、他の対象を選べば良いのです。すぐにやめることは何も悪いことではありません。自分の感覚を信じましょう。
日記を書いてみる
これはどんな状態でも良い効果を発揮します。
自分がやっていて『楽しいこと』を、『好きなこと』に進化させるには、記録を付けるのが一番です。
日記に決まりはありません。
『楽しいこと』について、自分の感じたことをどんどん書き出していきます。今日は何分『楽しいこと』をした、明日はこのくらいやりたい、という目標を書くのも良いでしょう。日記を書くこと自体がアウトプットですから、続けることで今度はインプットしたくなり、自分にとっての良い周期がだんだんとわかってきます。
『楽しいこと』がまだ曖昧な人は、その迷いを書くことをおすすめします。想いを吐き出すことで頭が整理され、インプットしたいことが明確になっていきます。
後で日記を読み返した時、ただ『楽しい』と思ってやってきたことの中に、『難しい』や『悔しい』などの感情が混じっていることに気付いたら、もう大丈夫です。様々な想いが入り混じっても『やりたい』と思えることが、『好きなこと』です。
日記を書くと、自分をどんどん知ることができます。続けていけば『好きなことをしている自分』に限りなく近付けるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
自分の心の動きを冷静に捉えてみましょう。焦ってしまうと、『本当に好きなこと』は捉えられません。長い目で見ることがポイントです。
人から与えられる楽しさだけでなく、自分の中から湧き上がる楽しさを見つけ、『好きなこと』として熟成させることができれば、これからの日々がもっと豊かになるはずです。
食事をしていることが一番の楽しみで料理は得意な方ですがそれだけだと太る一方です。
食べ歩きは絶対にしたくありません。
勉強になりました。
明日から実践してみます!
私はずっとネット上にコメントをしたいと思っていたので、久しぶりにしてみました。
分かりやすくてスッと心に入ってきました。
ありがとうございます。
『好きなことをして楽しく生きたい』という願望を抱えているのは、アウトプットが足りていないのです、という言葉にぐっときました。貴重な記事をありがとうございます
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