気が付けば30代。または、30代を迎えて時間が経ちつつある方。
自分よりも若い世代の人にジェネレーションギャップを感じるようになったり、仕事の面白味を味わい始めると同時に、任されることの重みやプレッシャーを感じている。会社の中枢が見えてきた分、組織への反骨精神も芽生える。
そんな日々の中で、とっておきのモチベーションアップ術を習得すれば、自分に対する考え方が変わります。仕事に取り組む姿勢が変わります。そして未来が変わります。
さあ、以下5つの、とっておきのモチベーションアップ術を身につけて、自分をエネルギッシュな人間に改造しましょう!
テーマソングはありますか?
中高生だった頃のように、流行りの音楽を夢中で聴いている人は少ないでしょう。それだけ、ライフスタイルが変わったり、価値観が変化した、ということになります。
しかしながら、音楽の力は絶大です。それを証明する数々の実験も行われています。
新しいものでは、オペラを聞かせたマウスが3.7倍長生きをした という実験結果があります。
そこで、あなただけのテーマソングを見つけて欲しいのです。部活を頑張っていた頃によく聞いていた音楽、受験勉強、激務のシフトをこなしたアルバイト、就職活動時、社会人になってすぐ、過去のあなたの頑張りとリンクする、そんな歌はありますか?
それを聞けばいつでも、たくましい思い出が溢れてきて、あなたのモチベーションを大きくアップさせてくれる。そんなテーマソングを、音楽の力を、味方につけましょう。
何かが起こる毎日を過ごす
月曜日から金曜日は会社に行き、ストレスと向き合いながら仕事をして、変わらない毎日を過ごす。本当にそうでしょうか?
『今日は、何を起こしてやろうか? 』そういう気持ちで、朝、ベッドから起きて下さい。変わらない毎日だと思うということは、自分がマンネリ化、依存的になっている証拠です。
行動のパターンを少し変えるだけで、毎日、何かが起こります。
反対に、今日も何事もなくて良かったなどと、安心感を幸福感に置き換えるのは、もっとうんと年を重ねてからで良いのです。
自分への評価付けを欠かさない
自分のあらゆる行動に、ポジティブな評価付けをして下さい。
納品期限に間に合わせるために、早朝から倉庫の出荷の手伝いに行かなければならない。だけどこれは、逆に『納期厳守の○○さん』という、高評価につながるチャンスになりうるし、何よりも、倉庫まで出向いて作業をする責任感の強さに自分で感激する。
無駄だと思える雑務を、文句を言わずにこなす自分に感心する。後輩の失敗をフォローする自分が寛大すぎる。
ポジティブな評価付けは、あなたのモチベーションをうんとアップさせてくれます。モチベーションの高いあなたが取る行動が、やがては、周りの人からの評価を生み出すのです。
常時、欲しいものが9つあること
欲しいもの9つ挙げて下さい。そう言われて、すぐに9つ明確なものが思い浮かびますか? 5つまでは言えても、そこからは先はハワイ、アメリカやヨーロッパ旅行など、月並みな回答になってはいませんか?
物質的なものであれ、精神的なものであれ、しっかりと欲しいものがあるということは、それだけモチベーションアップの材料を持ち合わせているということになります。そしてなぜ9つなのか?
9という数字は最大数であり、中国では陽の極みの数として、西洋では聖数として扱われています。
つまり、究極の数字というわけです。さあ、今すぐ欲しいものを9つ見つけて下さい。それが、あなたのモチベーションを激しく燃やす燃料です。
もっとやれば、もっとできる
一つ紹介したいフレーズがあります。
『The more we do, the more we can do.』『もっとやれば、もっとできる』イギリスの作家、ウィリアム・ヘイズリットが残した言葉です。
これは行動する中で、モチベーションを上げてゆく方法です。
気が進まないことでも、手を付けてみたら案外やる気が出てきて、集中してできた。波に乗ってその他のタスクも片づけられたし、なんと、帰宅後に家の掃除までしてしまった。こんな経験はありませんか?
『初めに行動ありき』があなたの中に眠っていたモチベーションを引き出してくれます。ぐずぐずと、後回しにしていることにこそ、メスを入れる。その後は、やる気の連鎖で、色々なことが進んでゆく。
まさに『もっとやれば、もっとできる』なのです。
まとめ
いかがでしたか?
今回も、お読み頂きありがとうございます。
20代までは自己発見。30代は自己啓発を施すための10年なのではないか、と思っています。
そんな貴重な10年に、何事においても、高いモチベーションを持続できたら、その先の人生の大収穫の時が本当に楽しみですね。