すっかり世の中に定着している、ネットから生まれた言葉”リア充”。
実際の現実の生活(=リアル生活)が充実している人を指しますが、表面的には現実の生活をひた隠しするか、もしくは現実とは正反対の生活をしているとごまかします。少なくとも、真のリア充は”わたしはリア充です”と自己申告しないことが特徴です。
実は、リア充になるためには、ほんのちょっと工夫をするだけでよいといわれています。
『そんなバカな、騙されないぞ』と思っているアナタ。もしかして、リア充でないのでは!?
こねまわすだけの理屈は捨てるべし
何かを始める時、とかくマニュアルを片手にコレじゃわからない、アレじゃダメと前に進めないタイプの人がいます。きちんとしたレールを敷いてから準備万端で前進するのですが、思慮深く慎重な人ほど、時々そのような性格が邪魔をします。
しかし、リア充にはこのような前段階の準備はあまり必要ないようです。
『よくわからないから、とりあえずやってみようか』
『ダメだったらその時に考えればいいじゃない』
リア充は、たとえ30分先のことでも思い悩んで一歩も前進しないよりも、ダメだった時に次のことを考えればおのずと前進することを知っているからです。
理屈っぽくてなかなか腰を上げようとしない”非リア充”にリア充にこう言います。
『考えすぎ! とりあえずやっちゃいなよ』
リア充に共通するフットワークの良さは、50%のシミュレーションで動くからです。理屈っぽいとも言われがちな”非リア充”の目には『よく考えないで動く』と映るのですが、実際にシミュレーションは50%でも90%でも、結果にはあまり大差はないのです。
『趣味は人間関係』のリア充を見習うべし
一人でいる時間を満喫するのはよいものです。好きなテレビを観たり、インターネットで調べ物をしたり、掲示板に書き込んでみたり。飽きるまでゲームをするのもよいですし、昼寝は最高の贅沢です。
『せっかくの休みなのに外に出ないなんてもったいない』
『先週はバーベキュー、今週は合コン、来週は友達の家で飲み会』
リア充の場合、インターネットに入り浸ることはほとんどありません。なぜなら生身の人間関係の方が好きだからです。
かといって、インターネットに触れないわけではありません。友達とアウトドアで食べた焼肉の写真や、友人とのとぼけた会話をSNSなどでアップすることもあります。
たまには、飼っている猫の毛玉や、インコの日常を描いた手描きの漫画をアップしてツイッターのフォローが爆発的に増えたり、まとめサイトで紹介されたりすることもしばしばです。
一方、非リア充は動物を含めて生身のふれあいが少ないことが特徴です。『趣味はインターネット』というより、毎日入り浸っているのではないでしょうか。
とにかく、生身との意思疎通をするべし。手始めに犬でも猫でもインコでもよいですから、相手の意志を汲み取って触れ合うことが必要です。
コミュニケーションツールの一環である活字だけでの交流は、ほどほどにしましょう。
常に声をかけあうような広い人脈を作るべし
非リア充には信じられない、リア充の日常を垣間見ることがあります。これは前述の友人関係とは少し違う、知人レベルの人脈で『バイト先の子』『サークルの後輩』『友達の友達』『友達の彼女』『そのまた友達』の連鎖です。
ここで注目すべきは、会社の同僚などにみる与えられた環境での人脈ではないということです。非リア充の中には、たまにはリア充の気分でも味わおうと友人をリストアップしてみたつもりが、全員会社の同僚だったということもあります。リア充には『それは職場の同僚であって友人ではない』と言われてしまうでしょう。
リア充には、そのような線引きができるほどの人脈があり、プライベートで常に声をかけあう仲間がいるのです。これこそがリア充たる所以であり、週末を有意義に過ごし、SNS上でも人を惹きつけて更に人脈を広げるのです。
週末を一人で過ごしていては人脈が広がらないのも当然です。リア充にはリア充の週末の過ごし方がありますし、リア充ライフを有意義にするために趣味を共有したり一緒に過ごしたりしているのです。
ほどよい距離感とマメさを見習うべし
リア充は非常にマメです。ほんの数分の空き時間を無駄にしません。電車の待ち時間、仕事の休憩時間、昼休み、寝る直前の布団の中……。電話やメール、SNSを使って巧みにコミュニケーションをとっています。
メールやSNSばかりに時間を割くなんて、と思われるかもしれませんが、そこはリア充のほどよい距離感を保っています。
また、ちょっとした時間で短いメールを送っておくマメさも大切です。リア充は共通して、この距離感には天才的なセンスを持っており、周囲の人がいずれも心地よい思いをしてくれることも好印象を与えるポイントです。
決してしつこくない、しかしながらマメに気遣うことで相手は『自分を見てくれている』という好意を持ちます。リア充に性別は無関係ですが、男性が女性へこのような”ほどよい距離感とマメさ”で傍にいられたら、女性は特別な感情を持ってもおかしくありません。
相手は必ず名前で呼び、相手よりも先に声をかけるべし
友人を名前で呼んでいますか?
『あのさ』『ねえ』『ちょっと』。相手の名前を省略して会話をしまうと、次第にお互いの存在が薄れていくそうです。名前を呼ばれることは、相手にとって自分が特有の存在であることを示し、自分も名前で呼んでくれた相手を意識することになります。
いつも声をかける方ですか? かけられる方ですか?
相手が声をかけてくれるのを待っているだけでは、良好な人間関係は築けません。声をかけられたら誰でも嬉しいものですが、それは自分を気に留めてくれていたことが伝わるからです。
リア充は必ず自分から声をかけます。相手の名前を呼び、誰よりも先に声をかけます。同じようにこちらからも相手の名前を呼び、誰よりも先に声をかけたら、あなたもリア充へ一歩近づけるはずです。
まとめ
いかがでしたか?
リア充になる方法を5つほどまとめてみました。
リア充の大きな特徴は、決して無理をしないことです。今回まとめた5つのポイントを、窮屈だなと感じる必要はありません。
意気込んで考え込まないように、まずはリア充の真似から実行してみてはどうでしょう。
なんかいろいろと共通している所がありました!
いろいろ分かって良かった!
参考にしてみたいです!