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これぞ、神の力! 仏教に伝わる6つの神通力

神通力

神通力には、6つの種類があることをご存知でしょうか?

神通力とは、“じんつうりき”とも“じんずうりき”とも読みますが、仏教において、お釈迦様をはじめとした仏様が持つといわれている力のことです。

神通力には、生まれながらに持っているものや、禅定という、瞑想して真理を悟る修行をすることで得られるものなどがあります。

なかでも、六神通(ろくじんづう)と呼ばれる6つの能力は、人智をこえる、超人的な能力です。




神足通(じんそくつう)

一つ目の神通力は、思いのままに、どこへでも行ける能力、何にでも姿を変えることができる能力です。

まるでアニメに出てくる、道具や魔法のようですね。

好きな場所に行くことができたり、思い通りの姿になれたりするなんて、とても魅力的な能力です。

天耳通(てんにつう)

二つ目の神通力は、普通の人が聞こえない音を聞く能力、あらゆることを聞き分ける能力のことです。

世界中のあらゆる情報を得られる力ともいわれています。

言葉や音の表面的な意味だけではなく、物事の本質を見ぬくことができれば、簡単に信じてしまったり、だまされたりすることは無くなるでしょう。

他心通(たしんつう)

三つ目の神通力は、他人の考えていることを知ることができる能力のことです。

人の心の中を読み取れたら、相手が何を考えているのか、自分に好意を持っているかなどがわかるので、人間関係がスムーズになりそうです。

ただ、わからないからこそ、思いやる気持ちが生まれ、知りたいと思うからこそ、寄りそい、話を聞き、絆が生まれることも事実です。

宿命通(しゅくみょうつう)

四つ目の神通力は、自分や他人の前世を知ることができる能力のことです。

人はみな、前世で成しとげられなかったことや、さまざまな思いを持って、生まれ変わるといわれています。

前世を知ることができれば、今生での課題がはっきりするので、悩みの原因や、進むべき方向を簡単に見つけられるかもしれません

天眼通(てんげんつう)

五つ目の神通力は、世界のすべてを見通すことができる能力、人々の未来を予知する能力のことです。

今は、望遠鏡や顕微鏡によって、人間の目には見えにくいものでも、見ることができるようになりました。

もしも、人の運命や未来まで知ることができたら、失敗は減り、まわり道はしなくなりそうですね

漏尽通(ろうじんつう)

六つ目の神通力は、煩悩をすべて消し去り、真理を知ること、今生を最後に生まれ変わることはなく、悟りを得た状態のことです。

六神通のなかでも、とくに重要な能力で、魂が浄化され、転生することがなくなるので、宇宙と一体になるといえます。

仏教において、もっとも崇高で、もっとも精神性が高く、荘厳な能力です。

まとめ

いかがでしたか?

こんな能力があったらいいな、と思うものばかりですね。

でも、実際に神通力を持っていたらどうでしょうか?

いつでも行きたいところに行くことができて、人の心や未来までも知ることができるとしたら、悩みは減り、トラブルに巻き込まれることも、おそらく無くなるでしょう。

けれど、新しいアイデアを思いついて、試してみる時のワクワク感や、苦労してやり遂げたときの達成感などは、もう感じられなくなるかもしれません。

さらには、未熟な魂の人が神通力を持ってしまうと、悪用することも考えられます。

神通力は、厳しく長い修行や瞑想によって、得られるものですし、何度も転生して精神修行した人が、持って生まれる能力です。

私たちにできることは、ひとりひとりに与えられた、この世での課題をクリアし、魂を浄化させていくことにつきるのだと、あらためて気づきました。

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