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ワンネスとは?意味をわかりやすく解説

ワンネス

今日はスピリチュアルなお話であり、哲学的な話でもある『ワンネス』についてお話をしたいと思います。

今まで様々なスピリチュアルなテーマについてお話をしてきました。

私が考えるに、スピリチュアルなお話の大きなテーマとして必ず行きつく先は『世界はひとつだ!! 』というものです。

この『ひとつ』という言葉は、『物事の結果や、運命、そして人生が一つの選択しか存在しない』という否定的な意味では決してありません。

人も動物も自然も地球もすべてひとつ、私もあなたもひとつ、この世界も目には見えていない世界もひとつ。無限の可能性と、果てしない世界のお話です。

だんだんとややこしくなってきましたね。

それでは『ワンネス』という言葉について、ワンネスとはいったいなにものなのでしょうか?

冒頭でまどろっこしい言い方をしていますが、ワンネスとは、『ひとつになること』『ひとつであること』です。

英語をそのまま直訳してしまったような解釈で結構です。ひとつである『状態』をワンネスと呼びます。

私がはじめにお話をしているように、多くのスピリチュアルな世界のお話はこのワンネスにつながります。なぜなら今、実生活をしている世界とは別の世界の話、目では見えなくてもオーラや光として感じる世界・パワーなど、なぜ言葉でしっかりと定義できない存在がこんなにもたくさんあるのかと不安になってしまうかもしれません。

しかし、ご安心ください。

このワンネスという言葉を理解することでそのつっかえた気持ちはとれてなくなっていくことでしょう。

ワンネスとはとてもシンプルな状態をいいます。

もちろん哲学的にワンネスを説明されているサイトやブログもあります、宇宙のはじまりの話や、分子の話をして、最終的にひとつなのだというお話です。

哲学的な話とスピリチュアルな話はとてもよく似ています。

スピリチュアルなお話のほうがより野性的というか、自然体でざっくり・ふんわりしているお話かもしれませんね。私はスピリチュアルなお話の方が得意ですから、ワンネスについてスピリチュアルな見方でお話します。

ひとつになった(である)状態とはどのような状態でしょうか?

シンプルにワンネスを体感する3つの感覚をご紹介します。

自然と一つに

一番わかりやすいのは自然をテーマに取り上げることでしょう。

例えば、海・山・川、大自然を体中で感じ取る瞬間がありますよね?

少し早出して出勤した電車の中で見る朝日でもかまいません。散歩中に目にした川のせせらぎでもかまいません。どれだけ都会に暮らしていても、必ず自然世界は存在しています。

その人ではなく、動物ではない『自然』にフッと気持ちが引き込まれる瞬間はないでしょうか?

きっと時間にして1秒あるのか、もしかすると長い時間引き込まれていることもあるかもしれません。

そのような感覚をワンネスと呼びます。

瞑想やトランス状態になることばかりがスピリチュアルな体験ではないのです。

なぜ引き込まれるのか理由を説明することは難しいでしょうが、なんとなく自然に還りたいと体の中の奥からぎゅっとでてくるそんな想いがひっぱりこんでいるのかもしれません。

そのような日常にある一瞬の瞬間をワンネスと呼びます。

こころとからだをひとつに

自然や他人と気持ち的につながることだけがワンネスではありません。

心と体はとても密接につながっています。

しかしながら、意識的にはなかなか見えない状態でもあります。

社会生活を行う上では、わざと、心と体を切り離して考えなければならないようなことも多々あります。

さて、自分自身のことですから、本当はとても簡単でシンプルなことです。

リラックスした状態で、お風呂や寝る前のベットの上、もしかすると美味しいものをほおばっている瞬間かもしれません。満たされた気持ちや体の奥からじんわりわいてでてくるような感覚はありませんか?

心と体のワンネスです。

リラックスした状態であり、素直に自分が何を感じ、何を考えているのかが言葉にせずとも感覚でわかるような状態です。これもワンネスです。

現実世界ではない世界とひとつに

少しオカルトのような表題になってしまいましたが、世界はたくさん存在します。

子供のころに今生きている世界は自分だけの世界で、自分が死ぬとこの世界も終わる、と感じていたことはありませんか?(少し大げさでしょうか)

地球は一つしかありません。

私もあなたという人間も一人しか存在しません。

ただ、それぞれに人生があり、世界があり、見える今も、生きている現実も全く違います。

ただ、地球に存在しているという意味ではひとつです。

本来はすべて一つであり、もとから一つなのです。

極論です。地球という大きな単位から見れば、人間はみな地球の一部であり一つです。もっともっともっと大きな単位から考えると地球も宇宙の一部でしかありません。

つまり、ひとつなのです。

大きな大きな『ひとつ』という存在の中に私やあなたが今考えている思いや、見えている今があります。しかしそれも極論ですが、地球単位でみると一緒なのです。

まとめ

いかがでしたか?

とてもシンプルにワンネスについてお伝えしました。

ワンネスという言葉は決して地球や他人と一体化するためにはどうすればよいのか~というような方法を意味するのではありません。

生まれながらにして、人は誰かと一つであり、誰かもまた自然や地球とひとつなのですよ、だから自分らしく生きて、という壮大で大きなテーマなのです。

哲学の難しい話でも、スピリチュアルな異世界の話でもありません。

ワンネスを日常のワンシーンから体感し、気持ちをおだやかにしていきましょう。

少し気持ちがふさぎ込んでしまった時や、どうしようもなく行き詰ってしまったときなど、必ずワンネスという体験があなたの気持ちを支えてくれるそんな言葉になるのではないでしょうか。

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