「どこかに良い人いないかなぁ。」というのが、口癖になっていませんか?
『類は友と呼ぶ』ということわざがあるように、あなたの望む素敵な人は、素敵な人に惹かれます。
「やっぱり、そうよね…」と嘆くのは、ちょっと待ってください。
ご縁結びで有名な出雲大社近くでは、出雲型勾玉が幸運をもたらすお守りとして、広く親しまれています。
出雲型勾玉をお守りとして持つことで、あなた本来のオーラが輝き、素敵な人とご縁が結ばれるということも、夢やおとぎ話ではありません。
日本で、古来からお守りとして使われてきた出雲型勾玉の効果から、最高の幸せをつかむ方法を見ていきましょう。
出雲型勾玉の効果
勾玉の一番の効果は、魔除けや厄除けです。
古代、円形や球状の「たま」を、魂の象徴としていたことから、勾玉は、魂を落ち着かせて、神の助けを得られると考えられています。
出雲の古い記録には、勾玉は「太陽と月の重なり」を表していて、「強い力」と「恵み」が幸運を呼び込んでくれるという記載があるそうです。
つまり、勾玉には、魔除け、災難除けの効果だけでなく、幸運をもたらすお守りとしての効果もあります。
また、直接肌に触れるように身に着けると、最も効果を発揮すると言われています。
勾玉への願いのかけ方
勾玉に願いをかけるときは、願いを込めたい勾玉を握って、その願いを勾玉に話しかけるように伝えます。
そのときに、「幸せになれますように」など、お願いするのではなく、「幸せになりました。」というように、すでにその願いがかなったように、完了形で言い切ることが重要です。
また、「ありがとうございます。」と、感謝の気持ちを述べるのも、忘れないようにしてください。
出雲型勾玉の歴史
勾玉は、石、ガラス、金属などを「くの字型」に加工して作り、古墳時代の人々が生活した場所から発掘されています。
出雲では、花仙山で、勾玉の素材となる良質の瑪瑙(めのう)が採れ、瑪瑙細工の職人「玉造職人」によって、出雲型勾玉は作られていました。
また、勾玉は、八咫鏡(やたのかがみ)、草薙の剣(くさなぎのつるぎ)と共に、三種の神器の一つで、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)は、古代より出雲で作られ、朝廷に献上されていました。
そのため、「勾玉には、不思議な力が宿る」とされていて、首飾りや耳飾りと並び、古代日本の装身具の一つではありますが、飾り物というよりも、祭祀などに使われたので、神秘的な力を持つものとして知られていました。
そうしたことから、勾玉は、魔除けや神託を得るものとして使われてきたのです。
特に、瑪瑙は、『地に足の着いたビジョンを持ち主に与える』と言われていて、大地と関わりの深い石です。
自分の芯があやふやで、あいまいなところがあるという方におすすめです。
グラウンディングができて、しっかりと現実的に自分の未来が定まっていくでしょうが、威圧的なところはなく、自然な形で導いてくれるでしょう。
出雲型勾玉の形の由来
出雲型の勾玉は、ふっくらとした丸みを帯びた形が特徴的です。
勾玉の形は、母親のお腹の中にいる赤ちゃんとか、月の形とか、魂の形とか、その他にもいろんな説がありますが、詳しいことはわかっていません。
また、勾玉を2つ合わせると、「胎児」が「生命誕生」に、「月」が「太陽」に、「半身の魂」が「円(縁)」になり「和」を示すと言われています。ですので、2つ持つのもおすすめです。
ちなみに、出雲大社は「縁結びの神様」として、とても有名ですが、「ご縁」というのは「結婚」だけではありません。もっと広い意味で、人との「ご縁」、学校や会社との「ご縁」、共に活動する仲間との「ご縁」など、いろいろなご縁があります。
勾玉の選び方と扱い方
出雲型勾玉は、元々は瑪瑙だけでしたが、今では、いろんな種類のパワーストーンで作られています。
それもあって、どれを選んだらよいのか迷うかもしれませんが、大切なのは『直感』です。
パッと目に入って「これ、いいな。」と思うものや、手にした瞬間、安心感のような温かな感じがしたものなどは、あなたの波動と合っていて、とても相性が良いです。
逆に、少しでも違和感があるものは相性が良くないので、勾玉のもつパワーも半減してしまいます。
一説によると、勾玉には魂が宿っているとも言われます。
ですから、直感で選んだ勾玉は、便利な道具として扱うのではなく、大切な友人のように接するようにしましょう。
また、勾玉は、直接肌と触れることで、最大の効果を発揮すると言われていますので、ストラップよりは、首飾りやブレスレッドなど、直接肌に触れるアクセサリーのほうがおすすめです。
勾玉の浄化方法
勾玉は、負のエネルギーを吸収してくれます。
だからこそ、大切に持っていると、悩みやストレスが和らぐ感じを実感できるでしょうが、勾玉に溜まった負のエネルギーは定期的に浄化し、パワーチャージしないと、効果が半減するどころか、無くなってしまいかねません。
そこで、定期的にパワーを充電するために、月に1回位程度は流水にさらしたり、午前中に20~30分間、日光浴させたり、セージの煙にくぐらせたりしましょう。
ただし、勾玉の材質によっては向いていない浄化方法もありますので、その時は月光浴をするなど、それぞれのパワーストーンに合わせて、浄化方法を選びましょう。
パワーストーンの種類
出雲型勾玉は、元々は瑪瑙(めのう)で作られていましたが、瑪瑙にも色の種類があり、意味が変わってきます。
- 青瑪瑙(深い水の色):命の源の象徴
- 赤瑪瑙(若者の顔の色):健康
- 白瑪瑙(髪が白くなるまで):長寿
また、瑪瑙以外で勾玉に使われているパワーストーンの種類と意味についてもご紹介しておきます。
- 水晶:清純無垢
- アメジスト:無償の愛
- ローズクォーツ:恋愛成就(恋のお守り)
- タイガーアイ:金運、富を手に入れる
- エメラルド:健康、調和
- ロードクロサイト(インカローズ):生きる喜び
まとめ
いかがでしたか?
勾玉は、シュッと先がとがったような関東型が主流ですが、ふっくらとして、丸みの帯びたコロンとした形の出雲型勾玉は、親しみがもてる、優しい印象があります。
今では、様々な種類のパワーストーンで作られている勾玉ですが、古代から使われていた瑪瑙に願いを込めて、夢を現実にしていくサポートをしてもらうのも素敵ですね。