世界中で起こる、数々の事件や事故、災害が予言されているといわれている『イルミナティカード』。
正式名は『イルミナティ・ニューワールドオーダー』というカードゲームで、1995年にアメリカのゲーム製作会社『スティーブ・ジャクソン・ゲームズ』で制作されました。
日本で言うならば、子供たちが夢中になっている『遊戯王』や『デュエルマスターズ』、『ポケモンカード』のような娯楽用のトレーディングカードゲームです。
ではなぜ、その娯楽用カードゲームが、予言のカードと言われるようになったのか?
今回はこの『イルミナティカード』と、日本に関わる予言を7つお伝えいたします。
『Angst』の予言するものは、日本人の心の荒廃?
このカードの題名『Angst』は、不安、苦悩、悩み。
カードに書かれている意味を簡単に説明すると、
『グループのリーダーが退屈で無意味な人生に嫌気がさし、心が病んで、生きる意味を見失っている。悟りを得た者、精神科医、知識人からのアプローチが必要。』
というようなものです。(カードゲームとしての数字やルールが書かれている部分は割愛します。)
描かれているのは、スーツの前ボタンに手をかけた、日本の政治家か、大手企業の幹部のような人物で、大物の風格を漂わせた男性に見えます。
その前には日本刀が置かれ、今にも切腹をしそうな雰囲気。
描かれている男性は、固有の『誰か』を示しており、何らかの重大な責任を取るために、苦悩し、自害(切腹)することになってしまうのでしょうか。
それとも、常に生活や仕事の先行きに不安を感じ、相談する相手もないまま、年間に十数万人の自殺者や不審死が相次いでいる、苦悩を抱えた日本全体を表しているのでしょうか。
いずれにせよ、これを予言とするならば、まだまだ苦悩の時は続くと考えられるのかもしれません。
『Atomic Monster』が予言するものは原子力を狙った攻撃か?
『Atomic Monster』は、そのまま、原子力モンスターです。
このカードには、少し気になることが書かれています。
『災害だ!これは、いかなる海岸をも破壊する、即座の瞬間攻撃である。』
これはカードの意味なのですが、ゲームとしての数字とルールの部分に、攻撃の破壊力を示す数値があり、
『巨大な場所に対して16』
『それ以外の場所は20』
『日本とカリフォルニアに対して24』
と書かれており、完全に日本が名指しでターゲットになっています。
そして描かれているのは、角が生えているけれど、どこからどう見ても、日本ではお馴染みの『ゴジラ』。
そもそも日本のゴジラ自体、核実験により生み出された『核の落とし子』といわれ、あの大きな身体で、強い放射能と放射熱線をバラ撒いて、ノッシノッシと暴れまわる怪獣なので、カードの題名ともドンピシャです。
また、このカードのラストには、
『ロボットの海の怪物または原子力会社を破壊する攻撃! 』
とあることから、原子力施設への強い攻撃を示しており、東日本大震災での福島の原発事故も、その予言に含まれていたのではないかと考えられています。
『Combined Disasters』が予言する東京崩壊
『Combined Disasters』とは、複合災害のこと。
イルミナティの予言として、とても有名なカードです。
ゲーム上でのカードの意味(使用方法)は、
『メインとなる1つの災害を選択し、そのカードに他の災害カードを追加できる。その2つの災害を組み合わせて、対象とする場所に同時に使用できる』
といった感じです。
そして描かれているのは、銀座のシンボル的存在といえる、和光の時計塔らしきものが、崩れ落ちているというもの。
このカードに関してはいくつもの都市伝説があり、日本でいうならば、東日本大震災もこのカードが予言していた・・・といわれたこともありました。
が、あのとき、和光の時計塔は崩れたりしませんでしたので、いつの間にか、なかったことになっていました。
次に浮上したのが、東京オリンピックでのテロ、もしくは災害。
何らかの事故か災害から逃げ惑う人々の服の色が、オリンピックカラーをあらわしているので、オリンピックイヤーか開催国に、何かが起こるのではないか? というもの。
この予言は今までも、オリンピックの開催国に、時計塔や時計台があるたびに、幾度となく噂されており、ロンドンのときも然り、ソチ、ブラジルも噂が出ています。
時計塔の時計が示す時刻にも注目が集まり
・オリンピック開催国(都市)の2時55分に何かが起こる
・2月11日に大地震がくる
もっとひねって
・5(オリンピックカラーの5色)月の22日(11×2)に、巨大地震による液状化現象で関東が壊滅する
など、さまざまな『予言』が飛び交っています。
どれも噂レベルのものとはいえ、絶対に的中してほしくない予言です。
『Gay Activists』が意味する予言?
これは予言というよりも、都市伝説という方が正しいので、箸休め的に読んでみてください。
『Gay Activists』は、ゲイ活動家です。
カードの意味としては
『どんなグループの、どんな唯一の配列でも、現在のターンの終了まで逆さまにできます』
という内容。
描かれているのは、ドレスを着てバッチリ化粧をし、長く真っ赤な爪をした、金髪のムキムキな女装男子と、色白でひょろっとした美しい男性。
このカード、予言とはあまり縁がなさそうです。
しかし、この『ゲイ活動家』という意味を持つカードが、なぜイルミナティカードに含まれたのでしょうか?
近年、日本でもオネエタレントさんを見ない日はないくらい、ゲイの皆さまが活躍なさっています。
そもそも、ゲイやレズというのは、個人の愛の形の差であり、大きなくくりでいうのであれば、人間愛なので、何の不思議もないのかもしれません。
しかし、ユニセックス文化にはもう一つ、大きな役割があります。
それは人口抑制。
社会が不景気になると、ユニセックスが流行る傾向にあるため、一部では人口を抑制するために、わざと不景気にしているのではないか? という都市伝説も存在しているのです。
そう考えてみると、日本が不景気になり始めたあたりから、オネエタレントさんを、TVなどでたくさん見るようになったような気さえします。
2015年には、あのバチカン(ローマ法王庁)の高官が、同性愛者であることを告白し、ローマ法王もそれを認めました。
まさか・・・バチカンぐるみの人口抑制政策なのでしょうか?
ちなみにこのカード、PAWER=2、RESISTANCE=3なのですが、日本語で考えると『23=兄さん』になるんです。
兄さん=アニキ=ゲイの隠語。
こじつけすぎでしょうか。
『Japan』が予言する日本の没落
『Japan』は、もちろん、日本です。
このカードには
『日本は、化学やコンピュータグループを、直接支配するために、+6のパワーを持っています』
と書かれています。
描かれているのは、千島列島や樺太を含んでいるのに、沖縄が無い日本地図と、その土地に建つビル群。
バックには旭日旗のような太陽が日本地図に対して西側に、これは落日を意味しているものなのでしょうか。
そして、上の両角はなぜか黒く塗られており、まるで遺影のようでもあります。
太陽を旭日旗として描かれていることなどから、このカードは過去の軍事政権時代の、日本の終焉を意味しているのかもしれません。
そしてもう一つ、このカードに書かれているPOWER 6/4という部分。
これは、ゲームとしてカードが持つパワーなのですが、ごく一部では2010年の菅内閣ができた日で、フリーメーソンである鳩山由紀夫氏の、鳩山内閣が総辞職したことから、日本の中枢における、フリーメーソンの崩壊が始まった日を予言したものともいわれています。
『Up Against the Wall』が予言するのは横浜壊滅?
近年、もっとも話題になっているのが、このカードといえるのではないでしょうか。
『Up Against the Wall』は、壁に手をつけ。
ですが、壁ドンのようにロマンティックなものではありません。
政府グループを破壊し、暴力的なグループを制御するというカードなので、意味合いとしては、海外の警官がよく言う、『壁に手をついておとなしく服従しろ! 』という感じです。
描かれているのは、破壊され尽くした街だったのであろう場所。
ガレキの中には、原子力のマークがついた『何か』が混ざっています。
よほどの熱量と光量だったのでしょう、その近くの崩れたオレンジの壁には、おそらく親子ではないかと思われる、人の影だけが焼き付けられており、この街で核爆発が起こったのであろうことが伺われます。
問題とされているのは、少し離れた、後ろの方に描かれている半月型の建物と、その奥に描かれた高い建物。
この残骸の風景、横浜『みなとみらい』の『横浜グランド・インターコンチネンタルホテル』と『ランドマークタワー』の風景にとてもよく似ているのです。
また、ホテルの南には、親子で楽しむのにふさわしい『横浜コスモワールド』があり、建物の壁の色はオレンジで、先ほどの影が焼き付けられた壁とも一致します。
横浜で原発って? と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は横浜は原子力施設が多い土地なのです。
原子燃料のリサイクル施設や発電所、横須賀の方へ行くと米海軍の基地や、海には基地に配備されている原子力空母も存在します。
そのため横浜では、原子力災害避難計画も策定されているくらいなのです。
そして、このカードにはもう一つの大きな特徴があります。
タイトルの『Up Against the Wall』の上に『GOAL』と書かれているのです。
『GOAL』はそのまま、『目標点』、『最終目的』と、とらえて良いのでしょうから、とても意味深なカードです。
横浜を目標とした、核爆発が起こるのでしょうか?
これも実際には起こって欲しくない予言です。
『イルミナティカード』は本当に予言をしているのでしょうか?
最後に、イルミナティカードが本来どういったものなのか、その目的は何なのかをお伝えいたします。
現在のイルミナティ・ニューワールドオーダーができる20年前、アメリカでは、世界を裏側から操る秘密結社同士の争いをテーマとした、伝奇的というべきか、オカルト的というべきか迷うような小説が出版されました。
このシリーズは、サブカルチャー的な話題を集め、あちこちで『秘密結社による陰謀論』のブームが起こりました。
ブームになれば、当然のごとく、それに便乗しようという人たちが現れ、似て非なる新たな作品や、商品が生み出されます。
その中の一つが1982年初版の『イルミナティ』というカードゲームです。
そこからまた数年後、『マジック:ザ・ギャザリング』より始まった、トレーディングカードゲームのブームにさらに便乗し、『イルミナティ』をトレーディングカード化して、1995年、『イルミナティ・ニューワールドオーダー』が作られたのです。
ゲーム内容は、自分が秘密結社の首領となり、いろいろな他の秘密結社(相手プレーヤー)を支配下に治めて、資金源や防衛ラインとし、最終的にそれぞれのプレーヤーの目的を果たすというもので、現在、推定550枚ほどのカードが存在しているそうです。
ここで『おや? 』と思うのは、いろいろな秘密結社というところ。
実は、このイルミナティカード、名前はイルミナティですが、クトゥルフの使徒、暗殺協会、バミューダトライアングルなど、いろいろな秘密結社やグループの中から1つを選び、自分が秘密結社(グループ)となって遊ぶのです。
当然その目的も、選んだものによって変わり、世界征服をしたり、世界金融を牛耳ったり、ひたすら世界に混沌を撒き散らしたりとさまざま。
そう考えると、イルミナティカードを使ったイルミナティの予言や陰謀という都市伝説には、『?』がつくのですが、それをズバっと切り捨ててしまっては面白くないではないですか。
そこはやはり、こういった内容を扱ったモノ特有の、メインとなる主軸(この場合はイルミナティ)と、オカルト的なパロディや皮肉が入り混じり、
『ゲームと知りながらも、予言や都市伝説として楽しむ』
というのが醍醐味といえるのではないでしょうか。
そうして、その憶測や噂、予言などがどんどん一人歩きしていく。
現に今までも、イルミナティの予言とされていたものが外れたとしても、その後また、同じカードの読み解き方を変えて、新たなる予言が次々と生み出されています。
それこそが、このゲームを作った製作者たちの思惑であり、こうなることこそを予言していたのかもしれません。
まとめ
イルミナティカードには、今回お伝えしたカード以外にも、たくさんのカードと、それにまつわる予言が世界中に存在しています。
そしてその予言は、どれも恐ろしく、絶対に的中してほしくないものがほとんどです。
こういった話のときに、『信じる信じないはあなた次第』という言葉をよく聞きます。
しかしそれ以前に、戦争を起こさない、地球を大切にする、核に関してもう一度よく考えるなど、もっと根本的な意識が必要とされているのではないでしょうか?
イルミナティカードを警告として、よりステキな未来を作っていけたら良いですね。
最後の『Up Against the Wall』については、横浜の他ですとドバイも条件揃っていますね。
半月形で70階ホテル『ブルジュ・アル・アラブ』とか…ドバイは一般の民家等が干し煉瓦造の街並みですし…韓国に発注して建設された原発(4)に亀裂の可能性が有りで調査中だとか…K国の法則に例外は無しと云われてるし…ヤバイんじゃないですか?
Up Against the Wallのカードって横浜ではなくて、東京都港区海岸にあるヨコソーレインボータワーだと思います…。
Combined Disastersカード、影が5つあるから、2020年5月5日11時11分に東南海トラフ大地震テロか? 2+0+2+0+5+0+5+1+1+1+1=18
わかってしまったんです。ヤバイです。あと、
一か月ちょいです。今日は、12月25日です。
2月3日におこります。