ネット掲示板などでも囁かれる「パラレルワールド」の存在。
あなたは信じますか?
にわかには信じがたい都市伝説ですが、実際に行ったことがあると体験談を語る人もいます。
そこでは自分が住む世界と同じような景色であるにも関わらず、使われている言葉が微妙に違ったり、景色に違和感を覚えたりするようです。
この世界には、科学では証明できない不思議な事柄がまだまだたくさん溢れています。
たとえば、地球はビッグバンによって誕生したと言われていますが、宇宙の不思議はまだまだ解明されていません。
地球が存在するこの宇宙空間と同じような空間が、どこか他の場所にあったとしても不思議ではないでしょう。
未知なる宇宙を思えば、ある意味、パラレルワールドが存在すると考えることは、ごく自然なことなのかもしれません。
今回は、そう思わざるを得ない不思議なパラレルワールドの体験談をご紹介します。
パラレルワールドに行ったことがあるという証言や、こうすれば行けるという方法にまで迫ってみましょう。
一度足を踏み入れたら戻って来られる保証はありません。
それでもあなたは、パラレルワールドに行ってみたいと思いますか?
わかりやすくパラレルワールドとは?
都市伝説として囁かれるパラレルワールドとは、私たちが存在するこの世界とは別に存在する「平行世界」のことを言います。
別に存在すると言っても、異次元とか異世界とは異なる点がポイントです。
わかりやすく言うと、私たちが存在している世界と平行してもうひとつの現実が存在しているということになります。
しかも、この別の現実はひとつだけでなく、無限に存在するという説があります。
平行世界では、私たちが今いる世界の現実と平行して、別の異なる世界の現実が存在しています。その別の世界で、私たちはこの世界とは異なる人生を歩んでいるのです。
もしかすると平行世界では、氷河期が訪れずに恐竜と共存しているかもしれませんし、また他の平行世界では、あなたは元彼と結婚して家庭を築いているかもしれません。
あらゆる可能性を秘めた現実世界こそが、パラレルワールドと言えるでしょう。
人は未知なるものに惹かれる生き物ですから、パラレルワールドでの自分は一体どんな人生を歩んでいるのか気になる人もいるでしょう。
この世界には「パラレルワールドに行ったことがある」と証言する人が、実は数多くいます。
彼らが見たパラレルワールドにはどんな世界が広がっていたのか、体験談を次にご紹介しますね。
パラレルワールド体験談や証言
パラレルワールドに行ったことがあるという体験談やパラレルワールドに行ったと考えられる証言を5つご紹介します。
パラレルワールドに行っても、必ず帰ってこられるという保証はないようです。
1.パラレルワールドへタイムスリップした夫
2011年、日本では東日本大震災が発生しました。
実はそのとき、実在しないはずの光景を見たという報告が相次いでいました。
ある夫婦も被災し、荒れ果てた地を車で走らせていました。
すると突如、光る霧のようなものが見えたため、車を降りて確認しに行ったそうです。
そこには、江戸時代の日本とビクトリア時代のイギリスが混ざったような不思議な町並みが垣間見えたと言います。
大勢の人で賑わう活気に満ちたその世界は、パラレルワールドとしか思えない別世界でした。
しかし次の瞬間、夫がその世界に引き込まれ、光る霧ともども消えてしまったと言うのです。
その後、警視庁に勤める刑事が不思議な証言をしました。
東日本大震災が起こる何十年も前の1981年、消えた夫と同姓同名の男性が警察署に駆け込んできたことを覚えていると話したのです。
その男性はこう言ったといいます。
「一度1960年の世界に飛ばされたのちパラレルワールドに引き込まれ、今1981年の世界にまたタイムスリップしたようだ。」と。
残念ながら、警察はその男性をイタズラだとあしらったため、その後の行方はわかっていません。
果たして、妻と再会できたのでしょうか。
2.待ち合わせ場所で会えないカップル
あるカップルはデートのとき、いつも同じ駅前の時計台で待ち合わせをしていました。
その日も同じように待ち合わせをしていましたが、いつも時間通りにやってくる彼女がなかなかあらわれないため、男性は彼女に電話をかけました。
すると彼女は
「もう着いてるけど今どこ? 遅れそう?」
と聞いてくるのです。
「俺ももう着いてるよ。」
そう男性が答えると、彼女はからかわれていると思い、少し不機嫌になりました。
そのときはハロウィンシーズンで、仮装した人たちがたくさん駅前に集まっていました。
「本当だって! 今、目の前をドラゴンボールのゴクウと磨人ブウ、フリーザが通ったよ。」
「その人たち、今、私の目の前も通ったよ。ほんとに、どこにいるのよ! 」
お互い近くにいるはずなのに見つけられない2人は、自分がいる場所を写真に撮ってLINEで送り合いました。
確認すると、かぼちゃの帽子をかぶって歩く人、時計台の時間、駅前のハロウィンの飾りつけなど、全く同じ光景が写っていたのです。
2人は奇妙な現象に怖くなり、場所を変えてみることにしました。改札に移動したり、カフェに入ってみたりもしました。
それでも結局、その日は会うことはできませんでした。翌日になって、やっと会えたそうです。
あのとき2人は、別の空間に存在していたのでしょうか?
3.体調不良とパラレルワールド
仕事帰りにパラレルワールドに引き込まれてしまったサラリーマンの話です。
ある男性がその日の勤務を終えた帰り道、突如、体調不良に襲われました。
激しい吐き気に我慢できず、ビルの隙間に駆け込み、嘔吐してしまったそうです。
少しすると体調が良くなり、周りを見回したところ、夜だったはずの景色が昼間になっていました。
さっきまでいたはずの町並みにも違和感を覚えたと言います。お店の看板の文字が、日本語と記号を混ぜたような表記になっていたからです。
周囲を散策する間もなく、男性はまた激しい吐き気に襲われました。
また少しすると体調が戻ったのですが、そのときには元いた夜の町に戻っていたのだそうです。
男性の体調が優れなかったのは、時空の歪み(ひずみ)によるパラレルワールドの干渉があったから・・・なのかもしれません。
4.ニセ硬貨でパラレルワールド発覚?
2017年、北海道警にニセ1万円硬貨が持ち込まれました。
その硬貨の奇妙さから、これはパラレルワールドで流通している硬貨ではないかという騒ぎがおきました。
30代の男が函館のコンビニでニセ1万円硬貨を使用し、お釣りの8,500円と商品を騙し取ったというのです。
使われたニセ硬貨を分析すると、日本には存在しない「昭和65年」という刻印、「日本には存在しない橋の絵」が描かれていました。
この硬貨は希少な金属で作られており、高品質、さらに造幣局の技術と変わらぬ出来であったことも、騒ぎを大きくした要因です。
使い道のない硬貨を一体誰がなんのために作ったのか、またどんな技術をもって作られたのか、未解決のまま謎に包まれています。
「これはパラレルワールドで流通している硬貨ではないか」
ある関係者のまわりではそう、まことしやかにささやかれています。
5.パラレルワールドから来たトラベラー
これまではパラレルワールドへ行ってしまった人の体験談をご紹介してきましたが、次はパラレルワールド側から来た人の体験談をご紹介します。
ある女性が、私たちが今存在している世界から3年後の世界から来たと証言したというのです。
なぜその女性がそう思ったかというと、ある日家に帰ると、どうやら夫に妻である彼女のことが見えていないようだと気づいたことがその理由。
話しかけても夫は無反応で、触れてもすり抜けてしまうというのです。
さらに夫は、彼女の両親や兄弟、友人たちに電話をかけて彼女の行方を捜し始めました。
彼女はショックのあまり倒れてしまい、目を覚ましたときには知らない家にいて、鏡を見ると少し若い頃の自分の姿が映っていたそうです。
わけもわからず警察署に駆け込むと、知らないはずのその家は彼女が1人暮らしをしている家だということがわかりました。
こちらの世界では夫とは結婚しておらず、元いた世界では存在していたはずの妹もいないことになっていました。
彼女は本当にパラレルワールドから迷い込んでしまったのか、記憶がなくなってしまったのか、真実は誰にもわかりません。
パラレルワールドに遭遇しやすい人の特徴
ここまでパラレルワールドに行ったことがあるという人の体験談を紹介しましたが、ほとんどの人はパラレルワールドに行った人に遭遇したこともなければ、遭遇したという人に会ったこともないでしょう。
実は、パラレルワールドに遭遇しやすい人には特徴があるようです。
一体、どんな人がパラレルワールドに遭遇しやすいのでしょうか?
1.現実から逃れたいと思っている人
今いる現実に何らかの不満を抱いており、いっそ違う世界に逃げてしまいたいと考えている人が、パラレルワールドに紛れ込みやすいそうです。
夢と現実の区別が混同しがちな精神状態に陥りやすいため、他の人が気づかない異世界の入り口を見つけやすいのです。
それを敏感にキャッチし、誘われるようにパラレルワールドに迷い込むことがあるようです。
2.災害に巻き込まれた人
災害が起きると地殻変動や軌道が変わって、今いる世界の周波数が変わります。
そうしたときに、いつもは閉じられているパラレルワールドへの入り口がひずみで開いてしまうことがあるようです。
震災時にパラレルワールドの目撃証言が多くなるのは、このためです。
さらに、「火事場の馬鹿力」という言葉があるように、窮地に身を置かれると、人はこれまでなかった力に目覚めることがあります。
臨死体験をしたのちに霊能力が開花する人がいるのは、このためです。
つまり、環境とその本人の周波数が変化すると異世界とのチャンネルが合いやすい、ということになります。
3.憑依体質の人
普段頭痛や体調不良が起こりやすく、外部からの影響を受けやすい憑依体質の人は、異世界の周波数を感知しやすいそうです。
ひどい頭痛が起こって、意識もうろうとしている間にパラレルワールドに移動していたという話も聞きます。
異世界による干渉をダイレクトに受けやすい体質であるがゆえの現象といえるかもしれません。
パラレルワールドに行く方法
さて、あなたはパラレルワールドに遭遇しやすい特徴を持っていましたか?
あてはまらなかった人も、そんな不思議な世界があるなら一度は覗いてみたいと思う人もいると思います。
自力で異世界の扉を開く方法はあるのでしょうか?
次は、真偽の程は定かではありませんが、噂される「パラレルワールドに行く方法」をご紹介します。
ただ、行く方法があったとしても、戻る方法の情報はありません。試す場合は、自己責任で行ってください。
1.エレベーターで行く
縦の空間を移動する乗り物であるエレベーターを使って、パラレルワールドにアクセスする方法です。
10階以上あるエレベーターがある場所で、あまり人が利用しない時間に行います。必ず1人で試してください。
まずは1階からスタートして、4階、2階、6階、2階、10階の順に移動しましょう。
10階に着いたら、次は5階を押します。
すると見知らぬ女性が乗ってきますが、決して話しかけてはいけません。
そのまま1階を押して動くのを待ってください。
エレベーターは1階へ下がらず、そのまま10階に向かいます。10階で降りると、そこはもうパラレルワールドです。
このとき、女性以外の誰かが乗ってくると成功しません。
2.鏡を使って行く
オズの魔法使いや西洋の古い物語では、鏡の向こうに異世界が広がるという世界観が存在しています。
鏡が映し出す姿は現実と正反対の世界であり、まさにパラレルワールドと言えるのかもしれません。
実はこの話、本当かもしれないのです。鏡を使って異世界に行けるとする説があります。
夜中の2:24きっかりに、お風呂場の鏡の前に立ち、手鏡をお風呂場の鏡に向けて持ちましょう。
そして、鏡ごしに手鏡の中を覗いてください。そこに、現実世界にはいないはずの何者かが映ります。
驚かずにその何者かと目を合わせると、パラレルワールドに行くことができると言われています。
しかし、行きつく先は本当にパラレルワールドなのか、無の世界なのかはわかりません。
試す際は、意を決してからお願いいたします。
3.六芒星を使って行く
おまじないなどで描かれる六芒星は、描くだけで不思議な力を発揮すると言われています。
5センチメートル四方の紙を用意して、黒いマジックもしくはペンで大きく六芒星を描きます。
描いた六芒星の中に今度は、赤いペンで「飽きた」と書きます。
その紙を手に持ったまま眠りにつき、翌朝その紙がなくなっていれば、そこはもうパラレルワールドです。
ただし、今いる世界につくづく飽きたと感じている人しか移動できないようです。軽い気持ちで試しても行けないかもしれません。
また、パラレルワールドに移動後、その紙は自分の身代わりとして現行世界に存在していると言います。
もしかしたらそれが、元の世界に戻る鍵となるのかもしれません。
4.精神安定ドリンクで行く
次はパラレルワールドでも、少し過去へさかのぼった異世界へ行く方法です。
人は精神が不安定なときに奇怪な現象に遭いやすいと言われていますが、その逆で、不調から安定に整うときも周波数が変わるため、異世界へアクセスしやすくなると言われています。
まずは、戻りたい年代に使っていた物をなんでもいいので用意してください。
そして、マグカップに牛乳10cc、水30cc、蜂蜜10ccを入れて混ぜてください。
この飲み物は、精神を安定へ導くとともに、水で薄めることで絶妙な周波数にチャネリングされます。
枕元に作ったドリンクを置いておき、用意した「戻りたい時代の物」を抱きながら眠りにつきましょう。
そして、夜中の3:30きっかりに目を覚ましてください。難しいですが、アラームで起きてはいけません。
目が覚めたら作っておいたドリンクを飲み干して、また眠りにつきます。
次に自然に目覚めたとき、そこはある過去の時代のパラレルワールドです。
ただ、アラームをかけずに3:30に起きるなんて至難の業。そう思いませんか?
しかし不思議なことに、行けるときには自然と目覚めることができると言われています。
パラレルワールドに行けるとされる方法を4つご紹介しましたが、あなたに試す勇気はあるでしょうか?
決して戻ってこられる保証はありません。試すときは決意を固めてから自己責任でお願いいたします。
パラレルワールドの正体は・・・
パラレルワールドの存在については、パラレルワールドへ行った体験談もありますし、専門家もその存在の可能性を否定しません。
しかしながら、その世界の存在は誰も証明することができていません。
ここでは、パラレルワールドの正体について考えられている説をご紹介します。
1.死後の世界説
パラレルワールドは現在の世界に平行して存在する他の「生者」の世界と考えるのが一般的ですが、死後の世界そのものがパラレルワールドと言えるのではないかという説です。
考え方は色々ありますが、基本的には私たちは亡くなった人には二度と会うことはできませんし、死後は肉体が消滅します。
そのあとは、意識も魂もなくなって無になるという考えもあれば、天国や地獄つまり「死後の世界」へ行くという考えもあります。その死後の世界こそが、パラレルワールドなのではないかというものです。
生者でも生死をさまようと、幽体離脱をしたり、三途の川を見たりしたという体験談があります。
死後の世界があるとすれば、それは異世界(パラレルワールド)であることに変わりありません。
2.地下世界説
科学者の中には、地球の内側に空洞があると考えている人がいます。
というのも、地球がビッグバンで誕生した割には宇宙の総量が少なすぎるから。そのため、地球の内部に別の宇宙が存在すると考える学者が存在します。
また、宇宙に果てはなく延々と広がり続けているという説もあれば、どこかに終わりがあるはずという説もあります。
それを知る術はまだありませんが、私たちが思う宇宙も実はどこかの惑星の内側なのかもしれません。
南極の衛星写真には穴が写ることがあり、一説によるとその穴は地下世界へ通じる入り口ではないかと言う学者もいます。
宇宙とは異世界の継ぎ合わせでできているのかもしれないですね。
3.ブラックホール説
地下世界説でも触れたように、宇宙の謎はいまだ解明されていません。
私たちの知る宇宙はビッグバンによってできたとされていますが、そのビッグバンが起こる前にも別の宇宙が存在していたと言われています。
つまりは、ビッグバンが起こる前提としてブラックホールがあるわけです。
ブラックホールの向こう側へ行ったことのある人はいませんよね?
もしかすると、その先に別の宇宙が広がっているのかもしれません。そして別の宇宙が存在するとすれば、そこにも私たちと同じような世界が広がっていてもおかしくはないでしょう。
宇宙は量子レベルで干渉し合っているため、何かの拍子に空間が不安定になったり、周波数が変わったりすることもあります。
そんなときにブラックホールの向こう側に広がっているかもしれないパラレルワールドの入り口が開くのかもしれませんね。
まとめ
今や都市伝説になっているパラレルワールド。
その存在の有無は解明されていません。
しかしながら、宇宙には異次元が存在すると考えられています。
それならば、パラレルワールドが存在しても不思議ではないはずです。
人は未知なるものに惹かれるもの。
一度足を踏み入れてしまうと戻れる保証がないと言われているパラレルワールド。
あなたはパラレルワールドに行く勇気、ありますか?
怖くて試せない...
俺はやるぞぉぉぉぉ!!!!!!
鏡合わせって危ないんじゃなかったっけ?
鏡合わせて手鏡の中に見えた者は悪魔とかなんとか……。まぁどちらにせよこの世界から出れればなんでもやるわ