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ドッペルゲンガーに出会うと死ぬ!? 【事例】【実話】【対処法】

ドッペルゲンガー

あなたは、ドッペルゲンガーという現象を知っていますか?

あなたの友人や知人で、ドッペルゲンガーを見たという人はいますか?

このワードをテレビや雑誌で目にしたことがある人は多いと思います。

世の中には、自分とそっくりな人間が3人いると言われますが、それはドッペルゲンガーとは違うのでしょうか。

ドッペルゲンガーに出会うと死んでしまうという噂は有名ですが、それは本当なのでしょうか。

ドッペルゲンガーとはどういう現象を意味し、過去どのような事例・実話があったのか、出会ってしまった場合の対処法はあるのか確認しましょう。

ドッペルゲンガーとは?

ドッペルゲンガー(Doppelganger)とは、ドイツ語で「重なって歩く者」と訳されます。

本来の意味としては「自分自身の生霊」を指し、普通ならありえない不気味な現象であることから「不吉の前触れ」であると考えられてきました。

世の中には自分とそっくりな人が3人いると言われますが、ドッペルゲンガーはそれとは違います。

ドッペルゲンガーは「似ている人」ではなく「自分自身の生き写し」のことを言います。

過去に報告されているドッペルゲンガーの現象には共通点がありました。

ひとつは、ドッペルゲンガーは本人が実際に過ごしている日常の範囲内に出現し、本人が行ったことのある場所でしか目撃されていないということ。もうひとつは、ドッペルゲンガーは人と会話をしないということ。

ただし、遭遇の仕方には2パターンあるようです。

ひとつは自分が自分のドッペルゲンガーを見るパターン、もうひとつは本人のいない別の場所で、他人が自分のドッペルゲンガーを見るというパターンです。

ただ、どちらにしても、ドッペルゲンガーに遭遇すると近いうちに死んでしまうと言われています。

ドッペルゲンガーに遭遇すると死んでしまうと考えられているのはなぜでしょうか?

その理由について見ていきましょう。

ドッペルゲンガーに出会うと死ぬと考えられる理由

「死の前兆」とも噂されるドッペルゲンガーですが、遭遇すると死んでしまうと考えられているのはなぜでしょうか?

考えられる理由について推測してみました。

1.魂のシルバーコードが不安定になったから

「シルバーコード」とは、人間の魂と魂の器となる体を繋ぐ糸のことを言います。

人間が死を迎えると、このシルバーコードが切れて、魂が体から分離します。

つまり、シルバーコードが一度切れてしまうと、魂は体に戻れなくなってしまうということです。

ドッペルゲンガーは、一説では、シルバーコードが不安定になって抜け出した魂である、と考えられています。

つまり、ドッペルゲンガーが存在する時間が長くなればなるほど、魂と体の分離が進んでしまい、最終的に、シルバーコードが切れて死に至ることになります。

2.同じ人間が2人いてはならないから

タイムトリップでも良く言われるのが、「決して自分に会ってはいけない。」ということ。

その理由は、自分が2人いることでパラドックスが生じて世界に歪(ひずみ)ができてしまうから。

ドッペルゲンガー、つまり自分自身の分身に遭遇してしまうことで発生する不都合により、「存在を消されてしまう」という説です。

あるいは、人によってはもうひとりの自分に本当の自分が乗っ取られてしまうような、むしろ、自分のほうが分身なのではないだろうかと錯乱する説です。

自分を唯一無二の存在とするために、自分の分身を殺そうとした結果、結局は自分自身を死へ追いやるハメになります。

3.脳の疾患により幻覚を見るから

脳の異常が幻覚を見せ、その後、病状が悪化することで死を迎えるという説です。

脳疾患などにより、何らかの異常があると「幻覚」を見ることがあるそうです。

これは医学的にも解明されており、「autos copy」と呼ばれる現象になります。

側頭葉と頭頂葉の境界領域に腫瘍ができてしまうと、この現象が起こりやすいそうです。

脳の境界領域は自分の体の感覚を司る場所であるため、この機能に異常が出ると、もうひとりの自分がいるかのように錯覚してしまうと言われています。

どの説もありえそうな気がしますが、実際にドッペルゲンガーに遭遇した人たちは死んでしまったのかが気になりますよね?

歴史に名を残した多くの偉人たちが、実際にドッペルゲンガーに遭遇していたと言われています。

彼らの運命がどうなったのか、次にご紹介します。

ドッペルゲンガーに遭遇した偉人・有名人

1.芥川龍之介

日本人作家である芥川龍之介は、ドッペルゲンガーに遭遇した経験があることを、インタビューの中で「一度は帝劇に、一度は銀座にあらわれた。」と話しています。

彼は「人を殺したかしら」というタイトルの未完の小説を残して亡くなりました。

編集者が彼の家で新作であるその小説を発見し読もうとしたところ、芥川は激高してその原稿をビリビリに破いてしまったそうです。

翌日、もう一度編集者が彼の家を訪ねると、多量の睡眠薬を飲んで死んでいる芥川の姿を発見しました。

その傍らには、破り捨てたはずの原稿が、なぜかシワひとつない完成形で置かれてあったと言います。

編集者が見たのは、芥川のドッペルゲンガーだったのでしょうか?

2.エリザベス一世

イギリスの女王「エリザベス一世」は、聡明で冷静、現実的で常識的な君主としてその名を馳せ、オカルトとは全く無縁の人物であると民衆から認識されていました。

しかし、そんな女王があるとき、自分のドッペルゲンガーに会ったと話しはじめました。

周囲はお年を召した女王がストレスで幻覚を見たのだと思っていましたが、死んだようにベッドに横たわる自分のドッペルゲンガーを目撃したと話した直後に、女王は息を引き取ったそうです。

彼女は未来の自分の姿を見たのでしょうか?

3.モーパッサン

フランス人作家のモーパッサンは晩年、自分自身のドッペルゲンガーと良く交流し、執筆中の作品の続きを教えてもらったと話していました。

ある日突然、自分が書斎に入ってきて、小説の内容を喋りはじめたと言います。

必死にメモを取っていると、いつの間にかドッペルゲンガーは消え、その後、再びあらわれたドッペルゲンガーは何も話さず、悲しい表情で頭を抱えていたそうです。

それを見たモーパッサンは不安に駆られ、精神病院に入院したのち、一年後に亡くなりました。

果たして彼のドッペルゲンガーは妄想か、はたまた彼自身の幽霊だったのでしょうか?

4.ジョージ・トライオン

海軍中将ジョージ・トライオンは、シリア沖で艦隊の指揮をとっていました。

そして、一隻の船が彼の船に衝突し、357名の仲間と共に海に沈んで命を落としました。

まったく同じ刻、トライオンの妻がロンドンでパーティを催していると、そこに突然、軍服姿のトライオンがあらわれ、周囲は驚いたと言います。

トライオンは何も喋らず階段を降り、客間を通って正面玄関のドアへ向かう途中に、突然その姿を消したそうです。

これは、家族に死を伝えに来たトライオンの生霊だったのかもしれません。

5.エカテリーナ二世

18世紀のロシアの女帝「エカテリーナ」がある夜、寝室で休んでいると、召使いがエカテリーナが王座の間に入って行くのを見たと報告しにきたそうです。

そこで、エカテリーナ本人が確認しに行くと、まるで幽霊のような自分が王座に座っているのを見たそうです。

エカテリーナは、急いで衛兵にそのドッペルゲンガーを撃つように命じました。

弾が当ったのかどうかは語られていませんが、その後まもなく、エカテリーナ本人は亡くなってしまったと言います。

エカテリーナのドッペルゲンガーは、彼女本人だったのでしょうか?

6.エイブラハム・リンカーン

リンカーン大統領の話は、あまりにも有名です。

彼は、実に多くの超常現象に遭遇したことを語っています。

初めての選挙の夜、彼がソファで休みながらふと鏡に目をやると、自分そっくりの顔が2つ映っていたと言います。

もうひとりの彼は、鏡の中からリンカーン本人を青白い幽霊のような顔でじっと見つめていたそうです。

リンカーンは驚いてソファから起き上がると、鏡の中のドッペルゲンガーは消えましたが、座るとまた現れたと言います。

リンカーンの妻は、その死人のような表情に、彼は長くは生きられないのかもしれないと予感したそうです。

その他にも、彼は自分の葬儀の夢を見たり、暗殺当日も側近に「暗殺の噂を聞いていないか。」と質問したりしていたと言われています。

彼は強い霊感の持ち主で、無意識のうちに自分の未来を予期していたのかもしれませんね。

7.パーシー・ビッシュ・シェリー

フランケンシュタインの作者メアリーの夫で、詩人のシェリーは、自身のドッペルゲンガーに遭遇し、話しかけられる経験をメアリーに語っています。

彼の友人であるジェーン・ウィリアムズも、シェリーのドッペルゲンガーを見たと言います。

シェリーがよく散歩している道で、行き止まりのはずの道を行き、戻ってこなかったそうです。

シェリーはその後、船の転覆事故で命を落としました。

彼のドッペルゲンガーは何かを伝えようとしていたのでしょうか?

8.ゲーテ

ドイツの有名な詩人であり、政治家でもあったゲーテは、よく自身のドッペルゲンガーを目撃していました。

ある日、ゲーテが馬で帰宅する途中、反対側からこちらに向かってくる自分を心の目で見たと言います。

それから8年後、馬で出かけるときにゲーテは、この日の服装が8年前に遭遇したドッペルゲンガーと同じことに気づきました。

過去に見たドッペルゲンガーは、未来の自分だったのです。

別の日には、自分と同じ服を着て歩く友人を目撃したのち帰宅すると、そこにいるはずのない友人が先に目撃したときと同じ服を着て腰掛けており、友人は突然の雨で服が濡れてしまったので、ゲーテの服を借りたと話したそうです。

ゲーテは未来を予知する第3の目を持っていたのでしょうか?

9.フレデリック・カルネ・ラッシュ

1906年、イギリスの議員サー・フレデリック・カルネ・ラッシュは、多くの同僚議員から彼のドッペルゲンガーを目撃されていました。

それも、体の弱かった彼が床に伏しているときに限ってあらわれていたそうです。

しかし、ラッシュは何も言わずに陰鬱な表情で座ったまま誰かと話すことはありませんでした。

本人がこの事件を知ったとき、真面目で討議に出席したかった彼は、魂が体から抜け出て議会に行ったのだろうと思ったそうです。

あまりにも彼のドッペルゲンガーが出現するため、彼は新聞に対して「本物と偽物の見分け方」を発表することになったと言います。

その後、偽物は出づらくなったのか、徐々に出現することはなくなっていったと言います。

彼の念が強すぎて、生霊として議会に出かけてしまったのでしょうか?

10.エミリー・サジェ

19世紀半ば、フランスの教師であったエミリー・サジェは優秀な先生でしたが、ドッペルゲンガーのせいで20回以上職場を転々とすることになりました。

授業中、エミリーのドッペルゲンガーを13人の生徒が目撃したことが始まりでした。

本人のすぐ脇や後ろで、もうひとりの彼女が動きをそっくり真似していたそうです。

本人にはドッペルゲンガーの姿は見えていませんでしたが、あらわれると、やつれて生気がなかったと言います。

本人が教室の外にいるときに、ドッペルゲンガーが教室の中にあらわれるときもあり、生徒はどちらが本物のエミリーかがわからないほどでした。

生徒の親たちが気味悪がり、転校が相次いだため、エミリーは解雇されましたが、転職先でも延々と同じことが起きたそうです。

そのうち就職先がなくなり、妹の家で静かに暮らしたとされていますが、この現象は未解明のまま、その後の彼女の消息も不明のままです。

ドッペルゲンガーで冤罪が晴れた実例

偉人たちが遭遇したドッペルゲンガー現象は不気味で、遭遇後に亡くなっている例が多いため、ちょっと怖いですよね?

ここで、ドッペルゲンガー騒ぎのおかげで、冤罪が晴れた明るい事例もご紹介しましょう。

1999年、リチャード・アンソニー・ジョーンズさんは冤罪で逮捕され、19年以上の懲役刑を課されていました。

有罪となってしまった理由は、目撃者の証言。「犯人によく似ていた」からという理由だけです。

当時は技術不足のため、DNAや指紋が検出されなくても、刑務所に収監されてしまう時代でした。

しかし巷では、ジョーンズさんのドッペルゲンガーがあらわれたという噂で持ちきりになりました。

それをきっかけにやり直し裁判が行われ、真犯人が捕まり、ジョーンズさんは無罪放免。真犯人は、髪型、顔、体型から名前まで激似だったそうです。

このケースの真相は、他人の空似、不運にも犯罪者とうりふたつであったことによる災難だといえますが、あまりに報われないジョーンズさんに、ドッペルゲンガーが手を貸してくれたのかもしれません。

ドッペルゲンガーの現象が起こる理由

これまでさまざまなドッペルゲンガー現象の事例をご紹介してきましたが、よく読んでみるとそれぞれ原因が異なりそうです。

ここで、考えうるこれら現象が起こる理由を考察してみたいと思います。

1.未来の自分説

ゲーテの事例のように、ドッペルゲンガーを見たという人の中には、未来の自分に遭遇したと思われる現象が多々あります。

中には、老人の姿の自分を目撃したという報告例もあり、何らかのはずみで未来のビジョンが現代に投影されたか、その人自身がもつ霊能力で未来を透視したということも考えられます。

そもそもドッペルゲンガーを見ると死んでしまうのであれば、未来の自分は存在しないことになります。

ですから、この場合はドッペルゲンガー現象とは少し異なるのかもしれません。

2.パラレルワールド説

世界には、いくつかの次元が存在すると考えられています。

今私たちが生きている3次元のほか、まだ見ぬほかの次元にも同じような世界があって、そこに違う自分が生きていると考えられるのがパラレルワールドです。

パラレルワールドは未解明ではありますが、科学者の中には実在しえると考える人たちもいます。

何らかのタイミングでパラレルワールドに繋がり、もうひとりの自分と接触したと考える説です。

異次元との接触により、自分の世界の因果律が乱れ、目撃した後に死んでしまうのではないかと考えられています。

3.精神疾患説

ドッペルゲンガーに遭遇したと話す人の中には、事実、精神疾患が見られる人も存在しています。

妄想にとりつかれて幻覚を見たり、多重人格の人も少なくありません。

そのため、自分で自分の行動を把握しておらず、他の人が見たら別人のように見えることもあるでしょう。

精神を病むことによって、何かに恐れ、自ら命を絶ってしまう人も存在します。

4.心霊現象説

ドッペルゲンガーを見た人は、口を揃えて

「ドッペルゲンガーは生気がなく、幽霊みたいな表情をしている。」

と言います。

自分の分身といえども、それは幽体、魂であると考える説です。

リンカーンの例のように、自分自身の生霊のようなものが何かを伝えようと出現しているのかもしれません。

もともと霊感のある人なら、霊的ビジョンを受信できる可能性もあります。あるいは、守護霊からのメッセージである可能性も否定できません。

5.幽体離脱説

寝ている間に体が魂から抜け出ることを「幽体離脱」と言いますが、ドッペルゲンガーもこれに似たものであるという説があります。

ドッペルゲンガーは、触れようとしても生身の人間のような感触は得られないと言います。まるで布のような感触であったという証言もあるようです。

ただし、一般的に言われる幽体離脱の現象が起こるとき、本人は催眠状態にあります。

ドッペルゲンガーに遭遇するとき、本人は体を動かし、意識もはっきりしている事例が多いです。

人間は、魂と肉体だけでなく、エーテル体、アストラル体と呼ばれるような何層ものオーラから構成されているという話もあります。

ドッペルゲンガーの現象が起こる人は、これらの魂のオーラのいずれかが分離しやすい性質を持っているのかもしれません。

まとめ

今回はドッペルゲンガーの現象とその正体についてお話し致しましたが、いかがでしたか?

普通に暮らしていれば起こりえない現象ではありますが、現実に体験した偉人たちの多さには驚かされます。

ドッペルゲンガーの正体とされる諸説を見てみると、全ての事例が同じ理由で起こるとは言えないことがわかります。

自分のドッペルゲンガーに遭遇してしまったら、自分が死んでしまうのではないかと怖くなってしまいそうですが、もうひとりの自分からのメッセージだと考えるとよいかもしれません。

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