命に関わること、お金に関わること、恋愛事情に関わること。
これらは、生霊を飛ばしやすい感情ワースト3です。
恨みをはじめ、嫉妬、ねたみ、そねみ、羨ましい、未練など、負の感情は、いとも簡単に、自分の分身となって、相手に飛んでいきます。
これからお話する、恋愛に関する生霊の話を読み終わるころには、あなたが生霊を飛ばしているかもしれない、または、生霊をもらっているかもしれない、という不安が確信に変わることでしょう。
彼との約束に間に合わない
生霊は、彼との時間を全力で阻止しようとします。
家のカギを隠したり、仕事が入ったり、断れない頼まれ事が発生します。
それだけならまだいいのですが、ひどい場合は、何もないところでつまずかせたり、不意にぶつけたところが骨折したり、電車や車の事故をひきおこして、足止めしたりすることもあるのです。
物を無くすことから始まり、彼に会おうとするたびにダメになることが続いているならば、生霊をもらっているかもしれない、と疑った方が良いでしょう。
やっと会えても……!?
そんな邪魔を乗り越えて、やっと彼に会えた。
そんな嬉しさも、どこへやら……
急激な体調不良により、邪魔されることは大変多い例です。
急に、のしかかられたように肩が重くなり、頭痛が起こる。
彼と会うたび、このようなことが起こるなら、生霊に取り憑かれています。
頭痛だけでなく、腹痛やぜんそくなど、あなたのカラダに、極端に弱いところがあるならば、そこを狙われる可能性も大。
生霊は、あなたの弱点を見抜く力があるのです。
体調不良を乗り越えた、その先は……!?
あなたはきっと強い人でしょう。
『負けてたまるか! 』という気合は、生霊をはじき返すことができます。
しかし、生霊もただでは帰りません。
今度は、彼を操作しようとするのです。
もともと、妬みや羨ましさから、あなたに取り憑いている生霊です。
なんと、同時にあなたの彼にも取り憑いているのです!!
霊というのは、時間や場所など、『人』として生きていた常識などは、持ち合わせていません。
同時に、何人もに取り憑くことが可能なのです。
彼は急にイライラしたり、目がうつろになって、普段とは違う行動をしたりするでしょう。
それを注意すると、待ってましたとばかりに怒りだします。
ケンカが続く時は、あえて受け入れ態勢を整えて、『生霊のせい』と割り切りましょう。
相手にしなければ、生霊は自分の行動が空振りしたことに腹をたて、去って行くのです。
心霊写真! これって生霊?
『なんとなく顔のように視える』
『手がぼんやり写っている』
『足がなくなっている』
心霊写真はたくさんありますが、実は、生霊の写真が、一番見分けがつきやすいのを、ご存じでしょうか?
上記のような写真を見つけたら、それは、地縛霊や浮遊霊などの写真なのですが、生霊の写真は、見たとたんに『ぎゃっ!! 』と叫んでしまうほど、はっきりクッキリ写っています。
生霊とは、この世の者。
この世の物の『カメラ』には、ばっちり写ることが可能な種類の霊なのです。
いつもいつも、彼女と撮ると心霊写真になる……
男性は、怖がりです。
生霊が常に写っている女性と一緒にいることに、身の危険を感じることでしょう。
もっとも、そうさせるために、生霊は写るのですから……
私も生霊を飛ばしてるかも? 見極める方法
基本的に、念と生霊はレベルが違います。
『いいな。あの子の彼は、かっこいい』くらいなら、念。
『あの子の彼を、奪ってやる! 』と思うなら、生霊を飛ばしています。
恋愛関係で生霊を飛ばす人は、自分にない物を強く求める傾向があります。
もし、なんらかの方法で彼を奪えたとしても、きっと満足はしないでしょう。
なぜなら、本来の目的は『彼女から奪う』ことであり、『彼が好き』なわけではないからです。
生霊を飛ばしてしまうと、自分の恋愛の方向性すら、分からなくなってしまうのです。
強すぎる思い
さて、人は生霊を飛ばすと、どうなってしまうかご存知でしょうか?
まず、生霊というのは、自分の魂のカケラだと考えてください。
オーブというように、魂は丸いもの。
欠けてしまうと、ものごと自体が『丸くおさまる』ことが難しくなってきます。
これは、魂が欠けることによって、深く考えることができなくなり、生霊を飛ばした相手のことばかりが頭をめぐっているからです。
『いま、彼は何しているのだろうか? 』
『彼女といるのだろうか? 』
『一緒にいたい…一緒にいたい…一緒にいたい……』
魂は、欠けた部分のありかを知っています。
特に恋愛事情になると、求めるパワーが違います。
欠けた魂を回収しようとして、相手のそばに行こうとするのです。
『あの人のことが、頭から離れない』のは、生霊を飛ばしている可能性大ですよ。
さらに酷くなるケースとは?
相手の恋愛がうまくいかなくなると、楽しい気分になります。
例えば、恋愛は
『片思いでも、彼に会えると嬉しい』
ですよね?
でも
『私は会えなくても、彼が、彼女と一緒にいないことが嬉しい』
になってきます。
自分は、まったく関係ないのです。
また、顔はどす黒く変色し、目の下がくぼんできます。
生霊を飛ばす、というのは、ものすごくエネルギーを使ってしまうので、本人の体は疲れやすく、風邪など軽い病気も長引くケースが多いのです。
顔色が悪く、病気がちで、人の不幸が嬉しい女性など、誰が選ぶでしょうか?
結局は、自分の恋愛もうまくいかず、幸せにはなれないのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
人を妬む気持ち、羨ましいと思う気持ち、逢いたいと思う気持ち。
思いもいきすぎると、生霊となって飛んでいきます。
『思い』は『呪い』
人を呪わば穴ふたつ、とは、よく言ったものですね。
自分自身も、穴に落ちてしまうのです。
恋愛事情で妬ましい気持ちを持つことは、恥ではありません。
それを学びとしてとらえ、妬む気持ち・好きという気持ちを、大切に包み込んでください。
相手の幸せを望むこと、それが、生霊を飛ばすこともなく、飛ばされることを回避できる、唯一の戦法なのです。