この記事を読むと、次のことがわかります。
- ハーブティーの持つダイエット効果
- ハーブティーダイエットのやり方とポイント
- おすすめダイエットハーブティー
- ハーブティーダイエットの注意点
ハーブティーには、美容や健康だけでなくダイエットにも効果があるんだね!
ハーブティーの持つダイエット効果
ハーブティーの持つダイエット効果は、次の5つです。
- デトックス効果
- 脂肪燃焼効果
- 便秘解消効果
- 冷え性改善効果
- 食欲抑制効果
デトックス効果
デトックス効果とは、身体の中に溜まった老廃物や毒素を体外に排出する働きのこと。
この効果が直接身体を痩せさせるわけではありませんが、脂肪を燃焼させるなどの代謝を上げるには、デトックス効果が不可欠です。
身体の中に余分な老廃物や毒素が溜まったままだと、それらが脂肪分と結びついてしまい痩せにくい体質となってしまいます。
ハーブティーの持つデトックス効果は、身体の中をクリアにして痩せやすい体質へと変える手助けをしてくれます。
また、デトックス効果によりむくみを改善し、身体の中の巡りが良くなることで更に痩せやすくなります。
脂肪燃焼効果
ハーブティーの中には、血行促進や代謝向上の効果が期待できるものもあります。
その効果で、脂肪を燃焼させます。
特に、ハーブティーをホットで飲むと身体を内側から温めることができ、脂肪燃焼効果をより高めることができます。
便秘解消効果
ダイエットに便秘は大敵ですね。
便秘により身体の中に毒素が溜まっていると、脂肪分と結びついて代謝が下がり、痩せにくくなります。
ハーブティーの中には整腸作用を持つものがあるので、便秘を解消できます。
便秘が解消されると体重が減るとともに、身体に毒素が溜まらなくなるため痩せやすくなります。
冷え性改善効果
冷え性の人は血液の巡りが悪く、代謝が低いため、痩せにくい体質になりがちです。
ハーブティーの中には、身体を内側から温めて代謝を上げてくれるものがあります。
そのハーブティーを飲めば、身体の中の巡りが良くなり、冷え性が改善し、痩せやすい体質に変わります。
実はこれらの効果の他にも、美肌効果や食欲抑制効果などを持つハーブティーもあります。
そうした効果を持つハーブティーを上手に飲むことにより、ダイエットをサポートしてくれるのです。
食欲抑制効果
ストレスによる過食などが原因で体重が増えてしまう人は少なくありません。
ハーブティーの中には、脳内物質のセロトニンの分泌を促してストレスを緩和させてくれるものがあります。
この働きがストレスによる過食の抑制の手助けとなります。
ちなみに、これら5つの効果の他にも、代謝アップ効果や美肌効果などを持つハーブティーもあります。
ハーブティーダイエットのやり方とポイント
具体的なハーブティーダイエットのやり方とポイントを紹介します。
ハーブティーダイエットのやり方
ハーブティーダイエットは、以下の要領で行っていきます。
1.ダイエット効果のあるハーブティーを選ぶ
ダイエットに対してより高い効果が期待できる成分を持つハーブティーを選びます。
選ぶ際は、ブレンドハーブティーがおすすめです。
それぞれのハーブの成分の相乗効果で、より効果が得られます。
食欲抑制作用を持つハーブティーを加えると、更にダイエット効果が上がります。
このあとご紹介する9種類のハーブティーであれば、どれをブレンドしても大丈夫。
ただ、ダイエット効果を求めて9種類全てをブレンドしてしまうと、薬効的に問題はなくても、あまり美味しくないかもしれません。
【効果】と【飲みやすさ】、そのどちらも求めたいのであれば、2~3種類のブレンドがおすすめです。
2.ハーブティーを【食前茶】として飲む
ハーブティーダイエットを成功させるカギは、日常生活にいかに取り入れ、ルーティン化するかです。
それを考えた場合、「食前に飲む」という感じで飲む時間を決めておくようにしましょう。
3.最低でも3ヶ月は継続して飲み続ける。
多くの人はダイエットの効果を性急に求めますが、ダイエットの効果は「一日にして成る」ものではありません。
ハーブティーダイエットも例外ではなく、飲み始めてすぐに効果が出るわけではありません。
しかも、効果の出方、その時期には個人差があります。
そのため、最低でも3ヶ月は続けてハーブティーダイエットに取り組む必要があります。
ハーブティーダイエットのポイント
以下のポイントを押さえると、より高い効果を得られます。
- ハーブティーを飲む時間
- ハーブティーを飲む量
- 飲みにくいハーブティーへのアレンジ
1.ハーブティーを飲む時間
ハーブティーを飲む時間に決まりはありませんが、血行が良いときに飲むと効果が高まると言われています。
おすすめの飲むタイミングは、次のとおりです。
高めたい効果 | 飲むタイミング |
---|---|
食欲抑制 | 食前 |
美容 | 就寝前 |
便秘解消 | 食後や入浴後 |
2.ハーブティーを飲む量
ハーブティーは利尿作用が強いので、飲み過ぎは良くありません。
飲む量の目安は、1日に500~1000mlです。
3.飲みにくいハーブティーへのアレンジ
人によっては、飲みにくいと感じるハーブティーがあるかもしれません。
そんな時は、少しだけハチミツやミルクなどを使ってアレンジしてみてください。
ただし、目的はダイエットです。
当然ですが、糖分や脂肪分の多いものは、ほどほどに。
また、ハーブティーはハーブ1種類の「シングルハーブティー」よりも2~3種類をブレンドした「ブレンドハーブティー」の方が飲みやすくなることがあります。
ですから、飲みにくいと感じた時には数種類をブレンドしてみても良いでしょう。
ハーブティーダイエットにおすすめのハーブティー9選
ダイエット効果の高いハーブティーとその特徴、効果を以下の表にまとめました。
以下の表を参考に、あなたにおすすめのハーブティーを選んでくださいね。
ハーブティー | ダイエット効果 | 特徴 | 備考 |
---|---|---|---|
カモミール | 便秘解消 | リラックス 胃腸の調子を整える | キク科のアレルギーがある人は要注意 |
レモングラス | 冷え性改善 | 消化促進 新陳代謝の活発化 飲みやすい | |
セントジョーンズワート | 食欲抑制 | 食欲抑制 リラックス | 持病がある人は要注意 |
ペパーミント | 便秘解消 | 消化促進 飲みやすい | |
ネトル | デトックス | 体内の老廃物や毒素の排出体質を改善 飲みやすい | |
フェンネル | デトックス 便秘解消 | 食欲抑制 薬のような香り | 飲みにくいと感じたら他のハーブとブレンド |
ルイボス | 冷え性改善 便秘解消 | 利尿作用が強い むくみ改善 代謝アップ | 別名「長寿のハーブティー」 |
リンデンフラワー | 脂肪燃焼 冷え性改善 | 発汗促進 代謝アップ ストレス緩和 | |
ハイビスカス | 便秘解消 | 毒素の排出 消化を促進 |
参照:おすすめexcite
参照:linktea
ハーブティーが直接脂肪を燃焼してくれるわけではなく、ハーブティーそれぞれの効果がダイエットのサポートをしてくれる…そのように考えておくと良いでしょう。
ハーブティーダイエットの注意点
ハーブティーの原材料であるハーブには、様々な薬効が多く含まれています。
ハーブティーダイエットを行う際には、その薬効に関係して注意が必要です。
特に、以下は注意してください。
- 飲み過ぎないようにする
- 調子が悪いと感じたら中断する
- 持病がある人は事前に主治医の許可を得る
ハーブティーは利尿作用が強いものが多いです。
そのため、ダイエットを期待して飲み過ぎると、トイレが近くなります。
また、いくら「ダイエット効果がある」と言っても、人によっては体質に合わないこともあります。
体調が悪いと感じた時には、ハーブティーダイエットは中断してください。
持病がある人や常用薬を服用している人は、必ずかかりつけの主治医に相談しましょう。
飲んでいる薬と合わなかったり、抱えている持病によっては飲んではいけないハーブティーもあります。
ハーブティーダイエットのおすすめのやり方
ハーブティーには、次の5つのダイエット効果があり
- デトックス効果
- 脂肪燃焼効果
- 便秘解消効果
- 冷え性改善効果
- 食欲抑制効果
ハーブティーダイエットを成功させるやり方は次の手順でした。
- ダイエット効果のあるハーブティーを選ぶ。
- ハーブティーを【食前茶】として飲む。(ダイエット効果を高める)
- 最低でも3ヶ月は継続して飲み続ける。
さらにダイエット効果を高めたい場合は、次の3つもおさえておくといいです。
- ハーブティーを飲む時間
- ハーブティーを飲む量
- 飲みにくいハーブティーへのアレンジ
上記で紹介したハーブティーダイエットにおすすめのハーブティー9選を参考に、あなたにあったハーブティーを見つけて、実践してみてください。
ただし、以下の点には注意してくださいね。
- 飲み過ぎないようにする
- 調子が悪いと感じたら中断する
- 持病がある人は事前に主治医の許可を得る