仕事仲間や気の合う友人、家族など誰かと一緒にお酒を飲むのは楽しいものです。お喋りで盛り上がりながらお酒を飲めば、明るい雰囲気で心もパッと明るくなります。しかし、誰かと一緒に飲むためには、相手の都合やお財布の都合もあります。
そんな時に役立つのが『一人飲み』です。
「誰とも予定が合わないけれどお酒を飲みたい」、「外でお酒を飲むには、お財布に余裕がないけれどお酒を飲みたい」という気分の時には一人飲みを実践しましょう。
けれども、誰かと一緒にお酒を飲むのが明るいイメージであるのに対して、一人でお酒を飲むのはどこか寂しいイメージがあります。話し相手もおらず、一人でちびちびとお酒を飲むことに躊躇(ためら)いを感じる方もいらっしゃるでしょう。
ですが、一人飲みには、一人飲みでしか味わえない楽しみもあります。そこで、今回は一人飲みをもっと楽しくするための方法をいくつかご紹介します。
喧騒から離れてリラックス!自分の好きなものに囲まれながら飲んでみよう
居酒屋でワイワイとお酒を飲むのも楽しいものですが、店内の騒がしさに疲れてしまった経験はありませんか?
一人飲みのメリットは、自分のペースで静かにお酒を飲めることです。
自宅で一人でお酒を飲めば、静かな空間でゆったりとお酒を楽しめます。また、自分だけの空間・時間ですから、静かに飲むだけでなく、自分の好きな音楽をBGMとして流し、自分好みな空間演出をするのもいいでしょう。
空間演出には様々な方法があります。
例えば、照明です。蛍光灯の色は青白く、作業をするには向いているのですが、リラックスをするならば白熱灯のようなオレンジがかった温かみのある色の光が向いています。
メインの照明を落とし、間接照明に切り替えたり、アロマキャンドルを灯したりして、自分の好きな音楽をかければ、自宅にいながら自分好みの即席バーの出来上がりです。
映画館では出来ない!お酒を飲みながら自宅で映画鑑賞会をしよう
映画館では、トラブル防止のためにアルコールを提供していないところもあります。また、アルコールを提供していたとしても、飲みきってしまったら映画の途中に席を立っておかわりを買いに行ったり、飲酒による利尿作用でトイレに何度も行かなければならなくなってしまいます。
しかし、自宅でレンタルDVDなどを使って映画鑑賞をする際には、席を離れるにしても一時停止が出来ますし、おかわりもすぐに取りに行けます。自宅で一人でぼんやりお酒を飲むのに飽きているのならば、映画鑑賞会をしながら一人飲みを楽しむことをおすすめします。
おつまみにもこだわれば自宅にいながらバー気分!
自宅で一人飲みをすると聞くと、市販の乾きものをおつまみに、缶ビールや缶チューハイが並んでいるような状況を想像される方も多いでしょう。
確かに、缶ビールや缶チューハイは開封するだけですぐに飲めますし、小分けされている乾きものは、お酒を飲む時に必要な分だけ開けられるので便利です。
しかし、そんな一人飲みに飽きてしまうこともあるでしょう。
そうした方には、おつまみを工夫することをおすすめします。ちょっとしたおつまみを作って並べれば、一人飲みでもバーで飲んでいるような気分になれます。
けれど、料理が苦手な方からすれば、おつまみを作ることを難しそうに感じられるかもしれません。おつまみにも様々なものがあります。きゅうりを洗って切って野菜スティックにすることも、クラッカーにクリームチーズを乗せるだけでも、手作りおつまみなのです。
また、更にこだわりたい方には、カクテル作りがオススメです。カクテルにはシェイカーが無くてもマドラーで混ぜ合わせるだけで作れるカクテルもあるので、バーテンダー気分でカクテルを作ることだって出来ます。
思いきって踏み出そう!バーで大人の時間を楽しもう
ここまでは自宅での一人飲みについてお話しましたが、お財布に余裕があるのであれば外で一人飲みをしてみてはいかがでしょうか?
例えば、小さめのショットバーなどにはカウンター席があるので、一人で飲みに来ている人も多いです。ですから、一人で飲みに行っても浮くことも少なく、バーテンダーや同じく一人で飲みに来ている人と会話が弾むこともあるので、楽しく一人飲みが出来ます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
寂しいイメージのある一人飲みもちょっとした工夫をすることで心の癒しとなりますし、カクテルやおつまみを作り慣れていればホームパーティーなどでその技を活かすことも出来ます。
また、一人で飲みに出掛けることで新たな出会いを得られることもあります。一人飲みは、一人の時間を上手に使えるようになるチャンスなのです。