夢占いで、指輪の夢が象徴するものとはなんでしょう？
指輪は、人との繋がり、主に異性とのを示すことが大半です。
婚約指輪、結婚指輪を始め、おつきあいしている彼女とのペアリングやプレゼントにも使われます。
どの指に指輪をしているかにもいろいろな意味があり、解釈が広がっていきます。
そして、指輪が誰かとの約束や契約を示すことから、人との約束、拘束を示します。
指輪をはめている夢が、窮屈な現状を示したり、何かに縛られて身動きできなかったり、そんな現状を示していることもあるでしょう。
そしてもう一つ、指輪は貴重な鉱石をその上に乗せて、富を象徴するものとして持つことから、金運、財産、その人自身の価値を示すこともあります。
ダイヤモンド、ルビー、アクアマリン、トルコ石、それぞれが示すものも夢占いの解釈の参考になるでしょう。
あらゆるアクセサリーの中で、指輪は最もいろんな意味を込められたものとして扱われることからも、夢占いでもインパクトのあるものとして扱われるのも当然のことです。
では具体的に、指輪の夢は、何をあなたに伝えたがっているのでしょうか？
早速詳しく見ていきましょう。
たくさんの指輪の夢
たくさんの指輪の夢占いは、金運の上昇と財産の獲得を意味しています。
指輪は不動産などの固定資産と違い身に着けて気軽に運べることから、現金よりもさらに確実性の高い財産を示しているでしょう。
その財産は、現金のような流動性が高すぎてすぐにどこかへ行ってしまうものではなく、また不動産のように持ち運びできないものでもありません。
勉学で得た知識や応用力かもしれないし、築き上げてきた人間関係も、人生に掛け替えのない財産の一種です。
そんな財産があなたの周囲にあり、いつも励ましてくれていますよ、という夢からのメッセージですので、これからも人生が充実するように前向きに生きていきましょう。
指輪をプレゼントする・される夢
指輪をプレゼントする・される夢は、あなたが今まで社会に流出してきたものが戻ってくる暗示です。
高価な指輪がプレゼントに使われる夢は、あなたが人に対して行った行為がそのまま戻ってくることを示しますので、努力してきた人は成果をもらえ、怠けていた人はそれなりのものを貰えるということになります。
高価な宝石の指輪は、人生がこれから光り輝くことを示し、壊れかけた指輪がプレゼントに使われる場合は、あなたが自分で自分の人生や社会を粗末に扱っていたことを示しています。
指輪のプレゼントに喜んでいる夢なら、運勢が上向き、迷惑だったり戸惑っている夢なら、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。
指輪に乗っている鉱石は、特に人の心を吸収しやすくなっています。
指輪をもらって嫌な感じのする夢占いは、あなたが誰かほかの人の恨みを買っていたり、知らぬ間に窮地に陥れられるようなある種の呪いを受けている可能性もあるので、注意してください。
指輪でプロポーズされる夢
指輪でプロポーズされる夢占いは、一見非常な吉夢のように思われますが、単なる願望充足の夢と見ていいでしょう。
特に、今恋人がいて、その人からプロポーズをされる場合は、願望がかなえられないストレスを少しでも解消してあげようと、潜在意識が頑張ってくれてこの夢を見させてくれている、と割り切って受け止めましょう。
一方で、恋人もいない、結婚の予定もない人がこの夢を見た場合、人から行為を受け取ったり、気になる人ができたり、恋が始まる暗示です。
特に夢の中でプロポーズしてきた人が好みのタイプであったなら、出会いが幸運をもたらすことを暗示します。
プロポーズされても逃げ出してしまいたいような人であったら、トラブルに巻き込まれる暗示です。
そのトラブルは長く尾を引くかも知れないので、注意してください。
指輪を見る夢
指輪を見る夢占いは、何か心に引っかかっていることがある暗示です。
そこに足を一歩踏み入れてみたいけど、その勇気がない、あるいは、一度足を踏み入れても全然交われずそのままになっているなど、放置されていることがあるのかも知れません。
高価そうな指輪を見ている夢は、自分の存在価値に疑問を感じている暗示ですし、おもちゃの指輪のようなものを見つめているのであれば、何かをする際にそれに自分が労力を注ぐ価値があるのかどうか疑問に思っている暗示になります。
指輪を指にはめるという行為は、だれか自分以外の人との繋がりや契約を意味するので、指輪を指にはめずただ眺めているだけであるなら、まだあなたには、人との繋がりやある種の契約を遂行する力も意志も備わっていないという解釈にもなります。
独身の人が結婚に踏み切れずにいるのかも知れません。
指輪がショーウインドーなどに飾られているのを眺める夢占いは、社会の制約やルールに従うのをためらっている気持ちを表していて、一方でそれに憧れている気持ちを暗示しています。
指輪を人差し指にはめる夢
指輪を人差し指にはめる夢は、あなたが誰かコントロールされてそれに身動きが取れなくなっている可能性を暗示しています。
頭の上がらない人や状況に縛られて、自分を見失うほどの事態になっていませんか？
指輪は薬指はもとより、中指や小指にはめることはありますが、人差し指にはめることはまずありません。
人差し指というのは文字通り、人に何かを指図するさいに使う指であり、その指に何かをはめると手や心の動きに非常な制約を課せられてしまうからです。
あなたを縛っているものは何かを見つめてください。
それは本当に、縛られる意義のあるものでしょうか？
自分から縛られているのではありませんか？
勇気を持って、自分を自由にしてあげてください。
周囲から見て異様に見えるほど、何かに縛られている可能性があります。
具体的には、自分が理想とするイメージがあまりに縛られて自分の本質と乖離しかかっているか、母親からの干渉が強い可能性が高いです。
中指に指輪をはめる夢
中指に指輪をはめる夢は、あなたの立場が周囲にとって重くなりつつある暗示です。
中指は指の中でもっとも長く、中心に位置しています。
中指が象徴するものは指導的な役割だったり、重い立場だったり、今所属している場所が中心的位置にあることを示しています。
その位置にあなたが固定され、その分責任を負うという意味になります。
はめている指輪が高価なものなら、あなたはその位置にふさわしい人間性を持っていますが、もしイミテーションだったり平凡な指輪であったら、その位置は次第に違う人に移っていくかも知れません。
中心的位置にいたり目立ったりするのは素敵なことである反面、自分の意見を自由に述べられなかったり、人に対する気遣いが半端なかったりして窮屈なことも多いものです。
どちらにせよ、自分がその位置にいて心地よいかどうかが鍵になってくるでしょう。
指輪を買う夢
指輪を買う夢は、あなたがこれから人生にとって価値のあるものを手に入れようとする暗示です。
今までは周囲に流されていたことが、次第に自分にとっての人生を考えるようになり、本当に大切なことは何かを見つめなおす時期に来ているのかも知れません。
夢の中で何かを買う夢は、現実には何かを手放すこと示しています。
今まで大切に感じていたものを手放し、人生に本当に大切な自分だけの役割や、特別な人とのつながりを手にすることが近々起きるかも知れません。
自由を手放して責任を手に入れること、それは就職であったり、結婚であったりするかもしれませんし、逆に転職、恋人との別れ、離婚を暗示するのかも知れません。
高価な指輪を買うのであればあるほど、それだけ多くのエネルギーを費やして何かを手放すかわりに何かを手に入れる暗示です。
指輪を薬指にはめる夢
指輪を薬指にはめる夢は、家族というカテゴリーに大きな変化が現れる暗示です。
それは自分自身の結婚だけでなく、兄弟姉妹の結婚や新しい家族を迎え入れること、あるいは誰かが遠くに引っ越しする、だれかが単身で家を離れるなどの、重大な変化です。
家族の形というのは時の流れと共に変化します。
いつまでも今の形にとどまりませんよ、と夢が教えてくれている、と受け止めましょう。
この夢は、どちらかというと、自分以外の家族に変化が訪れるときに見る夢で、自分が結婚相手に出会うといった種類の夢ではありません。
まとめ
指輪の夢、いかがでしたでしょうか？
アクセサリーの中で、指輪は常に特別です。
結婚指輪、婚約指輪はもとより、恋人に送る指輪や何かの記念に作る指輪、親しい人とのおそろいの指輪など、親密かつお互いの結びつきを示すものが指輪です。
その指輪の高価さ、貴重さで愛情を量ったり、希少な鉱石を載せることで身分や財産の度合いを表したり、代々受け継がれた指輪を継承する証としても使われたりします。
夢の中で扱われる指輪は、家族関係や自分の置かれた位置を示すと同時に、周囲の人と結ばれている暗黙の契約を象徴したり、周囲の人との結びつきを象徴したりします。
その結びつきは時に窮屈だったりしますが、結びつきがないままに世間に一人で立っているのは、どれだけ寂しく頼りない気持ちになるか、想像もつかないでしょう。
誰かと結び付けられていることは、誰かに必要とされている証です。
夢の中の指輪がしめすものは、人と自分との繋がりとその背景にある代々受け継がれてきたもの、と受け止め、繋がりを改めて見つめなおしてみましょう。
新しい発見があるかもしれません。