最近なんだかぱっとしない。そんな時に、おもいきって物を捨てて整理をする『断捨離』
もうすっかり『断捨離』という言葉が定着してきましたが、最近、この『断捨離』をして後悔している人が続出しているといいます。
『断捨離後に、今までにないほどの物欲に襲われる』
『捨てた本を結局買いなおして本末転倒』
など。
断捨離とは基本的には『ヨガ』の業法と言われています。
断=入ってくるいらないものを断つ
捨=家にずっとある要らないものを捨てる
離=物への執着から離れる
というところを応用して、人生や日常生活に不要なものを断つ、または捨てることで、モノへの執着から解放され、最終的には、観念へと辿り着くところを目指す、というものです。
今まで執着していた思想からも解放され、身軽で快適な人生を手にいれようという考え方、生き方へと向かっていくものです。なので、単なる『整理整頓』とはまた違ったとらえ方となります。
それなのに、あまり考えないで、ひたすら勢いにまかせて捨てる! となると失敗し、後悔することになるのです。
ここでは、断捨離で後悔しない5つの方法をお伝えします。
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ゆったり呼吸をする
断捨離を始める前に、ゆったりゆっくり深い呼吸をする時間をつくってみましょう。実は、それだけで、自律神経を整え、身体も温まり、落ち着いた気持ちになります。断捨離に『焦り』『勢い』は必要ありません。
最近何かぱっとしないな、と思っているような時は、そもそも呼吸が浅いはずです。呼吸が浅いということは、実は身体が緊張をしていて、脳にも酸素が上手く運ばれず、頭も焦っている状態。いわゆる、自律神経が乱れやすい状況なのです。
そういう時に焦って断捨離すると、後悔することに繋がりますので、まずは、深い呼吸をして、身体を整えましょう。
判断基準を決める
いざ、断捨離をする時、色々迷ってしまって、なかなか進まなかったり、勢いばかりで捨ててしまって後悔したり、というようなことがありますから、まずは、『捨てる』基準を決めましょう。
『断捨離しなければ幸せになれない!』というような恐怖からの行動であったり、色々考えるのが嫌で勢いで捨てると、一時は片付いても、時間が経つと結局、上記のようなリバウンドを起こす確率が高くなって、後悔することにつながります。
何事も『恐怖からの選択』と『希望・喜びからの愛の選択』があります。物を捨てる時の基準を『希望・喜びからの愛の選択』で決めましょう。
手にとって、ワクワクする・希望がみえる・楽しい気持ちになるというものは、いったん残しておいてもいいでしょう。
しかし、本当に大切な思い出が残っていたとしても、手にとった時、重い感じがする、切ない感じがする、ないと不安がよぎる、すごく重い物を引きずっているような感じする場合は『感謝の気持ちを込めて』手放しましょう。
『プラスではない感じ』を手放すことで、自分の人生からも『プラスではない感じ』を排除するイメージです。
何にも感じない、結局必要なかった、というものはもちろん捨ててしまいましょう。
信じる
捨てる事に抵抗がある人は、自分の人生においても、何事も自分の中にため込んでしまう傾向にあると言われています。
本当に必要で、縁があれば、一度手放しても一番いい形でまた自分の元に戻ってきます。自分の部屋の中にも、人生の中にも『流れを滞らせる』ことを避けること。そうすると自然に、物事が動いて来ます。
それをまず『信じてみる』ということが大切になります。
今の自分を受け入れる
それでも、どうしても捨てられない時は、今はまだ『その時』ではないのです。
勢いに負けて捨ててしまうよりも『今は、まだ捨てられない自分がいるんだな』と受け入れましょう。そうすれば、リバウンドで後悔することなく、いいタイミングで断捨離することが出来ます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
断捨離は、時に苦しいこともあります。
けれども、自分と向き合い、色んなものを手放すことで、確実にすっきりとしていきます。
勢いにまかせて後悔するよりも、以上のような手順を踏んで、後悔のない断捨離を実践してみて下さい。そうすれば必ず、そのスペースには、今の自分に必要な新しい素敵なものやご縁が入ってくるでしょう。