死んだらどうなるのだろう?
知り合いが亡くなったけど、どこに行くのだろう? この世をウロウロしているのかな?
こんな風に、誰しもあの世について考えたことがあると思います。
今回は、私の実体験を通して
亡くなった人がいく、あの世とはどんな場所なのか。
今いるこの世は、どうして存在するのか。
についてお伝えします。
あの世について知りたい人にも、この世について知りたい人にも、なるべくわかりやすくご説明しますね。
ちなみに、亡くなったら「無」になると思っている人こそ、これから話すことは知っておいて欲しいと思っています。
それでは、不思議な世界への入り口にご案内させていただきます。
あの世とこの世の違い
この世とは、今私たちが生活している現世のことをいいます。
そして、あの世とは、生まれてくる前や亡くなった後に私たちがかえる場所になります。
あの世には、人間だけでなく飼われていた動物や普段私たちが食べている食用になった動物たち、さらには、毛皮やバッグなどの加工品にされた動物たちもいます。
また、あの世にはいくつもの階層があり、それは生きている私たちにはみえない層の積み重ねでできています。
私たちはときどき、なぜこの世に存在し、生活をしているのか考えることがありますよね?
特に辛いことがあったときなど、どうして生まれてきたのだろう・・・と思ったことがあるはずです。
しかし、この世は魂の修行の場所なので、辛いのが当たり前。
ただ、生まれてくる前に、魂がいたあの世の記憶やこの世で行う修行内容を忘れてしまうため、困難がある度に辛くて苦しくなってしまうのです。
しかし、あの世からみれば、この世の苦労や苦痛は魂を磨くための大切な時期で、喜ばしいこととされています。
今、もしあなたが辛くて悲しくて、他人に苦労をされられているのなら、それはあなたがこの世に生まれてくる前に、その人に同じことをした可能性があります。
あなたはそれを精算するために、この世に自分の意思で降り立ったのだと認識していいでしょう。
あの世の入口
あの世への入り口は、とてもたくさん存在しています。
色々な場所であの世とこの世はつながっているので、この世とあの世の境を歩いている霊をみかけてしまう人は意外に多いのです。
有名な大きな霊道と呼ばれる場所もありますが、実際にはあなたが暮らしている家の中にも、霊界へかえる霊が歩く場所が存在していたりします。
私は、今まで色々なあの世の入り口をみてきました。
あの世に戻れない、この世に未練が強い霊は、基本的に湿った暗い場所に集まっています。自殺の名所と呼ばれる場所やトンネルなどに、この世に未練が強い霊は多くいます。
その他、病院の地下室や検査室、医療事務のカルテが重なっている暗い場所にも、あの世への入口があります。
気持ちが晴れやかな霊は、あの世へ戻るときに、霊道の他、部屋の角の天井からあの世へいくこともあります。
私がお会いしたほとんどの霊は、歩きながら立った状態で、部屋の角の天井から光があらわれてそこへ上がっていきます。
浮いてスーッとその光に吸い込まれるような感じです。
霊があの世へ入ると、その入口は自然と閉まります。
また、乗り物にのって、あの世へかえる霊もいます。
たとえば、古い路線にある車両の短い電車にのって、山の斜面に沿って走り、自分に合った場所で下車して、あの世へいき、この世にあるのと同じような家に住んでいる霊もいます。
宇宙船のような乗り物で天高く上がりながら、あの世の入口に入ることもあります。
ただただ長い階段を上って。あの世にいく霊もいます。
私自身、どうしてこうも霊によってあの世への行き方が違うのか不思議でしかたありませんが、ひとつだけわかっていることは、あの世はいくつもあって、いく世界によって入り口が違うのだということです。
よく幽霊がでるスポットは、基本的に霊道の入口近くに位置しています。
そして、そういったところにある入口は、あまり良くないおこないをした霊が入る入口の場合が多いです。
ですから、心霊スポットといわれる場所には、できるだけ近づかないほうが身のためです。
あの世にはいくつもの階層がある
先ほども触れましたが、あの世にはいくつもの階層があります。
宇宙界、如来界、菩薩界、光明界、善人界、幽界などが存在すると一般にいわれていますが、私は実際に全ての界を訪れたことがあります。
宇宙界は、とても綺麗で光り輝いていて、いつかこの場所にかえりたいと思ったことを覚えています。
宇宙界へは、神様に会いたいと願ったときに、2~3回入ることを許されました。
私がみた如来界は、透明なエレベーターにのって空高く上がった場所にありました。
まるで空の上のような場所で、光がさんさんと輝いていて、そこにいる霊は美しかったのをおぼろげながら覚えています。
私がおこなうことをただただうなずいて、美しい光をさしながら見守ってくれていました。
菩薩界は、山の上にあるような感じです。
菩薩界は自然が多く、美しく、花々が咲き乱れている場所でした。匂いはしないのですが、良い匂いがするような気がしたのを覚えています。
光明界は、宇宙ステーションのような場所で、色々な人が忙しく、テキパキ仕事をこなしているような場所でした。
あの世の優秀なスタッフがそれぞれの役割を担っている感じです。
善人界は、普通の家や家屋が立ち並んでいる場所です。
現世とほぼ変わりなく、全ての人が穏やかに暮らしていました。
訪れた時に「見学? 」と聞かれたのを覚えています。
旅館みたいなところや温泉のような場所もあり、訪れたときは、現世のどこかの場所の夢をみているものだと思い込んでいました。
私はよくここへ行くのですが、行くとくはほぼ電車です。
幽界は、あの世とこの世のはざまです。
私が行く幽界は、いつも駅のホームや駅の改札口近くが多いです。
よく、三途の川が流れているなどと聞きますが、三途の川らしきところを船でわたったこともあります。
その船に乗るためには、バスに乗って大きな船乗り場にいく必要があります。そして、船に乗ると、スーッといつのまにか、あの世の入口にたどりつきます。
いまだにあれが三途の川なのかどうかハッキリしませんが、大きな湖のような川を渡り、あの世とこの世の中間で迷っている霊に遭遇したので、たぶん三途の川なのだと思います。
まとめると、人があの世へ行くときは、必ず三途の川を渡るわけではなく、電車に乗って行く人もいれば、宇宙船で行ったり、階段で行ったり、さらには透明なエレベーターでいく人もいるということです。
ちなみに、どの行き方になるかは、生前のその人のイメージに左右されるようです。
この世の3つの特徴
この世の特徴を知ると、修行する意味がみつかるかもしれません。
1.この世では悪の方が強い
この世では、善より悪の方が強いです。
しかし、この世で生きているうちは、悪い事をしてもうけた人が勝ちのように感じられますが、あの世へかえると罰が待ち受けています。
あの世にかえったときに、全ての悪いおこないをした自分を自分で攻め続けることになります。
火あぶりにされたり、針の上を歩かされるのが地獄のイメージですが、実際には、あの世の地獄は自分で自分のおこない悔いる地獄なのです。
2.この世では善人が苦労をする
この世では、善人が苦労をします。
良い人なら良い人程、苦労が絶えず、お金がないものなのです。
この世では、お金持ちでわがままな人が幸せにみえますが、それは幻想でしかありません。
この世で行った罪は、来世で必ずつぐなうことになります。
あの世へかえった霊は、
「この世こそがドロドロとしていて暗い地獄だ。」
と、口々に言います。
私たちは、過去にした自分のおこないを正すためにこの世に修行をしにきているのです。
3.この世で得た物をあの世へは持っていけない
この世で得た栄光も、財産も、有名な画家の絵も、あの世へは持っていけません。
この世に未練があり、あの世にいけない人は、自分がこの世で得たものに執着しています。
あの世に持っていけるのは
- 良いおこない
- 苦労した実績
- 努力した功績
の3つだけです。
それを同じ魂をもつ霊たちと共有することが、あの世でやるべきことになります。
あの世へ行く前に知っておいて欲しい7つのこと
あの世へは、いつか帰ります。
ですから、あの世へ行く前に知っておいて欲しいことがあります。
- あの世は存在する
- 人は修行のためにこの世に降り立つ
- 亡くなったらお墓にいかずに、あの世へいざなう霊を待つ
- あの世からはいつでもこの世を見渡すことができる
- あの世からは見ているだけで、手を出すことができない
- 現世で悪い事をすると、必ず来世で自分が同じ目に合う
- 苦労はあの世へ行ってからの財産になる
このことをしっかりと覚えて、今を生きてほしいです。
この世に霊能力者が存在するのは、悪い霊を除霊するためだけではありません。
この世で魂を磨くためにすべきことやあの世への帰り方を教えるのも、大きな目的です。
亡くなったあとにどこにいけばいいのか迷わないように、亡くなったらあの世にかえるということ、そして、この世だけが全てではなくて、この世には魂の修行のために舞い降りてきたのだということを覚えておいてくださいね。
まとめ
今回は、私が実際に体験したことだけをお伝えしました。
私のように、あの世とこの世をつなぐ役割の人は他にもいらっしゃいますが、その人によって、あの世の見え方やイメージが異なるようです。
あなたのあの世のイメージはどんな感じでしたか?
実際に、亡くなったあとに行くあの世は、自分がイメージしている世界そのものだと言われています。
もしそうなら、いいイメージを持ってその時を向かえられたほうがいいですよね?
まずは、この世での自分自身のおこないをしっかりと見つめ直すところからはじめてみてくださいね。
ちなみに、私たちがもともといたあの世には、今回お伝えしたような場所以外にも、いろいろなところが存在します。
今知られている以上に、多くの階層があって、人の創造をはるかに超える場所もたくさん存在するようですよ。