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水子供養について知っておくべき7つのコト

水子供養

あなたは、水子供養の『水子(みずこ)』という言葉が、どこからきているのかご存知ですか?

実は、日本神話からきています。

イザナギとイザナミが子作りのさい、イザナミから声を掛けたのが原因で、不具の子が生まれました。

この、生まれた神を『水蛭子(ひるこ)』と呼びます。

水子に関しては、非常にデリケートな部分も含まれますが、水子供養とはどんなものか、どんな心持ちでいると良いのか、祟りはあるのかなどを、今から詳しくひも解いていくので、ぜひお読みください。




水子とは?

まず、水子について触れておきましょう。

先ほども言いましたように、神話では、イザナギとイザナミが、不具の子だったため、オノゴロ島から、葦(あし)の舟に乗せて流しています。

ここから、流産という言葉が生まれています。

一般的に水子供養というと、胎児を思い浮かべる方も多いと思いますが、実は、12歳以下で亡くなった子供すべてを指します。

流れてしまった子供も含め、不慮の事故や病気で、天国へ旅立ってしまった子供さんも、みんな水子と呼びます。

『宿る』ということ

あかちゃんの未来は、宿ったときにすでに決まっているといいます。

つまり、『天に帰るか』『生まれるか』です。

不慮の事故で流れてしまったあの子も、あなたの意志で堕ろしたあの子も、すべて『そうなることを理解して』宿ってくれたのです。

とても、勇気のあることだと思いませんか?

そこには、あなたの将来に必要な学びがそこにあり、糧(かて)として生きていかねばならない課題が必ずあるのです。

一瞬でも母になれたことを誇りに思って、水子供養をしてあげましょう。

あかちゃんが望んでいることを理解する

あかちゃんを失うというのは、非常に悲しいことです。

どんな状況であれ、お母さんにとって子供を失うのは、心臓を引き裂かれるほどの痛みを伴います。

そして、一生自分を責め続けるのです。

『あのとき、私が強かったら』
『もっと、気をつけていればよかった』

でも、それは違います。

あかちゃんが望んでいるのは、後悔ではありません。

魂の進化なのです。

あなたの学びは、悲しみに耐えることかもしれません。

命を理解することかもしれません。

水子供養の大切さを、伝えていくことかもしれません。

そのことが、あかちゃんの目的なのです。

怨んではいないの?

『この世に出てくるために宿ったのだから、私は怨まれているはず』

と考える方も、少なくありません。

でも、よく考えてください。

あかちゃんに、恨みつらみ、なんて言葉は似合わないですよね?

それは、この世に生まれた人が持つ感情なのです。

さきほど、あかちゃんは天に帰ることを前提として、宿ってくれている、と申し上げました。

純粋なあかちゃんの魂は、普通の人間が持つような感情など、持ち合わせていないのです。

それは、あなた自身が、自分を責め続けるために作り出しているのです。

ご自分を責めるのは、水子供養から遠のくこと。

あかちゃんは、怨んでなんかいませんよ。

体調がすぐれないのは祟り?

子宮の調子が悪くなると『流産・堕胎』のせいかしら、と思い、『水子供養が足りていないからかしら』と、不安になることもあると思います。

さて、ここで考えてください。

そもそも、水子供養とはなんでしょうか?

お葬式もなければ、埋葬もありません。

生まれていないので、夫の理解を得ることができない人も多く、他人には知られたくない、とお思いの方もたくさんいらっしゃるでしょう。

つまり、自分の中での『区切り』がつきにくいのです。

お寺で供養してもらっている方は意外と少なく、供養してもらっても1回きりですから、罪悪感だけが残っているんです。

その罪悪感から生まれるのが、祟りです。

産んであげられなかった自分を責めているのです。

あかちゃんは、純粋な魂ですので、天国へ導かれています。

2人目は生まれ変わり?

ヒンドゥー教や仏教には、輪廻転生という言葉があります。

死んであの世に行った魂が、この世に何度も生まれ変わってくるという考え方ですが、この生まれ変わりは200~500年ほどかかると言われています。

ですから、2人目ができても、生まれ変わりではないとお考えください。

むしろ、そう考えないように、この期間がもうけられているのです。

もし『生まれ変わりだ』となったら、水子供養はどうなってしまうのでしょう?

罪悪感から解放されることは、良いことです。

ですが、逝ってしまった水子にとらわれすぎてはなりません。

先に逝ってしまった水子は、妹弟ができるのをとても楽しみにしているのです。

ですから、ヤキモチを妬くなんてことも、ないのです。

いつも妹や弟のそばにいて、一緒に喜び、楽しみ、悲しみ、怒ったりして、見守ってくれているのです。

一緒に育っていっているのです。

本当の供養とは?

さて、水子供養についてと題しておきながら、少し路線のはずれたことを書いてきました。

『本当の水子供養とは何か? 』を考えたとき、1番に思いつくのは、お寺での供養ですよね?

それは、宗教上の日本の送る形であり、自分のけじめだったりします。

さきほども触れたように、罪悪感だけが残っている方も多くいらっしゃいます。

本当の水子供養とは、忘れないこと。そして、とらわれないことです。

もしあなたが、あかちゃんの立場だったら、どうでしょう?

あなたを思い、悲しみ、体調不良で寝込んでしまい、私が悪かったんだと責め続けるのをみて、天国に旅立てますか?

あかちゃんは、あなたに元気でいてほしいのです。

あかちゃんのことを理解し、自分を高めていくのが、1番の水子供養なのです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

上記を読んで、少し気持ちが楽になったのではないでしょうか?

その気持ちが、本当の水子供養になるのです。

お寺で、お経をあげていただくのはもちろんですが、母親がいつまでもうなだれていては、いけません。

あかちゃんは、あなたに贈り物を置いていってくれました。

それは『経験』です。

悲しみを強さに変えた今、あなたは本当の出発点に立ったのです。

実は、あの世であかちゃんの面倒をみてくださっているのは、お地蔵様です。

もし、お地蔵さまを見かけたら

『うちの子が、いつもお世話になっています』

と、ご挨拶されてみても良いのではないでしょうか?

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