時間が無限にあると思っていた頃、いつかやろうと思ってそのままになってしまっている色々なことがたくさんあると思います。
普段は全く意識せずに過ごしていて、ある日何かのきっかけそれらのことを思い出し『あの時ああしておけば良かった』や『もっとあの時頑張れば良かった』と反省した事はないですか。
人間とはその反省をばねにして成長していくものです。
全く後悔のないパーフェクトな人生を送るのは無理な話ですが、できるだけ後悔の少ない人生を送るための7つのご提案を紹介したいと思います。
後悔しない生き方 行動1 自分らしく生きるということを考える
私たちは周りの目を気にしながら日々生きています。自分は本当はこうしたい、こういう夢があるのだけれど他人から変な人だ、年甲斐もなくと思われたくないからと自分らしく生きることをあきらめていませんか。
周りの目を気にするという事は調和を必要とする人間社会では必要な事です。それが悪いということではなく、ひたすら周りから浮かないようにして自分のしたかったことを全くやらずじまいで人生の終わりを迎えた時、あなたは悔いのない一生を送ったと思えるのでしょうか。
人の目を気にする生き方もいいですが、自分らしく生きる事の方がもっと楽しいと思いませんか。
後悔しない生き方 行動2 したいと思う事を明確にする
人は誰しも何かしらの夢や願望を持っているものです。ただそれを漠然と思っているだけでは曖昧すぎていつか~できたらいいなで終わってしまいます。そしていたずらに時間だけが過ぎて行ってしまい、気が付いたら機会を失ってしまったとなりかねません。
漠然としたいと思っていた事、例えばあこがれのあの地へ旅行に行きたい、マイホームを持ちたいなどとしたいことを明確にしてみてください。そしてその夢に1年以内とか○才までというように数字で目標を立ててください。
具体的な目標がないとあれもこれもと目移りしてしまい、結局何も達成できなかったという残念な事になりかねません。
後悔しない生き方 行動3 自分のしたいことをリストにする
明確にしたやりたいことや将来の夢を小さなことから大きなことまで何でもいいです、どんどんリストアップしてみてください。こんなことをやりたいと書いたら笑われるから止めておこうと思わないでください。そのリストはあなただけのもので人に見られるものではありません。ですから心おきなく思い付くまま書いてみてください。
もし何も浮かばないのでしたらまず手近なことから書いてみます。例えば興味のある分野の本を5冊読むとか映画やDVDを100本観るなどリストに書き込んでいくとだんだんこの資格が取りたいとか起業して事業を軌道に乗せたいと自分のしたい事が形となってリストにでてくるようになります。
後悔しない生き方 行動4 具体的に行動を起こす
リストが出来上がりましたら、いつまでにそれをしたいかを横に書いてみてください。
例えば本を1ケ月に5冊読む習慣をつけたいと思ったら
□ 興味のある分野の本5冊を定期的に読む 期間 1ケ月に5冊ずつ
と書いてみてください。そしてそれを実行するために手帳に予定として落としこんでいきます。この場合大体1週間で1冊を読むペースになりますのでそのように予定として入れておきます。
人は不思議と手帳に予定として書かれていると必ずそれをしなくてはと思って実行に移そうとします。もし急用などで出来なかったら別の日に予定を書けばいいです。
私の経験なのですが、33歳でバイクの免許を取ると決め、そのために必要なことをリストアップして手帳に書きこむということをしました。それを実行することで計画的に教習料金を貯めることができ、働きながら教習所に通い無事に免許を取得することができました。周りからはずいぶん反対されました。そんな年でバイクに乗って恥ずかしくないのか、事故にあったら家族はどうすると。けれどここでバイクに乗るという夢を諦めたら一生乗る機会がなくなってしまうと思い、バイクの免許取得をしました。
とにかく後悔しないためには具体的に計画をして行動を起こす事が一番の方法なのです。
後悔しない生き方 行動5 周り(家族)に感謝の言葉を伝える
人が自分の死と向き合った時に後悔する事の中に自分の周りの人、特に家族に感謝の言葉を伝えていなかったことを挙げる方が多いそうです。
自分のやりたい事をする時、特に家族に我慢をさせてしまったりサポートしてもらうことがあるかもしれません。(もちろん周りを不幸にしてしまうことはやらない方がいいです)
そんな時ちゃんと『いつもありがとう』と伝えていますか。言わなくてもわかっているだろう、家族なんだから当たり前だから言う必要がない、いつか言えばいい、そうやって先延ばしにせずに伝えるべきときに感謝の言葉を伝えてください。いつかでは伝えられるチャンスがなくなってしまうかもしれません。
後悔しない生き方 行動6 今日一日を大切に生きる
よく人生の最後には何が食べたいかと話題にしたりしますが、普段は人生の最後の時のことを意識したりしません。それどころか縁起でもないからと考えないようにするのが一般的だと思います。
ですが、人生の時間は無限ではないと自覚することはとても大切なことです。そうすれば夢の実現のために今日は何ができるだろうと一日を有意義にしようと思えるものです。
後悔しない生き方 行動7 未来の自分視点から見てみる
最後に20年後30年後の自分の視点で今の自分を見てみてください。未来の自分という客観的な目で見ると視野が広がり、これまで気が付かなかった事、他にやりたいことが見つかるかもしれません。同時に夢が叶った未来の自分からみて20代30代などその時々にやっておくべきが見えてくるはずです。
『誰しも一度きりの人生。やらない後悔よりも、やった後悔をすべきです』
岩田松雄
『最も大事なのは、死ぬ時に後悔しない人生を送ることです、失敗を恐れず、勇気をもってアクションを起こしてください』
幸田シャーミン光代
まとめ
いかがでしたでしょうか、せっかくこの世に人間として生まれて来たのですから今自分ができることを精一杯やってそれを楽しんでみてください。