2015年7月に開始されたドラマ『ナポレオンの村』。
高野誠鮮さんの小説『ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか? 』を原作として、唐沢寿明さん主演で展開される公務員が村おこしに奮闘する物語。
その中で、唐沢寿明演じる浅井栄治が、ここぞという時に発言する『ナポレオンの名言』がグッときます。
そこで、今回はドラマ『ナポレオンの村』で登場した『ナポレオンの名言』を各回ごとにわけてお伝えします。
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- 第1話の名言
- 『愚かな者は過去を、かしこき者は今を、そして狂った者は未来を語る』
- 『過ぎたことで心を煩わせるな』
- 『私は決して障害に屈しはしない。いかなる障害も、私の中に強い決意を生み出すまでだ』
- 『どんなに大きな仕事でも、それが成功するかどうかは、間一髪の差である』
- 第2話の名言
- 『勇気は愛のようなものである。育てるには、希望が必要だ』
- 『苦しみに耐えることは、死ぬよりも勇気がいる』
- 『真の英雄とは、人生の不幸を乗り越えていく者のことである』
- 第3話の名言
- 『逆境には必ずそれよりも大きな報酬の種が隠されている。優れた能力も機会をとらえられなければ役には立たない。そして、チャンスをもたらしてくれるのは冒険である』
- 『あなた自身が信じていないことは口で言っても、書いても、またどのように行動してみても、他人を動かすことはできない。』
- 『もっとも大きな危険は勝利の瞬間にある。』
- 『自分の能力の限界を決めるのは、他ならぬ自分自身の思い込みだ。』
- 第4話の名言
- 『じっくり考えろ。しかし、行動する時が来たなら、考えるのをやめて、進め』
- 『不可能という文字は、愚か者の辞書にしか存在しない』
- 『リーダーとは、希望を配る人の事だ』
- まとめ
第1話の名言
『愚かな者は過去を、かしこき者は今を、そして狂った者は未来を語る』
東京五輪オリンピックのプロジェクトに携わる浅井栄治(唐沢寿明)が、プレゼンターとして、各国からの招待客を前にプレゼンした際に発した言葉。
『未来を語っている私は・・・ちょっとオカしいんでしょうね。』と続け、新しい東京を創り出す決意を語った。
『過ぎたことで心を煩わせるな』
神楽祭の開催のために村人を集めた浅井栄治が、スカイランタンのイベントを提案した時に、過去の失敗ばかりを振り返り、『今まで役所の提案で上手くいったことなんてない』と反対された時に発した言葉。
この後、『今を一生懸命生きて、過去の失敗を将来の希望に変えましょう』と続けます。この言葉に感化された村人たちは、、少しずつですが、自分たちの明るい将来に向けて動き始めます。
『私は決して障害に屈しはしない。いかなる障害も、私の中に強い決意を生み出すまでだ』
村人を集めて、神楽祭でスカイランタンの提案をした浅井栄治が、神主・菰田(イッセー尾形)の登場により、提案が破談になりそうになったシーンの後に、自らを鼓舞するため発した言葉。
これは、ナポレオン・ボナパルトの言葉ではなく、レオナルド・ダ・ヴィンチの言葉ですが、すごくグッときました。
『どんなに大きな仕事でも、それが成功するかどうかは、間一髪の差である』
市長・福本(沢村一樹)からの妨害を乗り越え、神楽祭・スカイランタンを成功させた後、ナポレオンの言葉を用いて、浅井栄治が、菰田にそれを報告する時に発した言葉。
その後、こう続けました。
『この村は素晴らしいもので溢れています。キレイな水、美味しい野菜や米に美しい景色。そして一番は村の人たちの絆です。この村の誇りを、希望を、取り戻しましょう。』
第2話の名言
『勇気は愛のようなものである。育てるには、希望が必要だ』
『ヒロミちゃん(山口まゆ)も君みたいに怖がっていた、色んな可能性を恐れて。村のひとたちもそうだ。自分たちを、この村を、受け入れてもらえるかどうかわからなくて、怖がっていた。これまでずっと。でもみんな、そんな風に生きていきたいなんて思ってない。ただ、勇気がでないだけだ。』と浅井英治が岬由香里(麻生久美子)に話し、その後に発した言葉。
その後、こう続けました。
『ヒロミちゃんは希望を失っている、未来に。怖くて怖くて仕方ないんだろう。だから、彼女が未来に希望をもてるようにしてあげないと、俺たち大人として。いや、役人として。』
『苦しみに耐えることは、死ぬよりも勇気がいる』
ヒロミ(山口まゆ)と一緒にカマドを作っているシーンで浅井英治がひろみにかけた言葉。この後に『君のお母さんは誰よりも強い』と続けました。
『真の英雄とは、人生の不幸を乗り越えていく者のことである』
山に遭難したヒロミ(山口まゆ)が助けられ、自発的に村人にお礼や謝罪を述べたシーンの後に発した言葉。
第3話の名言
『逆境には必ずそれよりも大きな報酬の種が隠されている。優れた能力も機会をとらえられなければ役には立たない。そして、チャンスをもたらしてくれるのは冒険である』
浅井英治が東山勝己(梅沢富美男)に『滝壺レストラン』を開くことを決意させる際に発したい言葉。
『奥さんの夢を叶えるために冒険しませんか?』と続けました。
『あなた自身が信じていないことは口で言っても、書いても、またどのように行動してみても、他人を動かすことはできない。』
馬渕健介(浜野謙太)が、坪内夏美(ホラン千秋)に良いところを見せようと、実際は浅井英治がプロデュースした『滝壺レストラン』なのだが、自身がプロディースした形で紹介した。
しかし、あまりにレストランの事を把握できていなかったため、自身の株が落ちてしまい落ち込んでいる時に、浅井が馬渕に発した言葉。
さらに、こう続けました。
『自分に自信がもてるようになれば、きっと他人にも思いが伝わると思う。だから、一緒にレストランのプロデュース頑張ろうよ。』
『もっとも大きな危険は勝利の瞬間にある。』
『滝壺レストラン』のメイン料理はリゾット。そのリゾットに使う神楽米を、妨害工作により使えなくした市長・福本(沢村一樹)が、山田大地(ムロツヨシ)に陰険につぶやいた言葉。
『自分の能力の限界を決めるのは、他ならぬ自分自身の思い込みだ。』
市長・福本の妨害により、営業のスタートが遅れて、お客様が大混乱しているシーンで、浅井英治が馬渕健介に『任せて良い? 』と依頼したが、馬渕は、それに躊躇。その際に浅井英治が発した言葉。
それに感化された馬淵は答えます。
『はい、任せて』
第4話の名言
『じっくり考えろ。しかし、行動する時が来たなら、考えるのをやめて、進め』
市長・福本(沢村一樹)から神楽村廃村の協力をしないとクビにすると脅された由香里(麻生久美子)が、浅井に協力するべきか、福本に従うべきか、迷っている際に、浅井(唐沢寿明)が言った言葉。
その後、こう続く。
「君なりにいろいろ考えたんだろ? だったらもう考えるのを止めて進め! 」
この言葉を機に、由香里は、本当の自分を受け入れる気になり、福本に神楽村廃村反対の宣言をする。
『不可能という文字は、愚か者の辞書にしか存在しない』
浅井(唐沢寿明)が、婚活イベントで失敗し落ち込んでいる村の独身男性たちに言い放った言葉。ナポレオンの言葉ではないが、男の気持ちを奮い立たせる良い言葉。
その後、こう続ける。
「仲間をバカにされてだまっていることが男のやることか! 君たちには、誇れるものがいっぱいあるだろう。すぐにあきらめるな、下を見るな、前を見ろ!」
『リーダーとは、希望を配る人の事だ』
由香里が福本に、神楽村廃村計画に賛成できないときっぱりと言った後、「待ちなさい!」と市長に呼び止められた時に、言い放った言葉。
その後、こう続けて、市長室を勢い良く立ち去る。
「今の市長とは正反対ですね。」
まとめ
いかがでしたか?
ご存知のように、ナポレオンの最も有名な名言は『私の辞書に不可能の文字はない』ですが、実は、このドラマには、『この村(神楽村)に不可能はない』という意味が込められています。
数多の名言を残してきたナポレオン・ボナパルト。
彼がフランス革命の戦いの中で見出した『本質』が連なった言葉は、時代を経ても廃ることはない素晴らしい名言です。
この後の回では、どんな名言が登場するのでしょうか?
ナポレオンの名言、今後も随時更新していきます。