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日本人の強みを活かした対話力を身につける3つの方法

対話力

あなたは『対話力』に自信がありますか?

はい、と答えられる人は少数かも知れませんね。

『対話』は『会話』とは少し異なり、意見や価値観に違いがあっても、それを認めた上で解決方法を見つけ、提案していくコミュニケーションのことです。

自分には『対話力』が足りないと思っている人でも、日本人独特の感性が、『対話力』を一層強めてくれると知ったら、今までより自信が付くことでしょう。今回は、その方法をお伝えします。




まず『日本人の強み』と聞いて、思い浮かべることは何でしょうか?

・気配りの精神
・空気を読む
・物静か
・凝り性
・チームワーク

他にも様々なことがありますが、以下のような方法で『対話力』に活かしてみましょう。

『間』を意識する

日本人は『間』を大切にする、と言われます。

『間』とは、

・会話のタイミング
・パーソナルスペースの大きさ
・心の距離

などを表します。

『間』を捉える感覚は、一般的には『呼吸を合わせる』や『空気を読む』といった表現で浸透しています。日本人は、この感覚がとても鋭いのです。

例えば、あなたが意見を述べている時、流れを途切れさせる発言を差し込まれると、相手の意見を尊重する気持ちが少し薄れてしまいませんか?

これは『間』の感覚が鋭い証拠です。お返しとばかりに、自分も相手に同じことをしてしまっては、いつまで経っても『対話』は成立しません。

そもそも『対話』の場では、自分の意見を述べることに重点が置かれがちですが、最も大事なことは『聞く姿勢』です。

『聞く姿勢』の基本は、

・近すぎず、遠すぎない距離で向かい合う(正面より斜めの方が良い)
・話す相手の呼吸に合わせる
・タイミングを測り、適切な相槌を打つ
・相手が同意してもらいたい部分を見定め、コメントをする

これらは全て『間』を意識した行動です。『間』の感覚を良い方向に発揮し、『聞く姿勢』を強化してみましょう。これで『対話』の半分は成立したことになります。

『凝り性』を逆手にとる

日本人は物静かで、自分の意見を主張するのを躊躇う傾向があります。

これは意見に厚みがないからではなく、先ほど述べたように、『間』を大切にしているからです。強く発言すると、この空気が壊れてしまうのではないか、それに見合った意見を自分はうまく述べることができるのか、など不安に感じる人が多いのです。

不安を解消するには、根拠のある自信が必要になります。

例えば、日本人の集中力は『凝り性』と表現されるほど、『極める』ことに特化しています。もし、自分の意見に自信がなければ、『極める』ほどに調査、分析を行いましょう。もともと用意していた意見を、さらに奥深くまで掘り下げてしまうのです。

自分だけでなく、相手に関しても極めてみましょう。『対話』の場では、相手を知れば知るほど、有意義な意見交換ができます。『聞く姿勢』に関しても、相手の情報をたくさん持っているに越したことはありません。

極めているうちに、意見を述べることで空気を壊してしまう、という不安が些細なことだと気付きます。もちろん、相手の『間』を尊重するのは大前提ですが、意見を述べる際の自信のなさは、だんだんと薄れていくでしょう。

『チームワーク』で味方を強化

日本人は、集団行動が体に染み付いています。狭い土地で『間』を尊重し合い、快適に生活する技術が、小さな頃から培われているのです。

前述した2つの方法を、もう一度確認すると、

・『間』を意識する
・『凝り性』を逆手にとる

これらを、対話の相手だけでなく、自分の仲間にも適用してみましょう。要するに、味方を増やすことに発揮するのです。

商談、プレゼンテーションなど、個人ではなく複数が立ち会う『対話』の場面は数々存在します。その時、たった一人で立ち向かわなければならない決まりはありません。稀に、話せるのは一人だけ、というルールを設定している環境もありますが、その場に仲間がいるなら、それはとても頼もしいことです。『チームワーク』『一致団結』は日本人の得意な技術ですよね。

意見を述べている自分をサポートしてもらう、またはサポートする側に回るには、まさに『間』を意識し、『呼吸を合わせる』ことが最善の策です。そして、その準備のためには『凝り性』が活躍するのです。

・事前準備はどこまで徹底するのか
・どのくらい『聞く姿勢』を継続するのか
・どのタイミングで、誰が話を切り出すのか
・どこをゴールにするのか

このように、仲間と呼吸を合わせ、『凝り性』を発揮し、相手の『間』を読む、これらを臨機応変に組み合わせます。個人の『対話力』を極めることで、仲間と一緒に臨む『対話』にも、役立つことがわかるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

『対話力』は一朝一夕で身に付くものではありません。しかし、今まで培ってきた日本人としての強みをうまく活かすことで、応用できる部分はたくさんあるのです。

もし次に『対話力』を発揮したい場面があったら、ぜひこれらの方法を使ってみてくださいね。

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