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人生に疲れたときに思い出してほしい5つのコト

人生に疲れた

人生に疲れてしまったと感じているあなた。ここには、あなたを救うものは無いかもしれません。

しかし、疲れたあなたを、『今』から数分間だけ『先』へ進めることができる力はあります。

人生に疲れたと感じたあなたをフワッと包み、少しだけ息が楽になる言葉のお薬を処方しています。どれにどのような効果があるのか、あなたの心で試してください。

読み終えた時、癒しのそよ風が吹いて、あなたの中に小さな種を運んでくる発想の転換と、忘れていた何かを思い出すためのキーワードが含まれているのです。




人生とは、もともと疲れるもの

もしもあなたが、人生に疲れてしまって『もうダメだ』と感じているとします。そう感じる裏側には、『期待』があるのかもしれません。その期待とはなにか。

・人生はもっと楽しいはずだ。
・自分はもっと正当に評価されるべきだ。
・努力や労力に見合った対価が得られない。
・こんなはずではなかった。
・いつか良い事が起こるだろう。

これらは、あなたの思い込みが作り出したものです。

『期待』とは、ありもしない事象を勝手に、都合よく思い描くことです。実際の現実から離れれば離れるほど、あなた自身を追い詰める毒となることでしょう。その解毒剤は、『諦念(ていねん)』です。

期待していることと、真逆を想像してみましょう。

・人生とは、無味乾燥なものである。
・自分に対する評価は、自分が下すものではない。
・不平等は世の習いである。
・これもまた人生。
・良いことも悪いことも、過ぎてみて初めて知るもの。

つまり、人生とは本来疲れるものなのです。生きていれば脳内にも疲労物質が溜まります。

上手なサボリ方

人間、疲れたなら休めばよいのです。休まないから疲れるのです。

とはいえ、現実的には、そう簡単に会社を休むことはできないし、家族から離れることも不可能ですよね。仕方ありません。だって、人はしがらみの中で生きているのですから。

そこで、ちょっとした隙間時間で、上手に心や頭を休めるサボリ方をご紹介します。

・映画を見る、本を読む、舞台を観る、コンサートに行く、ゲームをやる、つまり、別の世界へドップリ浸かることです。

・デスクの上の配置を変える、家の中の家具を変える、通勤時に別の車両に乗る、裏道を歩くなど、いつもと違う景色が自然と目に入るようにすると、脳はリフレッシュできます。

・拘束がきつい仕事の人は、あえて頻尿になりましょう! トイレは生理現象、誰に何を言わせるものか、です。

・花や緑を飾りましょう。

・可愛い子供や動物の写真を見えるところに。

・8回の深呼吸で、大抵の人はリラックスとリフレッシュができます。

・数日間休むと復帰した時に大変ですが、1日の中で1時間休むと、仕事の効率は上がります。

今、あなたがやること

・息をすること。
・まばたきをすること。

この2つができたなら、次の段階へ進めます。

・自分が好きな人を思い出してください。
・家族や友人の誰か3人に連絡を取って、たわいないお喋りをしてください。
・美味しい物、好きなもの、温かい物を食べましょう。
・できれば、部屋の掃除とバスルームの掃除をしてください。
・もしも、眠れない日が続いていたなら病院へ行くのも必要ですよ。

人生とは、けっきょく『今』の連続でしかありません。過去や未来は、言葉の上にあるだけで、現実には無いのです。過去に戻ることも出来ないし、未来に行くことも出来ません。あなたに与えられているのは、『今』というこの一瞬です。

瞬間の連続が重なって、人生となるわけです。もし今、人生に疲れたと感じているとしても、それは今この瞬間にそう感じるだけのことなんですよ。今、そう、この『今』をやり過ごせばよいだけのことです。

疲れを癒す小道具たち

アロマ効果

・ラベンダー、ジャスミン、ローズ、カモミール=リラックス、安定感。
・オレンジ、ライム、クラセージ、レモン=リフレッシュ、昂揚感
・ユズ、イランイラン、ベンゾイン=リラックス、幸福感

キャンドルの炎

・1/fの揺らぎで、視覚からリラックス効果。
・マイナスイオンが燃焼中のキャンドルから放出され、その量は滝からのマイナスイオンを上回る。
・脳が感じる癒し効果は、温泉浴と同じくらいある。

カラーセラピー

・緑=バランス、癒し、緊張緩和、調和、決断力
・ピンク=慰め、自己向上、救済、育成、愛情
・茶=安定、安心、自己防衛、ストレス緩和

思い切り泣きましょう!

泣くことで、副交感神経が働き、ストレスから解放されます。涙は心の浄化水と言われるほど、様々にこじれた感情を、一気に洗い流す力を持っています。

では、どういうタイミングが泣きやすいのでしょう?

・女性=女性ホルモンのエストロゲンが優勢な排卵時期。
・男性=人目を気にしないで思い切り泣ける環境を作ってください。
・男女共=翌日が休日、または何も予定の無い日は泣きやすい。
・男女共=感情移入しやすい映画や音楽、本などを見つけておく。

まとめ

人生に疲れたと思っていたあなた、とうとう最後まで読み終えましたね。ここまで辿り着く間に、何を感じ、何を思い出しましたか?

あなたが感じたこと、思い出したこと、それらは生きるための疲労回復剤です。疲れを癒す心の薬は、1人1人違いますが、誰でも何種類か持って生まれてきています。それは、神様が持たせてくれるお守りなのですから。

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