タロットカードのソード（剣）の1～10には、どのような意味があるのでしょうか？
ソード（剣）の1～10が出たときに、どのように解釈すればよいのか、以下を参考にしてみてください。
ソード（剣）の1の意味
雲の中から手が出てきて、剣をぐっと握りしめています。
剣には王冠、月桂冠とオリーブがあしらわれています。
エースは、「風」の元素が強く出た形を表します。
このタロットが出たら「知性、明晰な思考、叡智」を表します。
ソード（剣）の2の意味
灰色のドレスを着た女性は目隠しをしている。
肩で2本の大きな剣のバランスを取っている。
彼女は自ら目隠しをして、どちらかを選ぼうとしているようです。
なぜなら、彼女はその気になれば、剣をおけば、自分で目隠しを外すことができるからです。
それができないほど、答を出すのが困難な様子がうかがえます。
このタロットが出た時は、「二者択一」を意味します。
ソード（剣）の3の意味
雲の下に真っ赤なハート。
そこには三本の剣が刺さっています。
雨が斜めに降っています。
人物が描かれていません。
まるで雨は失意の涙のようです。
このタロットが出た時は、「失意」を意味します。
ソード（剣）の4の意味
ステンドグラスがあるところを見ると、ここは教会です。
騎士が横たわっています。
3本の剣は壁にかけてあり、1本の剣は騎士の下に置いてあります。
彼は休んでエネルギーを充填しているのでしょう。
彼は金色に輝いています。
このタロットが出た時は、「小休止」を意味します。
ソード（剣）の5の意味
一人の男が剣を3本の剣を持って薄ら笑いを浮かべています。
画面の左の方には、敗れたであろう二人がうなだれて、剣を打ち捨てて、とぼとぼとこの場を去っています。
「目的のためには、何をしてもいい。正攻法なんてばかばかしい」と言わんがばかりの男の表情です。
このタロットが出た時は、「不調和、困難」を表します。
ソード（剣）の6の意味
一人の人が布を頭からすっぽりかぶり、背を丸めて船に乗っています。
傍らには子供。
一生懸命船をこぐ船主。
船には6本の剣が立っている。
二人はまるで、この場から逃げていくようです。
このタロットが出た時は、「進路変更」を表します。
ソード（剣）の7の意味
つま先立ちで後ろを振り返りながら忍び足でサーカスから逃げているピエロ。
タロットの右側にはサーカスのテントが並んでいます。
ピエロはおどおどしているようにも、満足しているようにも見えます。
ピエロは5本の剣を持ち、2本の剣は持ち切れなかったようです。
このタロットが出た時は、「本心を隠す」を表します。
ソード（剣）の8の意味
再び、タロットの中央に目隠しをされた女性が立っています。
2の時とは違って、8は女性の周りを8本の剣で囲われています。
身体もぐるぐる巻きに拘束されています。
彼女の周りには味方はいません。
彼女は歩くことはできそうですが、一歩歩くと刃に触れてケガをしそうです。
このタロットが出た時には、「制限、抑制」を表します。
ソード（剣）の9の意味
真っ暗な背景。
女性がベッドの上で顔を手で覆って、今にも泣きだしそうな様子が描かれています。
背景には9本の剣。
今、この女性に声をかけられる状態ではないようですね。
彼女は今、心の内の「ざわざわ」に振り回されている状態になっているようです。
このタロットが出た時は、「思い悩む」事を意味します。
ソード（剣）の10の意味
真っ黒な背景ですが、下半分は明るくなっています。
登場人物がうつ伏せになって倒れています。
人物に10本の剣が刺さっていますが、出血はしていません。
つまり、肉体に剣が刺さっているのではなく、彼の内面の闇に剣を刺すことで、心に光を通し、再び立ち上がろうとする事を意味します。
その様子が背景の下半分の明るい部分に表れています。
このタロットが出た時は、「辛いことを乗り越える。自己成長」を意味します。