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適職がわからない人に伝える、自分探し5ステップ

適職 わからない

あなたは今、自分の仕事に満足していますか?

本当は他に適職があるのではないかと思っていませんか?

自分の適職がわからない人、1つの仕事が続かない人、自分には何の才能もないんだと思っている人、そんなことはありませんよ。

あなたの長所や特性を活かせる仕事は必ずあります。

適職がわからないのは、自分自身のことがわかっていないからです。

自分がやりたいと思うこと、自分にできることは何なのかを認識することができれば、必ず適職は見つかります。

全ての人がいきなり自分の夢を叶えているわけではありません。

一生懸命努力を重ねて夢を掴むこともあれば、自分には向いていないと思っていたことが天職になることだってあります。

才能さえあれば何でもできる、と思っていませんか?

イチローのように天才と言われる人たちも、その成果は努力の裏に成り立っています。

また、始めは嫌だと思っていたことでも、続けるうちに一生の仕事になることもあります。

このように、天職に正解はないのです。

今回は、適職がわからないと悩む人に向けて、自分探しをするための5つの思考ステップをお伝えします。

1.自分の才能について理解する

適職を考えるとき、よく『持って生まれた才能』と結び付けられることがあります。

『才能が無いから、適職がわからない』

なんて思っていませんか?

そもそも才能って、特別な人だけに与えられた能力なのでしょうか?

いいえ、私たちの誰にでも備わっているものです。

例えば、

  • 人と話すことが上手な人。
  • 人の長所を見つけることが得意な人。
  • 計算が早い人。
  • 可愛いイラストが描ける人。
  • 毎日日記をコツコツ書いている人。

これらは全て才能です。

これらはどのように適職に活かされるのかを考えてみましょう。

人と話すことが上手な人は接客業に、

人の長所を見つけることが得意な人は教師に、

計算が早い人は数学家に、

可愛いイラストが描ける人は漫画家に、

毎日日記をコツコツ書いている人は作家に

向いているかもしれませんよね?

でも、道はそれだけではありません。

人と話すことが上手な人が教師になったっていい。

人の長所を見つけることが得意な人が数学家になったら新しい発見ができるかもしれない。

計算が速い人が漫画家になれば、効率的に原稿が挙げられることもあるでしょう。

可愛いイラストが描ける人が作家になったらよりイメージが伝わりやすくなるかもしれない。

毎日日記をコツコツ書いている人が接客業になれば、お客さんと色々な会話ができるでしょう。

このように、才能はどんな仕事にも活かすことができるのです。

2.やりたい仕事を見つける

自分の適職がわからないあなた、自分がやりたいと思うことはありますか?

漠然としていてわからない、特にやりたいことなんてない、という場合は、次の方法でやりたい仕事を見つけてみてください。

・やりたくない仕事を挙げる

やりたい仕事が思い浮かばない場合は、逆にやりたくない仕事を挙げてみましょう。

これは自分には無理だな、と思うものをピックアップしてみてください。

そこに入ってこないものは

  • やってみても良い
  • その仕事のことを知らない
  • そもそも興味が無い

のどれかだと思います。

興味がなくてもその仕事のことを知れば興味がわくかもしれませんから、候補に残せます。

・自分にできる仕事を挙げる

次は、自分にできる仕事を考えてみることです。

やりたい仕事というと、面白くて楽しい仕事を思い浮かべていませんか?

やりたい仕事とできる仕事は違います。

自分にできることは何なのかを考えてみて下さい。

自分にできることは、必ず誰かの役に立てるということです。

・続けても苦にならない仕事を挙げる

ほとんどの人にとって、1日で一番費やす時間が長いのが「職場」です。

長時間続けても苦にならない、かどうかを適職選びの基準にしても良いでしょう。

接客が苦手な人が営業の仕事をし続けるのは辛いと感じるかもしれませんし、細かい作業が苦手な人が単純作業をし続けるのは辛いと感じるかもしれませんよね?

自分にとって、どんな仕事であれば苦にならないか、を考えてみましょう。

3.やりたい仕事=適職だとは限らないことを理解する

幸いなことに、やりたい仕事が適職であるとも限りません。

例えば、漫画家になりたいと思っても、良いストーリーが思い浮かばず、絵を描くのも苦手だったら、漫画家にはなれませんよね?

どんなにファッションが好きでも、お客さんと接するのが苦手だったら、アパレル販売員にはなれませんよね?

好きこそものの上手なれといって、好きなことなら努力次第で克服できることもあります。

実際、勉強してスキルを磨いてやりたいことを適職にしている人も多くいます。

それでも、やはり「適性」というものは存在します。

反対に、適職もわからないし、やりたくもないと思っていた仕事を続けるうちにそれがスキルとなり、気づいたら自分の適職になってしまっていた、という人もいます。

つまり、やりたい仕事を適職にできるなら万々歳ですが、そうでなくとも投げ出すには早いということです。

やりたいと思うこと、自分にできること、色々な側面から適職を考える必要があるでしょう。

4.なぜその仕事がしたいのか? を考える

やりたい仕事が出てきた人は、なぜその仕事がしたいと思ったのかを考えてみて下さい。

年を取るにつれて、一歩踏み出すことを躊躇してしまう人もいると思います。

そんなとき、理由をしっかり持つことで、それが前進する原動力となり得ることもあります。

  • 趣味を仕事にしたい才能を活かしたい
  • 憧れの職業だから
  • 資格を持っているから
  • 親の仕事を継ぎたい

理由は何でもいいんです。

ただ、それがマイナスな理由であるのなら、考え直したほうが良いこともあります。

もちろん環境や状況にもよりますが、現状に向き合わずに答えを急いでしまうことは得策とは言えません。

一本筋の通った理由を持っていないと、どんな仕事でもうまくいかない可能性があるからです。

適職がわからない人は、適職を見つけたいと思う理由から、再度考えてみると良いかもしれません。

5.適性について考える

就職面接で

『前職は自分に向いていなかったが、今回の仕事は自分に向いていると思います。』

とアピールする人がいます。

しかし、面接官が気になるのは、やったこともないのに「なぜ、向いていると思うのか? 」ということです。

適性を示すには、それだけの根拠が必要です。

それでは、適性とは、どのように調べたら良いのでしょうか?

・適職診断を受けてみる

今は転職サイトでも『適職診断』が受けられます。

適職がわからないという人は、一度受けてみても良いと思います。

ただし、この結果が全てではありません。

例え、『トリマー』が適職と出たとしても、動物アレルギーがあってはできませんし、そもそも興味のない分野であれば想像もつきません。

あくまでも参考にしましょう。

・実際に働いている人の話を聞いてみる

知り合いに希望する職業の人がいれば、その仕事の実態を聞いてみると良いでしょう。

知人がいない場合でも、今はネットで情報が得られる時代です。

転職サイトに登録して、クチコミを見たり、質問したりすることで詳しい情報が得られます。

・アルバイトをしてみる

今まで一度も携わったことがない分野であれば、いきなり就職するのではなく、試しに経験してみることも大切です。

実際に働いてみなければわからないこともたくさんあります。

短期でも良いので、実際にやってみると良いでしょう。

まとめ

適職がわからないと思っている人は、実は自分自身のことがよくわかっていません。

やりたいことは何か、そして自分にできることは何なのか、を理解することで適職は見つかります。

思い描いていた未来とは異なる今があっても、そこが自分の能力を発揮できる場所であるのなら、十分に適職であるといえるでしょう。

いくつになっても遅すぎることはありません。

やりたいことがあるのなら、ぜひ、その1歩を踏み出してみましょう。

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