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あなたは何世代?世代とその特徴

世代 特徴

最近、10年、20年前のアイドル動画がテレビ番組で主流です。聖子ちゃんカット、横浜銀蝿のリーゼントヘア…そして小指を立てて持つマイクに、誰もが口ずさんだメロディーライン…

中でも民放3大歌謡番組の「夜のヒットスタジオ」(フジテレビ、1968年-90年)、「ザ・ベストテン」(TBS、1978年-89年)、「ザ・トップテン」(日本テレビ、1981年-86年)など、親子3世代で楽しめた音楽番組はリバイバルで高視聴率です。

歌謡曲がJ-POPに変わっても、同世代の想いは鮮烈。今回は、歌を通した年代世代の特徴を『小ネタ』として並べてみたいと思います。




コミュニケーションを取るために、知っておきたい「世代のポイント」

絶対王者 といわれる「バブル世代」

バブル世代は1965年(昭和40年)から1969年(昭和44年)生まれ。

特徴は、1966年(昭和41年)生まれが極端に少ないこと。この年は丙午(ひのえうま)に当たり、特に丙午の女は「男を食い殺す」という迷信があります。実際、この丙午を含むバブル世代が、日本最高の好景気を食いつぶしてしまっているのは事実かも知れません。

数字で見てみましょう。

バブル世代の就職時、1991年の有効求人倍数は1.40倍です。さらに、大卒だけ見れば、リクルートの調査で最高値が2.86倍に達しています。

音楽シーンは、躍動感溢れるものが多いのが特徴。

矢沢永吉や横浜銀蝿が時代の寵児であり、おニャン子クラブの全盛期と同世代。ノリがよく、世代間コミュニケーションが非常にうまいのもポイントです。DCブランド(コム・デ・ギャルソン、BIGI、メルローズなど)などのモノトーンファッションの最終期にも当たり、自分の個性を発揮する力が高いのです。

バブル世代が王者たる風格を表すものに「食」があります。

東京ガス都市生活研究所は、世代間のライフスタイルを調査し、名付けたのが「宴食(えんしょく)世代」。バブルの時代の食の贅の極みを経験しているのです。

バブル後期は「遊食(ゆうしょく)世代」と呼ばれ、食そのものがエンターテインメントとして楽しまれます。新しいものに貪欲である反面、自分の能力への高評価を求める「自信家」が多い世代でもあるのです。

バブル崩壊後の「宴の後世代」

「バブル世代」のすぐ年下の世代は全く違う文化世代です。1971年(昭和46年)-1982年(昭和57年)生まれには、バブル世代のパワフルさはありません。

この世代は、まさに「食い散らされた宴会テーブル」の後で登場した人たちです。団塊ジュニアといわれる人々は、親が団塊の世代であり、日本の人口では最も多い世代。競争の中で育った世代の子ども達であり、堅実な道を選ぼうとする人が多いといえます。就職では公務員志向が多いのも、この世代の特徴です。

ですが、バブル反動の時代で就職期を迎えたことから、バブル時代への反抗心が高いのも事実。会社でもかなりの人数があぶれ始めるバブル世代に、厳しく追いつめる気概がありますので、共通したコミュニケーションツールが必要です。

歌謡曲では、アイドル全盛期であり、おニャン子クラブがシンボルですが、浮き沈みが多いのもこの世代の特徴です。

この世代は、子ども自分にワープロ、高校時代にはパソコンが存在していたため、IT技術者の中核になっており、またアニメやゲームに精通していることから、クールジャパンの原動力でもあります。そのため、論理的な思考力が強く、集団的な行動にも対応しつつ、消費傾向は「自分のため」という意識がはっきりしているのです。

昭和を知らない「ゆとり世代」

バブル、バブル破綻、そしてその後に現れるのが「長期デフレ」の世代です。

経済は生き物であり、全ての人の購買活動に直結します。バブル時代なら、財布の中身よりも少々背伸びをして家や車を購入した人たちも、バブル崩壊後は財布を2種類持ち、堅実な消費と自分への投資という二刀流のライフスタイルをこなしています。

ところが、ゆとり世代は1987年(昭和62年)からの生まれは、更に徹底したデフレ世代。財布の中身よりも、まずはどんな財布にするか、から理詰めで考えます。必要なものは購入し、不要なものは一切購入しない。株式会社カカクコムが、2009年に行った調査によれば、この世代にあたる20代の42.9%が「お酒に興味がない」と感じており、会社内の飲み会を拒否する世代です。

この世代にいえることは、「社会不安」と「個人不安」です。長期デフレの原因は、活力ある世代がやらかしたバブル崩壊(経済の失敗)と学習してきています。好景気を知らず、また多くの企業の創業の苦労を実感していません。

生まれたときから情報化社会であり、マニュアル化したシステムを使いこなすことが当たり前。選択能力が高いのですが、冒険心には乏しい内向き指向が多いのです。

ただ、自分のスキル向上には熱心であり、世界的なビジネスプレーヤーから、スポーツアスリート、アーティストなどが多く生まれています。この世代を発想力が磨けるような環境におけば、上の世代にも刺激になるはずです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

このように、アラフィフの絶対王者「バブル世代」、40代以下の「宴の後世代」そして30代以下の「ゆとり世代」と、経済環境に翻弄された世代の特徴はまさにバラバラといえます。

ですが、肉食系動物と草食系動物が共存するように、世代間の特徴をつかめば、仕事もプライベートもうまく事が運べるのではないでしょうか。

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