『もっと前向きな自分になりたい』
そう考えたことがある人は、意外に多いのではないでしょうか?
例えば、職場や学校、あるいは家庭内や恋愛、友人関係の中で、思いがけないミスをしてしまうことは誰にでもあると思います。
その時、『ついていないな』と嘆くか、『こんな事もあるさ』とひょいと乗り越えるか。
それは置かれた心理状態に起因します。
漠然とした不安が心の根底にあると、ささやかなファクターですらマイナスの要素への呼び水になってしまいます。
今回は、そうならないように自分を導く為の自己暗示のかけ方を9つ紹介します。
自己暗示というと何だか難しそうですが、要は考え方にちょっとした『くせ』をつけてあげることです。
物事の二面性について考えてみる
おみくじで『凶』を引いて落ち込んだ時に『今が一番悪い時、これから良くなるばかりだから大丈夫』そう言ってくれた友人がいました。
その言葉でスーッと気分が明るくなりました。
ついていないと感じる時は、これから運気が上がるのだからと考えましょう。
占いは今日を幸運にすごすポイント
巷には、いろいろな占いがあふれており、目にする機会も多いですね。
必ずしも良いことばかりでないのが占いというものです。
そんな時は『ラッキーカラー』や『ラッキーな場所』等、幸運を運んでくれるものに目を向けましょう。
今日のファッションに取り入れる、その場所に行けなくても想像してみる。
それだけであなたの一日はいつもより幸運に恵まれるはずです。
ラッキーアイテムを見つけましょう
人には、身につけて落ち着く物、心地好く感じる物があります。
それは、その物とあなたの相性が良いということです。
あなただけのお守りを見つけるのも、楽しくありませんか?
微笑んでみましょう
赤ちゃんや小さなお子さんの無邪気な微笑みを目にすると、心がほぐれて微笑み返したくなりませんか。
これは子供から大人まで、共通の距離の縮め方です。
誰かと対面したら、まず微笑みかけてみましょう。
きっと相手も微笑んでくれるはずです。
笑顔がある場所には、良い運気がやって来ます。
笑顔のイメージトレーニングは目を閉じて、あるいは鏡の前で行いましょう。気付けば口角が上がっています。
『すみません』を『ありがとう』に置き換える
誰かに親切にされたり、助けてもらった時、『すみません』とつい口にしてしまいませんか。
ほんの少しだけ意識して『すみません』を『ありがとう』に置き換えてみましょう。
謝罪から、感謝の言葉に変化します。
もちろん、受け取る相手のイメージもネガティブからプラスのものに変わります。
時々したいマンウォッチング
あなたの周囲に、『素敵だな』と感じる人物はいませんか。
家族や友人や、あるいは上司や同僚、近所の方かも知れませんね。
時々、その人の行動をそっと観察してみましょう。
そうすると、その人の素敵さが具体的に見えて来ます。自分が行動を起こす時、『その人ならどうするかな?』と仮定してみましょう。
あなたも素敵な対応ができるはずです。
自分を楽しんで観察する
次に、自分自身も客観的に観察してみましょう。
今日の髪型、ファッションは決まっているかどうか。そういう所から始めて、その日の自分の言動を採点してみましょう。
良かったこと、反省点はスケジュール帳などに簡単にメモし、時折読み返してみましょう。
反省点はあなた自身を素敵にプロデュースするヒントです。
昨日を明日へ持ち込まない賢さ
スケジュールにメモしたら、昨日の失敗はそこでいったん忘れましょう。
失敗してしまうと、ついくよくよ考えがちですが、引きずる必要はありません。
反省点のみ、活かせば大丈夫です。
人間は寝ている間に、疲れた神経や壊れた細胞を再生します。気分が落ち込んだ時こそぐっすり眠って、心もリペアしましょう。
翌日スッキリ目覚めれば、新しい気持ちで今日という日に向かい合えます。
就寝時にかける自分への魔法の言葉
人間は眠りに就く瞬間に、一番暗示にかかりやすいと言われています。
そして、不思議なことに、暗示にかかると、その通りのことが身体に起こる現象があります。
いわゆるプラシーボ効果です。
プラシーボ(Placebo)の語源はラテン語の『I shallplease』(私は喜ばせるでしょう)に由来しているそうです。
自分を喜ばせる言葉をどんどんかけてあげましょう。
・明日肌がすべすべになっている
・明日は体がすっきりしている
・ダイエットに成功して理想的なスタイルになっている
・落ち着いて行動でき全てが上手くいく
など。
可能なら声に出してイメージを描きながら、笑顔で眠りましょう。
理想のあなたに一歩近づいた目覚めが待っているはずです。
まとめ
いかがでしたか?
ここであげた自己暗示の9つの方法は一つ一つはそれほど難しくありません。
そして全てを同時に行う必要もありません。
一番のポイントは、自分をいかに心地好く喜ばせる言葉をプレゼントしてあげるかということです。
お気に入りのノートに、思いついた言葉を書き留めるのもいいですね。
楽しく前向きな自分をプロデュースしましょう。