自意識過剰とはちょっと違う、でも自分アピールはしつこいほど続けてくるアタッカー。
自己主張が強い人にみられる特徴は、決して悪気はないということです。
『ここは自分がハッキリと意見を言わなければ』『これは自己主張しない人の代弁でもある』と正義感から自己アピールにつながってしまうこともあります。
しかし、実際に自己主張が強い人が隣にいたら、そしてその人と毎日のように顔を合わせるとしたら…。
そんなアナタにおくります、今回は自己主張が強い人の扱い方です。
自己主張が強い人に話や距離を合わせない
対処法は、まず相手の習性や特徴を知ることが大切です。
自己主張が強い人は決まって『話を聞いてくれる人にしか寄ってこない』という習性があります。
もし、周囲に自己主張が強い人がいるのであれば、それは話を聞いてくれる『聞き上手』なあなたに的を絞っているのです。
いわば、自己主張が強い人にとって聞き上手の人は、ホタルの光るお尻のようなものです。誰かと喋っているあなたを見て『この人なら私を満足させてくれる』と思ったらまっしぐらに飛んできます。
聞き上手な人ならなおさらの事、その距離に気をつけなければなりません。
相手との間合いが縮まれば、それだけ密接になりますし、密接な関係ほど無遠慮で無頓着になりがちです。
できるだけ相槌と称賛を控える
自己主張が強い人にとって何が一番嬉しいこと、それは相槌と称賛です。
すごいね、と言われれば自己主張が強い人はすぐに有頂天です。相槌だけでも十分満足ですが、その先に『すごいね』が待っているとわかっていれば、マシンガンのように主張を続けます。
一度気持ちよくなると、刺激を求めてさらなる欲求が突き上げてきますから、ここは少し相槌や称賛を控えてみましょう。
まずは、正面から顔を合わせて話をしないことです。
相手の視界にあなたしか入っていない時には、強い自己主張が始まります。体や顔を少しだけ背け、相槌も相手が喋り終わった後だけ、相槌を打つようにするのです。
自己主張が強い人には、例え遠回しであってもそれを自覚させるしかありません。お話は聞きます、でも強い主張はなるべく控えてくださいというスタンスを見せましょう。
ただ、自己主張が強い人の中には、とても話が面白い、ウィットに富んだ話をする、ごく普通に話をしている分には楽しい、という人もいるので、そこは個人の判断にまかせます。
できるだけ集団の中で過ごす
自己主張が強い人と一対一で過ごすとストレスが溜まってしまいます。自己主張が強い人と一緒の時は、なるべく集団の中で過ごすようにしてください。第三者がいる場合、少しでもその態度に変化が出るはずです。
自己主張が強い人に対しては、他の大勢の人が同様に感じています。
集団の中で自己主張を始めた時にすかさず『圧力がすごいよ』『抑えて、抑えて』など、この時とばかりに自分アピールを改善してもらうことも期待できます。
万が一、集団の中で自己主張が強い人の存在が浮いて口論になるようであれば、そこは仲裁に入りましょう。一対一のタイミングで正面から強烈な自己アピールをすることだけが少々難、というだけなのですから。
相手の自己主張に否定は厳禁
自己主張が強い人が一番嫌うことは、否定をされることです。
仕事上で提案をした時に却下される、手がけたものに修正を加えられるといったことには、自分を正当化して恨み言すら口にすることがあります。否定をされることは、イコール、人格まで否定されることと同様に受け取ってしまうのです。
そんな大げさな、と思うかしれません。
しかし、自己主張が強い人ほどもろ刃の剣なのです。さらに自分を強調するべく、今度はケンカ口調でからんでくることもあります。相手を否定してはいけません。1を言えば10返ってきます。
そうかといって、過度に同調しているとさらなる自己主張をしてきますから、距離をとりつつ『心持ち薄め』の反応をしていきましょう。
自己主張が強い人の中には、自分の好みでない反応をする相手にチクリと刺すような言葉を投げかけることがあります。そんな時こそ、黙ってやり過ごすのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
『自己主張が強い人』といえば聞こえはいいけれど、結局は『自分が一番でなければ気が済まない』と陰口を叩かれることが多いタイプです。
それでも、内面はナイーブだったり、努力の塊だったり、実のところこれまで褒められたことがない環境で育ってきたり、と何もないところから自己主張が強い人は生まれないのです。
『決して悪気があるわけではない』『本当は悪い人ではない』という内面を見つけてあげられた人なら尚更のこと、自己主張が強い人をコントロールしましょう。傍にいるのがイヤというのであれば、相槌や賛同をしなければよし、自己主張が強いことを難点のひとつとしてとらえているなら、やんわりとした関係を築いていく事が良いでしょう。
まさに私は自己主張の強いタイプの人間なのですが、主張しない者ばかりが集まる会議では何か発展するものはあるのでしょうか?
この疑問も著者様は何の根拠もない意見と一蹴出来るのでしょうが、
この記事はあたかも主張する者は悪いやつ、面倒で嫌われるやつのような書き方をしているように見受けられました。
これだと主張する、出来る者が萎縮してしまいます。
意見が出てこなくなってくると、間違いなくその集団は停滞しますし、衰退します。
このような書き方は、私がそのようなタイプの人間だからかもしれませんが、「出る杭は打つ」的な嫌らしいもののように感じました。
もしや、筆者様も自己主張の強いタイプの人間なのでは?
著者様の掲載した記事への反対意見として自己主張を全くしない人への対処法などをまとめた記事も書いていただけると面白いと思います。
コメントありがとうございます。
お気を悪くされたようですね。
その事について、素直に申し訳なく思います。すみません。
ただ、Renyさんならお分かり頂けると思いますが、自己主張が強いのも、弱いのも『程度の問題』です。何事も偏りすぎると歪ができやすいですから。
そういった点で、今回の記事は、偏りすぎですかね^^;
ご提案頂いたように、今度は、自己主張を全くしない人への対処法について記事にさせて頂こうと思います。
良いコメントありがとうございました。
自己主張を全くしない人への対処方について記事させていただきました。
自己主張できない・しない人への7つのアプローチ術
また、コメント頂ければ嬉しいです。
こういうコメントしちゃう所が正に自己主張強いってことがわかってないのかね(笑)
アンタが言う会議の場面云々じゃなく、自己の快楽と満足の為に自己主張してる人の事を書いてるワケで、あなたみたいな人に対して困ってる周囲の人間が大勢いるのよ。
だから筆者さんは対処法を書いてくれたんだけどなぁ…。
内容を良く読解したほうがいいと思う。
釣りコメントだったら、釣られた〜。
この記事を読んで、本当に心が楽になりました。ありがとうございます。
会議でも、プライベートのここぞというときにでも、自分の意思や意見は伝えるようにしていますが、相手の意見は尊重し、否定はしないように心がけています。
ただ、相手を尊重する気もなく、頭ごなしに否定したり、自己主張が強すぎる人に当たったとき、こちらが普段している、尊重やひとまず肯定しようとするエネルギーが枯れてしまいます。
正直、面倒くさい…関わりたくない…疲れる…消耗する…と。
彼らの主張は主張で尊重し、自分の精神や領域を守るためにも、適切な距離をとろうと思います。
私自信がまさに記事通りの人間でした。昔から友達と呼べるほど親しい人はいないですし、損な性格ですよね。そういった性格を直そうと思ったり、考え方を改めないと本当に孤独になってしまいます。
同類を見つけたら「ああ、自分は昔こんな人間だったのか。相手に対してなんて失礼だったんだろう」と反省しつつ、そういう人には同情などせず身を引いて付き合うようになりました。
自己主張の激しい人は孤独にさせることが、誰も傷つかず相手も成長するキッカケを掴める対処法だと私も思います。
とはいえ現代はネット社会です。SNSや掲示板ではどんな主張でも絶対数が大きいため賛同者が少なからず存在します。そういう意味では自己改革が遅れる原因になっています。
蛇足ですが、Reny氏の言い分は記事の論点とはズレています。
これはあくまでも個人同士で付き合うときの話です。仕事は性格ではなく能力で雇われていますから、結果を出すため主張を出していくのは当然のことですよね。
しかし、彼の発言をのらりくらりとかわすserendipity氏も流石と思いました(笑)
記事を読ませてもらいました。
私の父親が正にこのタイプで、加えて威圧的で人を見下す人です。
会社の中だけの付き合いなら、記事通りの対応で大丈夫な気がしますが、家族となると客観的に考えられません。
1言えば10返って来ますし、話を最後まで聞かず頭ごなしに否定です。
会社なら賛同、賞賛でその場は凌げますが、
家族の場合は全てを滅茶苦茶にします。
身内にこういうタイプがいる場合の対処法が知れたら嬉しいです。
自己主張する人はその主張が絶対正しいと表現してるのだと思います。
ただ絶対正しいかもしれませんが、それはその人が正しいと信じているだけで
他の人はまた別の意見があると思います。まずそれを理解して頂きたいと思っています。
私は自分なりの主張はありますが、決して他人には言いません。聞かれたら私はこう考えている。と答えます。世の中には法律を犯す以外に絶対正しいことは無いと思っています。
基本的自己主張の強い人とは距離を置いて付き合ってます。
自己主張する人はその主張が絶対正しいと表現してるのだと思います。
ただ絶対正しいかもしれませんが、それはその人が正しいと信じているだけで
他の人はまた別の意見があると思います。まずそれを理解して頂きたいと思っています。
私は自分なりの主張はありますが、決して他人には言いません。聞かれたら私はこう考えている。と答えます。世の中には法律を犯す以外に絶対正しいことは無いと思っています。
基本的自己主張の強い人とは距離を置いて付き合ってます。
たとえば社会人として、会議の席で意見を述べるのであれば「私はこの議題に対してこのような方向性がいいと考えています。ただこの意見はあくまでも私の見解であり、他の意見があって当たり前と思っております。他にあれば是非意見を述べてください」と言えばいいと考えます。問題は表現の仕方で、「この方向性でなくては絶対だめだ」とかが問題であり、
「この方が絶対合理的だ」と言い切るのが良くないと考えます。友人ですが
「朝は日経新聞は社会人として、朝読むべきだ」とか仕事以外でも「競馬をする奴はその気がしれない」とか、「パチンコは時間の無駄だ」とかいう友人がいます。
大きなお世話です。時間の使い方、お金の使い方は本人の価値観を否定してます。
この友人は友達が少ないです。
自己主張の強い人は意見の成否に関係なく最終的には周りから足を引っ張られるか、その人よりもアクの強い強烈なキャラクターに良いように利用されるかで終わる。
相手の意見がわからない無知で能力のない者の振りをして上手にかわす人こそが一番利口だし、仕事ができる人はそちらしか見ないし評価もされている。
最近やたら自己主張がしっかりしてると収入が高いなど、心理学者の受け売りみたいな酷い考察が乱立しているが、そういう人が天下をとれるのは将来性のないような会社だけ。