「第一の目」は、本来の目を意味し、「第二の目」は視覚の代わりとなる他の知覚器官(聴覚や臭覚など)を意味します。
そして『第三の目』とは『サードアイ』とも呼ばれ、いわば「内なる目」という表現もできます。
とても神秘的な話のように聞こえますが、眉間の上あたりにあるといわれる第三の目は、脳の松果体がつかさどるチャクラであり、開眼すると、直観力がさえわたり、セルフコントロールが上手くできるようになると言われています。
それでは、第三の目が開眼すると何ができるようになるのか、そして、どうすれば開眼できるのか、その方法を詳しく見ていきましょう!
第三の目(サードアイ)が開眼すると何ができるの?
第三の目は『第6チャクラ』
人体には、「気(エネルギー)」の出入り口が7つ存在しています。
第三の目は、その6番目にあたり、眉間の中央あたりに位置しています。
それぞれのチャクラには役割があり、第6チャクラは、目、神経系、感覚器官、脳との関連が深く、直感や知恵を象徴としたチャクラです。
このチャクラから入ってくるエネルギーは、とてもスピリチュアルなもので、いわゆる「第六感」ともよばれる能力です。
真実を見抜く力がつく
「インディゴチルドレン」をご存知でしょうか?
1970年代後半以降、使命感を持ち、望んでこの地上に生まれてきた魂のグループのことです。
なぜ、彼らがインディゴチルドレンと呼ばれるかというと、そのオーラがインディゴカラーだったから。
彼らの特徴の一つとして、今回のテーマである「第三の目の覚醒、発達」があげられます。
インディゴチルドレンには、偽善は通用しません。
本当の愛情なのか、すぐに見破ってしまうからです。
たとえば、相手が怒っているとき、本当に自分を思ってのことなのか、周囲の目を気にしてのことなのか、彼らには一目瞭然なのです。
こうした真実を見抜く力は、まさに第三の目が開眼している証といえます。
相手の言葉の真偽、膨大な情報の取捨選択などが鋭くなるのです。
ちなみに、第6チャクラの対応カラーも、藍色=インディゴブルーです。
インディゴチルドレンとは?【特徴】【使命】【容姿・見た目】【雰囲気】【覚醒】直観力が高まる
第三の目は、肉体でいうと、脳の松果体という部位に対応しています。
そして、この松果体は、体の成長や代謝などのホルモンに影響を及ぼします。
また、松果体は、直感と知恵に由来する場所でもあり、第三の目が開眼すると
- 「ふっと、思いついた」
- 「言葉がおりてきた」
- 「急に理解できるようになった」
などの変化が感じられるようになります。
想像力が豊かになる
日々の生活の中で、「なぜ、繰り返しこのようなことが起きるのだろう」と感じたことはありませんか?
そんな時、第三の目が開眼していると、内なる自分(ハイヤーセルフ)から、肉体的な自分自身を見つめることができます。
すると、「この出来事はきっとこういう変化を私にもとめているのだろう」という、イマジネーションが働くようになります。
この想像力というものは、あなたの成長に欠かせないものです。
あなたにビジョンを与え、そこまでたどり着くために必要な事柄を、ヒントとして示してくれるのです。
夢に関する理解力が上がる
第三の目は、睡眠中の「夢」を支配するチャクラです。
夢というものは、つじつまが合わなくて不思議な場面が繰り広げられることが多く、理解できないことがほとんどです。
しかし、夢の中には、とても重要なヒントや情報が盛り込まれていることが多いので、できるだけ、その意図を理解した方が良いでしょう。
第三の目が開眼すると、夢に関する理解力が格段に上がります。
最初は「怖かった」「悲しかった」「嬉しかった」などの単純な感覚だけですが、次第に普段アプローチしていない脳の潜在的な能力が刺激され、
たとえば
- 「怖かったけど、実は誰かが助けようとしていた」
- 「それは知らない人だと思っていたけれど、もしかしたら友人だったかもしれない」
- 「連絡してみよう」
というように、点と点が結ばれ、線になり、意外な方向に導かれたり、展開していったりするようになります。
セルフコントロール力がつく
あなたは、自分自身を本当に理解していますか?
自分のことは自分が一番わかっている、と思う人が多いでしょう。
しかし、意外と自分で自分のことが見えていません。
第三の目のチャクラ(第6チャクラ)は、自分自身を理解する、人生でいうところの「おとな」を意味し、自分自身の調和、他者との調和などをテーマとし、「肉体的な自分自身」と「内なる大いなる自分(ハイヤーセルフ)」との調和を図り、心身の健康を保つ役割を果たしています。
くじけそうになるあなた自身を支え、バランスを保とうとするのも、もう一人のあなたです。
あなた自身があなたをコントロールする、その力が強化されるのです。
サイキック能力が覚醒する
たとえば、遠く離れている知人のピンチを感じたり、それが実際にビジョンとして見えたりすることもあります。
これは、テレパシーと呼ばれるサイキック能力です。
こうした能力は第六感とともに、第三の目のチャクラと深く関わりがあります。
ところで、サイキック能力には、様々な種類があります。
あなたが知っているサイキック能力には、どんなものがありますか? どんなサイキック能力に憧れますか?
第三の目(サードアイ)を開眼させる方法
では、どうすれば、第三の目(サードアイ)を開眼させることができるのでしょうか?
第三の目が活性化すると、直感やひらめきが鋭くなり、自分の本来の夢や目標を具現化する力が強まります。
自分らしい人生を歩いていくためのひとつの選択肢として、第三の目を活性化する方法を以降でご紹介します。
アファメーションを使う
第三の目を活性化するには、長い時間がかかったり、修行のようなことが必要だと思っていませんか?
実は、その思い込みが、第三の目を活性化する妨げになっているのです。
見えないものが見えたり、聞こえたり、感じたりするのは、特別な能力がある人だけの、特別な力ではありません。
実際、小さなころから活性化している特別な人はいますが、第三の目は、20歳を超えてからその能力が開花することがほとんどです。
そして、誰でも練習をすれば、第三の目は活性化されていきます。
「私の能力は無限大です」
そのようにアファメーションして、先入観を取り除くことが、第三の目を活性化するために、一番はじめにすることなのです。
瞑想をする
瞑想というと、心を無にして、何も考えないようにしないといけないと考えがちですが、それは、たくさんの修業を積んだ修行僧にしかできないことかもしれません。
誰でもできる瞑想の方法としては、軽く目をつぶり、心を落ち着けて、深呼吸をして、第三の目のある額の真ん中~眉間のあたりに意識を集中するやり方でしょう。
ムズムズしたり、押されているような感じがしてきたら、第三の目が活性化されている証拠です。
瞑想中は、何か考え事が出てきてもかまいませんが、吸って、吐いて…と、呼吸に意識をむけるのも、一つの方法です。
はじめは、何も感じないかもしれませんが、5分程度で良いので、毎日、瞑想の時間を作るように心がけましょう。
藍色のものを見る
第三の目がある第6チャクラに対応する色は、藍色です。
そのため、藍色を見たり、イメージすることで、第三の目は活性化されます。
星空をじっと見上げてみたり、藍色切子(あいいろきりこ)などのきれいな藍色を眺めたり、その色そのものをイメージしてみると良いでしょう。
また、青や藍色ものを身につけたりするのも、効果的です。
第三の目を活性化したいときには、意識して、藍色のものを身に着けたり、目に触れるところに置くようにしてください。
オーガニックの食べ物にする
第三の目が活性化している人の中には、添加物や農薬の入ったもの、水道水を口にしない人がいらっしゃいます。
なぜなら、それらを口にすることで、第三の目の働きが鈍ってしまうから。
第三の目の活性化に良い食べ物は、インディゴ(藍色)フードとも呼ばれていて、自然の色で、濃い赤紫~濃紺、黒色のものです。
例えば、ブルーベリー、プラム、レーズン、ブラックオリーブ、黒豆、昆布、ダークチェリー、紫キャベツ…などがあります。
オーガニックのものが流行りはじめて久しいですが、健康のためだけでなく、自分らしい人生を歩んでいくためにも、口にするものには気を付けたいですね。
アロマオイルを使う
第三の目を活性化するには、チャクラに対応するアロマオイルを使うのも、効果的です。
第6チャクラに対応するのは、フランキンセンス、バジル、ローズマリー、タイム、ジュニパー、レモングラス、パチュリ…などがあります。
これらのアロマオイルは、身体や脳の活性化に効果があると言われていて、特にローズマリーは、精神や意識を上昇させるのに役立ちます。
第三の目を活性化するには、アロマオイルの香りを嗅いだり、額のあたりに塗ると良いです。
ただ、肌につけるときは、1%以下に希釈するなど、アロマオイルの使用方法を守るようにしましょう。
情報をシャットアウトする
私たちの生活は、たくさんの情報であふれています。
その中には、必要でないものもたくさんあり、それが、第三の目を鈍らせ、本来の自分らしい生き方をする妨げになっています。
時には、スマホ、テレビ、パソコンをOFFにして、情報から離れて過ごすことも大切です。
その代わりに、ゆったりとした音楽をかけ、好きなように、体を動かしてみましょう。
第三の目の活性化には、直感に従うことが必要です。
また、スピードが求められる現代社会とは反対に位置する、ヨガや太極拳などのゆっくりとした動作は、体や人生のバランスをとってくれます。
太陽の光を浴びる
朝一番に太陽の光を浴びることは、松果体を活性化するのに役立ちます。
肉体的には、松果体に第三の目があるので、松果体を活性化することは、第三の目を活性化することにつながります。
太陽の光を浴びるときには、光を取り入れる呼吸法を一緒におこなうと、より効果的です。
その方法は、まず息を口から全部吐き切り、吐き切ったら、鼻からゆっくりと息を吸い込みます。
その時に、第三の目から太陽の光、もしくは、藍色の光が身体の中に入ってくるイメージをします。
古いものを吐き出し、キラキラした新しいものを取り込むイメージで、3~5回おこないます。
朝一番に太陽の光を浴びることは、身体にエネルギーを取り込むことになります。
いつもより、ちょこっとだけ早起きして、身体も心もリフレッシュしながら、直感力も鍛えられると、一石二鳥ですね。
第三の目の開眼の前兆
第三の目が開眼する際の前兆として、次のような症状が体にあらわれることがあります。
眉間のあたり(第三の目)がむずむずする
瞑想などをすると、眉間のあたりがむずむずする感覚を覚えることがあります。
むずむずする代わりに、圧迫感を感じたり、もわぁ~とするような感じになることもあります。
これは意識が高次元につながり、エネルギーが集中している証です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
第三の目が開眼すると、超能力が開発されることもあります。
そのため、そこが注目されがちですが、第三の目を開眼する目的はそこではありません。
第三の目が活性化し、直感やひらめきが強化されると、自分にとって何が良いのか、自分の望む人生には何が必要なのかがわかるようになっていきます。
そして、それは、自分らしい人生を歩んでいく道しるべとなり、自信やパワーにつながります。
それこそが、第三の目を活性化することの真の目的です。